苦難に連れ添う守護霊の秘密|不幸の意味と魂のシナリオ

2018年4月13日金曜日

人生問題 霊界

夜中、目が覚めて誰もいない部屋で泣いた経験は、ありませんか。

仕事で追い詰められたとき、人間関係に裏切られたとき、大切な人との別れがやってきたとき。

誰にも見えない場所で、たったひとりで嗚咽したことが、私自身にも、これまで何度かありました。

けれども、霊的な視点に立つと、あなたが「ひとり」と感じているそのときこそ、もっとも近くで寄り添ってくださっている存在がいます。

夢のなかで助手席に乗っていた、見えない伴走者

かつて私自身が深い苦難のなかにあったとき、こんな夢を見ました。

私は曲がりくねった道路を運転していて、行く手にはあちこちに障害物が置かれています。

助手席には、姿のはっきりしない誰かが座っていて、私に静かにアドバイスを送ってくださっていました。

事故が起きやすい急なカーブにさしかかると、その方は穏やかな声で、こうおっしゃいました。

「難しいとわかっていても、実際に運転してみると、なかなか思い通りにできないものですよ」

目が覚めたあと、私はその夢の意味を、しばらく胸に置いていました。

道路は私が歩んできた人生そのものを表していたのでしょう。

曲がりくねりや障害物は、生まれる前にあらかじめ織り込んできた、苦難や迷いの場面でした。

そして助手席にいたあの方こそが、私の人生をずっと見守り続け、影でアドバイスを送ってくださっていた、守護霊の姿だったのです。

「地上で実際に向き合うと、うまくいかないこともありますよ」とやさしく諭してくださったあの言葉は、私の魂にとって、長く残るお守りになりました。

守護霊がいない人は、ひとりもいない

これまで多くの方から、こうしたご質問をいただいてきました。

「私には守護霊がついていないのではないでしょうか」

結論から申し上げると、守護霊様がついていない方は、地上にひとりもいらっしゃいません。

守護霊様は、あなたの魂の兄弟ともいえる存在で、生まれる前から深い縁を結んできた方です。

親のいない子がいないのと同じように、必ずどなたのもとにも寄り添ってくださっています。

ただし、その姿が遠くに感じられるときはあります。

愚痴や恨み、嫉妬や自己卑下といったネガティブな想念が、心の周りに排気ガスのような曇りを作ってしまうのです。

その曇りが厚くなると、霊界から差し込む光は遮られ、守護霊様のお導きを受け取りにくい状態になります。

守護霊様の姿は、消えてしまったわけではありません。

あなた自身の心の窓ガラスが、少し曇っているだけなのです。

守護霊と補助霊、それぞれ違う役割

「亡くなった祖母が見守ってくれている気がします」

そんなお声を伺うこともあります。

霊界の構造から見ると、ご先祖や近しい肉親が果たしてくださる役割は、正確には補助霊と呼ばれる立場にあたります。

守護霊様は、あなたの人生の全体像を俯瞰しながら、長期的な道筋を導いてくださる存在です。

一方で補助霊は、暮らしのなかの局面ごとに、そっと手を貸してくださる助役のような働きをされます。

大好きだったおばあさまが、あなたの夢に現れて、ふと一言かけてくださる。

その温かさは紛れもなく本物ですが、人生全体を導いている守護霊様とは、立ち位置が少し異なるのだと知っておくと、霊的な世界の見え方が整理されます。

守護霊がいながら、なぜ苦難はやってくるのか

「守護霊様がいるなら、どうして自分はこんなに苦しい目に遭うのだろう」

そう感じて、霊的な存在を信じきれなくなる方も、少なくありません。

守護霊様がそばにいながら、地上で苦難に出会うことには、いくつかの理由があります。

一、生まれる前に組み込んだ魂のシナリオ

病気、事故、愛する人との別離。

本人の望みとは思えないような出来事が、実は、生まれる前にあなた自身が選んできた学びの場面である場合があります。

霊界に戻ったとき、私たちは、地上での魂の歩みを振り返ります。

子どもの頃に、もっと勉強しておけばよかったと大人になって悔やむのと同じように、霊界へ帰った魂は「もっと深く愛しておけばよかった」「あの試練から逃げずに学んでおけばよかった」と、しばしば思うのです。

