2020年7月1日水曜日

恐怖や不安にとらわれた時に他の人への愛を思ってみる


いろんな人の死や病を目にした時には、不安や恐れを抱くことがあります



いまはコロナが世界的に流行している時期ですので、人の死や病について問題に直面する時にあります

いずれ日本でも本格的な感染拡大が起こりますので、その時にも不安や恐れにとらわれることもあるでしょう

親しい人の死や病に直面して、自分もいずれは病み、死を迎える事について再確認させられます

普段は他人ごとだと思っている問題も、いずれは自分に起こる事だと自覚しなくてはならなくなります

お釈迦様が「生・老・病・死」は人間にはさけられない四つの苦しみであると説きました

生はこの世に生まれる苦しみです

老は老いる苦しみであり、病は病気になる苦しみ、そしてこの世を去る時の死の苦しみが人間にはあります

日常生活では忘れ去っている事であっても、いずれは必ずこれらの苦しみと人は直面して取り組まなくてはなりません

この世には70億の人間が生きていると言われますが、そのすべての人がいずれは死を迎えます

今回のウイルスの流行が無くても、世界中の人間がいずれは何らかの理由によって地上を去らねばならないのです

思いがエゴによって支配され、自分の事ばかり考えていると、不安や恐れに縛られて、苦しみで身動きできなくなる事があります

そうした時に発想を転換するには、自分の事を置いといて、他人の事を考えて見る事です

周りの人々を幸せに出来る方法はないか、少しでも他人のためになる思いを出して生きていこうとすることです

どうしても自分の事ばかりに縛られていると、苦しみも増していくものです

自分の事をいったん脇において、親友や家族など身近な人や、他の人のため、社会のためになる事を考えてみる必要があります

人間がこの世で生きるのは有限の時間ですが、その中で少しでも有意義な生き方をしていく事を考えてみましょう

自分の事ばかりで苦しんでいた心が、軽くなっているのを知るでしょう

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5 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

今、イライラしていた原因が全てエゴだと、洪さんのブログを読んで実感しました。隣人への愛を注ぐようにします。感謝。

匿名 さんのコメント...

自分のことだけを見て辛い時は、ネガティブならところばかりにどうしてもフォーカスしてしまいますし、視野も狭くなっていますね。
周りに目を向けることで、自分に既にあった物が見えてきたりもしますね。
周りの人達を愛し親切にすることは、相手から感謝されるばかりでなく、自分も誰かに与えられるのだと知ることで、自分を愛することにも繋がりますね。

匿名 さんのコメント...

これは目から鱗でした!
逆に、身近な人や、他の人のため、社会のためになる事ばかりを考えている場合は、自分の事を考えるのが苦しいからなのかもしれませんね。
自分自身や現実と向き合う事も必要なので、バランスが大事ですね。
どうもありがとうございます☆

カシオペア さんのコメント...

問題解決型の人間は一人の手に負えない問題を抱えると、昼も夜もそればかりどう解決するか考えてしまいます。そうすると、問題で頭がいっぱいになり、どうしようもない状態まで自分を追い込んでしまいます。

それとは別に両親が絶えず喧嘩して物が飛んだり壊れたりしている家に育ち目の前の惨事から逃げられない状態が続くと、遠い目をした大人に育ちます。そうすると自分を守るために注意力を散らして目の前の惨事や嫌なことを受け入れない人になります。
こういった人は問題を一向に解決せず同じ問題が長ければ数十年続きます。

今苦しんでいる人に伝えたいです。

問題ばかりを見すぎずに、いったん置いといて他のいろいろなことに触れているうちに解決法が浮かぶ時がたくさんあります。

どんなに辛く寂しい人生でも、全く愛された思い出がない人はいません。

小さい時に慕ってくれたペットや通りすがりに気にかけてくれた人、鬱の時に涙が溢れるほど綺麗に見えた道端の花など。
この世に偶然はありません。貴方のことを思っている存在が姿を見せに来てくれたんです。

苦しんでいる人の力になりたくてうずうずしている人がたくさんいます。どうか立ち上がって、人の手を借りてみてください。
なるべく的を絞って専門の方を探してみてください。
貴方が立ち上がれる日がまた来ます。

匿名 さんのコメント...

不安に襲われる時というのは考えている状態なので、行動をしていないのですね。
逆にいうと、(何かやるべきことがあるはずなのに何らかの理由で)行動していないから不安に襲われる、ということ。。
誰かのために何かをすることは行動によって自分の不安を消し去ることになりますから、一石二鳥ですね。

不安が襲ってきた時にやるべきことは、とにかく目の前の人のために出来ることをすることなのですね。
ありがとうございます。

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。