2020年6月25日木曜日

ウィズコロナで社会はどう変化していくか(with-corona)


コロナ時代について幾つかの質問がスクールでありましたので、取り上げてみたいと思います



ウィズコロナ(with-corona)というのは、コロナの感染が続いており、まだ社会が警戒している状況や、コロナと共にある時期を言うでしょう

東京でも昨日は55人の感染者を出し、いまだに感染は続いている状況と言えるでしょう

そしていずれは流行の第二波がやってきますので、それに備えて準備をしている状況です

そのため日常でも自衛が求められており、ソーシャルディスタンスと言って、人との距離を取ることを求められたり、外出ではマスクの着用をもとめられたりしています

こうした状況では、テレワークやリモートワークが増えていって、オフィスなどはいらなくなるか縮小していくだろうと述べたことがありますが、実際にそのように社会は流れて行っています

そうなると新入社員も職場に行かずに、自宅でテレワークで入社して、研修や仕事をするようになると、先輩から直接指導を受けて教わるのが薄くなるでしょう

テレワークで学ぶことも出来ますが、直接に指導されるよりも難しくなるかと思います

そうなると新入社員が仕事が出来るようになるのが遅れてきますし、ずっとお荷物のようになってくる期間が増えます

すると会社としては、人手不足のところなら採用し続けるかも知れませんが、業績が悪化しているとことでは採用を絞るようになってくるでしょう

来年あたりになると相当新規採用は減らされるようになるはずです

できれば中途採用などで、経験のある人を雇うように変わってくると思われます

新入社員についても、即戦力となるような、実践的な技術を持った人を雇っていく流れが強くなるでしょう

今までの日本の会社では、新人として雇用してから、何年もかけて教育して、一人前に育てていく事をしてきました

これは日本企業の良い所でもあったと思います

ですが、これからウィズコロナの時代になると、そうした悠長なことは言っていられなくなる可能性が高いです

経験の少ない新人などは、なかなか勤め先が見つからず、就職氷河期に突入していく恐れが高いです

以前にもバブル崩壊後に就職氷河期が来て、一部の世代に就職できない人が多く出てしまいましたが、これから来年あたりにはそうした事が起こってくるおそれがあります

しかも、以前のバブル崩壊よりもずっと厳しい時代が訪れるはずです

これから訪れることは、今生きている人が今まで経験した事の無いような厳しい体験になるはずです

日本の学校は実用性が薄くて、学校を出てからも学びなおさなければならないことが多くあります

アメリカなどはそうした点は実学が優れていると言われています

日本でも今後はもっと実用的な学問が求められてくるようになると思います

学校を出てから就職しても、即戦力となるような教育が必要になってきます

一部の専門学校はそうなっているでしょうが、多くの大学などは、卒業して就職してもすぐには役に立たず、数年働きながら学んで、仕事が出来るように育てていかなければなりません

これが日本企業の特性ですが、同時に日本の大学の教育に問題がある事も原因としてあるでしょう

またウィズコロナの時代には、入試はどうなるのかという質問もありましたが、衝立でしきった所でやるようになるのではないでしょうか

いまでも飲食業では、客同士の間に板を立てて営業したりしていますね

そのようにして入試すると思います

ネット受験は日本ではしないでしょうね

そしてウィズコロナでは、エンターテインメントやショービジネスはどうなるのかという質問もいただきました

劇場などをテレビでしていましたが、密にならないように、座席を減らして運営する取り組みなどしていました

観客は従来の三分の一以下になってしまうそうです

これでは到底やっていけないでしょう

お客の数が三分の一になるのなら、代金は三倍いただかないと売り上げが戻りません

そんな高くして人が来るとは思えませんので、たいへん厳しい状況が続くでしょう

コロナの発生当時には、すぐに終息すると言われていました

テレビなどでも専門家らがすぐにやむし、それほど危険視する必要はない言っていたのです

そのため私はパンデミックになる危険性を訴えていましたが、批判が多かったのです

しかし、ふたを開けると世界に広まりを見せ、いまだに止まる様子はありまえん

日本についても今回の流行が収束すれば、それで終わると思っているかも知れませんが、また第二波、第三波はやってくるでしょう

今後もまだ数年は続くものと思った方がよいです

演劇や音楽なども、ネットでの配信などは増えていくでしょうが、リアルの運営は再開しても難しいと思います

自粛要請が解除されても、配慮は必要になってきますし、今までのような人出が戻るのも難しいですし、次にまたいつ流行の波が来て、自粛せざるを得ないか分かりません

甘い見通してはいない方がよいと思われます

ネットでも投げ銭システムのあるようなライブで演奏したり、演劇をするなどもあるとおもいます

ユーチューバーが小学生の人気の職業に上がってきていますが、ライバーもこれから人気が出てくるでしょう

ライバーというのは、ネット上でライブでお話ししたり、音楽をやったり、演じたりする人々のことです

そうした方にお金を支払って見たり、投げ銭したりすることで収益を上げていくようになってくるはずです

特に5Gになってくると、映像も高画質になり、音声も高音質になってきますので、ライブで優れた音楽や演劇をみれるようになるでしょう

そうしたものがこれから盛り上がってくるのではないかと思います

難しいですが、そうした所にも活路を見出して生き延びていかなくてはならないでしょう

逆に言えば、古いものが滅びていくかわりに、新しいものが生まれて人々の間に流行っていく事になります

直接人間が足を運んで、劇場で鑑賞するものが、今後はネットで参加するような時代になってくると思います

関係される方は、そうした方面も検討されていかれたらどうかと思います

ネットでは直接会って演技指導を受けたり、社会人としての教育を受けるのが難しくなってきますが、自分で積極的に学んで行こうとする人がより伸びていく時代となるでしょう

たとえ厳しい時代になるとも、自助努力が道を開いていきます

自らを磨いていく人にこそ、宇宙は支援をしてくれます

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