2019年4月22日月曜日

人々が自由で豊かな社会に生きるために


世の中で何か問題が起こると、すぐに規制に入る傾向があります

そうすると世の中は規制だらけとなり、人々の自由は制限されていき、息苦しい社会となっていきます


これは放っておけばそうなっていく法則のようなもので、日本もどんどんと自由の無い国になっていっています

規制の多い国では、人々は息苦しさを感じ、豊かさも失われていく社会となります

北朝鮮や中国のような国が、規制の多い国として挙げられるでしょう

何らかの社会での問題が起こったとして、それを解決するために、すぐに規制に走るのではなく、発展的な解決法は無いだろうかと考えてみるべきです

たとえば平成になって日本はずっと景気が低迷していました

それ以前にはバブル経済と揶揄されることもありますが、調子のよい時期がありました

その時に、土地が値上がりしすぎて、一般の人には都内の土地など、手の届かないものとなったため、政府も日銀も一致して、土地の価格が上がらないように規制したのです

すると景気は一気に悪くなり、後にバブル崩壊と言われる現象になっていきました

これなども、単に規制するのではなく、何らかの発展的な解決もありえたはずです

たとえば土地が高くなってしまったのなら、都心など、高騰した地域では、容積率を緩やかにし、もっと高い建物を建てられるようにしたらよかったでしょう

すると、地価は落ちなくとも、もっと広い建物が建てられますので、土地の生む価値は高まっていけました

購入者も安く広いマンションなどに住めるようになれます

そのように、規制してしまうことで、結果的に国民は苦しみ、豊かさも失われてしまったのです

ほかにも、たとえば東日本大震災の時に、民主党時代でしたが、発電所がやられて、電力不足が問題となりました

そこで政府は、電力使用の節電を呼び掛けていて、夜は暗くなってしまいました

そうした自粛ムードは、かえって復興の妨げとなってしまうでしょう

当時私は、節電を呼び掛けるのではなく、LED照明などに切り替えたり、省エネとなる最新の機械に入れ替えるなど、設備の買い替えを提案しました

節電を呼び掛けるだけであれば、景気が悪化して、復興の妨げにもなってしまいます

設備の入れ替えを推奨していれば、復興需要と相まって、景気はよくなり、復興への支援も増えていたでしょう

そのように、政府は何でも規制したり、抑えようとするような発想をしがちなところがあります

また、学校でイジメ問題などが起こると、規制を強化したり、罰則を強めるような方向にばかり進んでいくと思います

ですがもっと教育を自由化していき、塾なども学校として認めたり、生徒がどこの学校へ行くか自由に決められるようにするなど、自由化を進めていけば、イジメ問題も無くなっていくでしょう

イジメのような酷いことがあっても、その学校に通わなければならないという事があるため、イジメは深刻化していきます

もっと自由に、好きなところに移れるようになれば、学校の教育も競争でもっと優秀なものになるだろうし、イジメ問題も深刻化されずに済んでいきます

過労死やブラック企業問題などについても同様です

労働に問題があれば、働き方改革などといっていろいろと政府が規制してきていますが、そうした規制をしていくのではなく、もっと自由に転職できるように促していくべきです

日本はまだ終身雇用時代の名残があって、まだ転職が有効ではありません

人々がもっと自由に転職出来て、職場を移れるようになっていけば、嫌な職場からは人は去っていきますし、自分にあった場所を見つけられるようになるでしょう

また、高齢者による運転事故の問題もあります

こうした問題が起こると、高齢者による運転を規制する方向にばかり話が進んでいくでしょう

しかし、技術の発展によって問題を解決できないか考えてみるべきです

自動ブレーキシステムが搭載された自動車も増えてきました

一定の年齢に達した高齢者には、そうした安全制御システムの搭載された自動車に乗るように免許を限定するなどの方法もあると思います

そうすることで買い替え需要も生まれますし、自動車メーカーも安全性能を益々高める開発を進め、自動車による事故も減らしていけるでしょう

そのように単に規制していくのではなく、もっと発展的な解決策は無いか考えてみる事が必要でしょう

現在のコロナ禍にしても、政府はマスクしろとか、会食はするな、酒は飲むな、密になるな、リモートワークせよと、厳しく人々の行動を規制しています

ですが、飲食店であれば、換気をよくしたり、次亜塩素やオゾン、プラズマクラスターなどの空気清浄機には、ウイルスを不活化する作用が分かっていますので、これらを導入するように支援するなどあるでしょう

たんにお店に自粛を要請して、そのあいだ協力金を出すよりも、これらの設備に補助金を出した方がずっと安上がりです

そうしてなるべく経済を回していきながら、コロナ対策をしていく道もあるでしょう

何でもかんでも規制すればいいというものでもありません

規制するのではなくて、人々が自由で豊かに生きて行けるように知恵を出して行くべきです

規制の多い貧しい社会に生きたいか、自由で豊かな社会に生きたいか

各自が自問しなくてはなりません

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3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつもありがとうございます。

自分のこととして考えたところ、豊かさには「自由」である必要があるのに、「自由」を拒否していたのだと感じました。

自分が「自由」になるということは、他人の「自由」も認めなくてはいけないので、それが怖いのだと。

「寛容さ」が必要なのだと思いました。

「単に規制していくのではなく、もっと発展的な解決策は無いか考えてみる事が必要」というのは、本当にそうだと思いました。

勇気と覚悟、知恵とより善い行動、そして寛容さを持って、「自由で豊かな未来」に向かって進んで行きます!

どうもありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

素晴らしい提案をありがとうございます。
本当にその通りだと思います。

政府や企業のみならず、世の中に浸透して欲しい
考え方ですね。

匿名 さんのコメント...

政府のお爺さん方も頭が賢くなって頂きたいですね、この声が政府に届いて欲しいです𓆡𓆜𓇼𓈒𓆉 𓆛 𓆞𓆡 𓇼𓈒𓆉

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。