いろんな人の死や病を目にした時には、不安や恐れを抱くことがあります
いまはコロナが世界的に流行している時期ですので、人の死や病について問題に直面する時にあります
いずれ日本でも本格的な感染拡大が起こりますので、その時にも不安や恐れにとらわれることもあるでしょう
親しい人の死や病に直面して、自分もいずれは病み、死を迎える事について再確認させられます
普段は他人ごとだと思っている問題も、いずれは自分に起こる事だと自覚しなくてはならなくなります
お釈迦様が「生・老・病・死」は人間にはさけられない四つの苦しみであると説きました
生はこの世に生まれる苦しみです
老は老いる苦しみであり、病は病気になる苦しみ、そしてこの世を去る時の死の苦しみが人間にはあります
日常生活では忘れ去っている事であっても、いずれは必ずこれらの苦しみと人は直面して取り組まなくてはなりません
この世には70億の人間が生きていると言われますが、そのすべての人がいずれは死を迎えます
今回のウイルスの流行が無くても、世界中の人間がいずれは何らかの理由によって地上を去らねばならないのです
思いがエゴによって支配され、自分の事ばかり考えていると、不安や恐れに縛られて、苦しみで身動きできなくなる事があります
そうした時に発想を転換するには、自分の事を置いといて、他人の事を考えて見る事です
周りの人々を幸せに出来る方法はないか、少しでも他人のためになる思いを出して生きていこうとすることです
どうしても自分の事ばかりに縛られていると、苦しみも増していくものです
自分の事をいったん脇において、親友や家族など身近な人や、他の人のため、社会のためになる事を考えてみる必要があります
人間がこの世で生きるのは有限の時間ですが、その中で少しでも有意義な生き方をしていく事を考えてみましょう
自分の事ばかりで苦しんでいた心が、軽くなっているのを知るでしょう

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