そのため次に生まれてくるとき、自ら積極的に苦労を引き受けるシナリオを組み、向上の機会として旅立っていきます。

二、前世のカルマを刈り取るための場面

もうひとつの理由は、過去生で行った行為のカルマを、今世で清算するためです。

たとえば前世で身分の高い立場を笠に着て、下の人を傷つけてしまった魂がいます。

霊界に帰った彼または彼女は、相手の痛みを自分のこととして体感し、深い悔いを抱きます。

そして今世では、自ら望んで、傷つけた相手の部下となり、厳しい指導を受ける環境に身を置くのです。

それは誰かに罰として課されたものではなく、本人が霊界で「もう一度学び直したい」と願って選んだ筋書きです。

三、守護霊が、向上のためにあえて選ぶ厳しさ

守護霊様は、単に幸せを運んでくださるお人好しではありません。

あなたの魂が、長い目でどれだけ向上し、人々の役に立てる存在に育つかを、心から願っておられます。

そのために、あえて厳しい場面を歩ませることもあるのです。

渦中ではただ苦しいだけの出来事が、何年か経って振り返ってみると「あの経験があったから、いまの自分がいる」と心から思えることが、人生にはよくあります。

四、ネガティブな想念が、霊的な光を遮ってしまうとき

地上にいる私たちが、悪しき思いを強く抱きつづけると、ランプのガラスが煤けて光を通さなくなるように、守護霊様の指導が届きにくくなります。

そして同じ波長のネガティブな存在を引き寄せ、不幸が重なる状態に陥ることもあります。

愛念に満ちた心には、愛にあふれた守護者が寄り添います。

人を害する思いを抱きつづける心には、同じく人を不幸にして喜ぶものが近づいてきます。

霊的な世界では、想念は本当に磁石のように、似たものを引き合うのです。

今日からできる、苦難の意味を見失わない三つの姿勢

苦難のなかにあるとき、ぜひ思い出していただきたい姿勢を三つ、お伝えします。

一つ目は、目の前で起きている出来事を、運がよかった、不運だったとひと言で片付けないこと。

「この出来事は、私に何を教えようとしているのだろう」と、静かに問いを置いてみるのです。

二つ目は、心の窓ガラスを、毎日少しずつ拭くこと。

夜眠る前に、その日の自分の言葉と思いを振り返り、人を傷つけるような心の動きがあれば「ごめんなさい」と詫びる。

たったそれだけで、霊的な通路は徐々に晴れていきます。

三つ目は、苦しいときほど、見守ってくださっている存在に「ありがとうございます」と心の中で伝えること。

感謝の念は、ネガティブな曇りをいちばん強く晴らす光です。

あなたは、ひとりで苦難を歩いているのではない

夢のなかで助手席にいてくださったあの方は、いまも私の人生のすぐ隣に座ってくださっています。

同じように、あなたの隣の助手席にも、生まれる前から深い縁を結んできた方が、ずっと座っていらっしゃいます。

運転を代わっていただくことはできません。

けれども、急なカーブの手前で、そっと声をかけてくださる存在は、確かにいるのです。

あなたの今日が、その温かな伴走の気配に気づける一日になりますように。

関連記事

もっと深く知りたい方へ

守護霊・ハイヤーセルフの全体像をまとめた完全ガイドはこちらでご覧いただけます。

守護霊・ハイヤーセルフ完全ガイド|種類・メッセージ・つながり方の真実

↓一日一回のクリックが、このブログの灯を守ってくれます
応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります

このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。

スピリチュアルスクール 宇宙の兄弟たちへ

スクールの詳細を見る

関連記事

記事の感想をXにてお寄せください
X (旧Twitter) を見る

いまの心の状態から読む

気になる入口をひらいてください。

心が疲れているとき
人との縁に迷うとき
目覚めの感覚があるとき
現実を動かしたいとき
見えない世界を知りたいとき
時代の変化が気になるとき

ソフィアの森で見つけた幸せの鍵

新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』 は、科学と古代の叡智が融合した魂の物語。生きる意味を見失った主人公が、ソフィアの森で賢者と出会い、人生を変える「幸せの鍵」を見つけ出していきます。読む人の心を癒やし、真実へと導く感動のスピリチュアル・ファンタジーです。

ブログ内を検索

自己紹介

スピリチュアルブロガー・作家の洪正幸です。🌟「私がなぜスピリチュアルの世界へ導かれたのか――驚きの体験と魂の気づきを綴った自己紹介は以下からご覧いただけます。」 ▶️[プロフィールと魂の物語を読む]

ブログ アーカイブ

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