地獄や不調和な霊域から抜け出すには|魂の救済の道

2019年8月14日水曜日

あの世 霊界

大切な人を見送ったあと、「あの人は今、どこにいるのだろう」と気になることがあります.

もし不調和な領域に向かってしまっていたとしても、そこから永遠に抜け出せないわけではありません.

霊的な視点から見ると、地獄や暗い霊域に向かった魂であっても、再び光の方向へ戻る道はちゃんと残されています.

この記事では、不調和な霊域から抜け出すための条件と、地上に残された方々ができる祈りについて綴ります.

地獄は永遠の刑場ではない

古来、宗教のなかで地獄という言葉は、永遠の業火に焼かれる場所として語られてきました.

霊的な実相は、それとは少し違います.

地獄は、神様が罪人を罰するために造った刑場ではありません.

同じような不調和な思いを持った魂たちが、波長同通の法則によって自然に集まり、互いに作り上げてしまった世界です.

互いに警戒し、攻撃し合い、満たされない飢えを抱え続ける.

その重たい暮らしが、地獄と呼ばれる領域の正体です.

そして、本人に変化が訪れれば、そこから抜け出していくことは十分に可能なのです.

条件1|まず、自分が亡くなったと自覚すること

抜け出す道を歩み始めるための、最初の一歩は「自分は肉体を離れた」と本人が自覚することです.

これは想像以上に難しい一歩です.

あの世を信じずに生きていた方は、亡くなった後も自分が死んだという事実を受け入れられず、「何かおかしな世界に紛れ込んだ」と感じたまま漂い続けることがあります.

夢のなかにいるような感覚で、地上にとどまり続けてしまうのです.

「どうやら自分は肉体を離れたらしい」.

その小さな気づきが訪れた瞬間から、ようやく本当の旅路が始まります.

条件2|より良い世界へ行きたいと願うこと

自覚に続く二つめの一歩は、「ここから抜け出したい、もっと光のある場所へ行きたい」と心から願うことです.

怒りや不満の中に居座り、誰かを責め続けているうちは、波動が変わりません.

「自分も間違っていた」「もう、こうした思いから離れたい」.

その方向転換の意志が立ち上がると、霊界の景色が少しずつ動き始めます.

波長が変わってくると、それまで見えなかった光の存在が、視界に入るようになるのです.

条件3|光の存在の手を、素直に取ること

抜け出したいという願いが本物になると、その願いに応じて、光の存在が必ず迎えに来てくれます.

霊的な世界は、地上以上に正直な場所です.

本気で求めれば、必ず応答が返ります.

そのとき、迎えに来た存在の手を素直に取ることが、最後の一歩です.

「なぜもっと早く来てくれなかったのか」と恨みを抱いたり、「自分はもっと立派な場所にふさわしい」と高ぶったりすると、せっかくの手を取り損ねてしまいます.

幼な子のような素直さで、ただ「お願いします」と従うこと.

そこに、真の救いが流れ込んできます.

地上の私たちにできる祈り

大切な方が不調和な領域にいるかもしれないと感じる方へ、地に足のついた一歩を提案します.

まず、その方を責めないこと.

「あんな生き方だったから、こうなった」と裁いていると、こちらの祈りも届きにくくなります.

代わりに、その方が抱えていた苦しみや傷に、想いを馳せてみてください.

そして、こんな祈りを心の中で唱えてみてください.

「どうかあなたの魂が、いまの場所に気づき、光の方向に進んでいけますように」.

「迎えに来てくださっている存在に、安心して身を委ねてください」.

こうした祈りには、霊界に確かに届く力があります.

地上に残された方の祈りは、霊界での救済を後押しする、もっとも強い味方のひとつなのです.

地上のうちに整えておくほうが、ずっと優しい

不調和な領域から抜け出す道は確かに残されていますが、地上で過ごしているうちに心を整えておくほうが、魂にとってはずっと優しい歩みになります.

「いまの私は、不調和な思いに居座っていないだろうか」.

「誰かを責め続けるクセが、習慣になっていないだろうか」.

夜寝る前に、そんな静かな問いを自分に向けてみてください.

気づいた時点から、波動はもう整い始めています.

大きな修行ではなく、ささやかな日々の点検が、いちばん確かな霊的な備えになります.

より深く学びたいあなたへ

死後の世界、霊界の構造、魂の旅路を体系的に知りたい方は、ハブ記事『死後の世界・霊界まとめ|魂は死後どこへ行くのかを体系的に解説』をご覧ください.

幼な子のような素直さの霊的価値については、幼な子のようにならなければ|素直さが開く天国の門もあわせてどうぞ.

未浄化な状態にある霊についての話は、未浄化霊が増えている原因|霊的真実を信じる大切さに綴っています.

あなたの祈りは、見えない世界に確かに届きます.

諦めずに祈り続けていく姿勢そのものが、誰かの魂をひそかに救う光となっていきます.

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