瞑想中にふと、見たことのない国の風景が、自分のものとは思えない深い手触りで立ち上がってくる、そんな経験を持ったことはないでしょうか。
私は普段、霊能力と呼べるようなものを持たない、ごく普通の人間ですが、若い頃から瞑想を続けるなかで、自分や他の方の前世らしき情景や、チャネリングのようなメッセージが受け取れる瞬間が、時折訪れるようになりました。
このページでは、拙著『宇宙の魂をもつ仲間たちへ』にも書いた、私自身の前世体験と、それを裏付けるように起こった不思議なシンクロニシティを、少しだけ綴ってみたいと思います。
普段はあまり自分の話を表に出すのは得意ではないのですが、同じように前世の記憶らしきものに戸惑っておられる方の、ささやかな一助になればと願いつつ、書き残しておきます。
瞑想中に立ち上がった、見知らぬ国の風景
私が宇宙から来た魂の一群が地球に転生しているのだと考えるようになったきっかけは、他の方の前世を拝見しているうちに、地球ではない別な惑星で生きていた姿が、繰り返し見えてきたことでした。
はじめて前世らしき映像を見たのは、自分自身の前世でした。
当初は、自分の頭がつくり出した想像の産物だろうと、私は受け流していました。
現状の悩みや願望が前世の記憶という形をとっているだけだろう、そう考えるほうが、ずっと安全だったからです。
ところがある日、ふとつけたテレビの画面に、私が数日前の瞑想中に見ていた街並みが、そのまま映し出されていました。
その国の名前すら、当時の私には知識がなかったにもかかわらず、紹介された歴史と、瞑想中に見た出来事とが、奇妙なほどに一致していたのです。
エクアドル先住民として生きていた、ある前世の記憶
その時に視た前世の風景を、少しだけご紹介します。
前世の私はインディオの姿をしていて、その国の先住民として暮らしていました。
頭の中に「エクアドル」という名が響きましたが、今世の私はその場所がどこにあるかすら分かりませんでした。
住んでいるのは標高の高い土地で、必要な物資を買うために、時折、麓の町まで降りていきました。
町には白人が入植していて、先住民である私たちを蔑むような目で眺めているのを、肌で感じました。
さらに白人たちは、黒人を奴隷として連れてきて働かせていました。
薄暗い小屋の中で、汗を流しながら働かされている黒人の姿が、瞑想の中で何度も浮かんできました。
町は山の斜面を切り開いて作られたような場所にあり、レンガ造りの家々と、石で敷きつめられた道路が、強い印象を残しました。
この前世を見てから数日後、たまたまつけたテレビ番組で、偶然にもエクアドルの街並みを映し出す映像が流れたのです。
それはまさしく、私が瞑想中に見ていた風景そのものでした。
後で調べてみると、エクアドルは南アメリカ西部に位置する国で、かつてスペインの植民地となり、白人による支配を長く受けてきた歴史を持っています。
植民地時代に、先住民であるインディオの人口が激減し、労働力を補うためにアフリカから黒人奴隷が連れてこられたという、痛ましい史実も知りました。
瞑想中に見えた街並みと、調べて出てきた歴史が、確かに重なっていたのです。
エジプトのファラオに仕えた、二つの前世の記憶
不思議な瞑想体験は、それだけにとどまりませんでした。
また別の日に瞑想をしていると、今度は古代エジプトの時代に生きていた姿が浮かんできました。
そのもう少し前、別な地方で暮らしていた少年時代の記憶も浮かびます。
荒涼とした土地で、まだ幼い私は、山羊を引き連れて水飲み場に通っていました。
「ここはどこだろう」と思っていると、「アブラムの土地」という言葉が、頭の中にすっと響いてきました。
後で調べると、ユダヤ人の祖とされるアブラハムは、神様の命令で改名する前は「アブラム」と呼ばれていたことが分かりました。
つまり、当時の私は中東のあたりに住んでいたのだと知りました。
そして、その少年は成長してからエジプトへと移り住みます。
エジプトでは紆余曲折がありましたが、やがて王の信頼を得るようになり、私はファラオに仕える者となりました。
そしてエジプトに迫っていた災害の対策を任され、後に来る大きな災いから、人々を無事に乗り切らせるという仕事を達成したのです。
霊感のある知人から、その翌日に届いた一通のメール
この前世のビジョンを見た翌日のことです。
少し霊感のある知り合いから、突然「あなたはかつてエジプトに生きていて、災害から人々を守るために活躍した人だった気がする」という一通のメッセージが届きました。
同じ前世の様子を前日に見たばかりで、その話は誰にもしていなかったのに、まったく別の方からほぼ同じ言葉を聞かされ、私はしばらく言葉を失いました。
その方は「なんとなくそんな気がしたから伝えてみただけ」だそうで、特別な意図はなかったようです。
この出来事が、瞑想中に見えたビジョンはただの空想ではなく、何か意味のある記憶なのかもしれないと、私が考えを改めるきっかけになりました。
秘宝を守る役目として、もう一つ重なるエジプトの前世
さらに数日後、また瞑想の最中に、エジプトの景色が浮かんできました。
遠くの地平線に三角のピラミッドのシルエットが揺らいでいて、そこがエジプトであることは、すぐに分かりました。
その時も、私はファラオに仕える役目を担っていて、秘宝を守り継承するという重い仕事を、代々受け継いでいました。
当時の乳母が、今世での私の母親であることが感じられました。
そして当時の妻が、今世でも一緒であることも、なぜかはっきりと分かりました。
その前世のエジプトでは、ファラオが大きな改革を推進していて、それに反抗する勢力との緊張が高まっていました。
私は代々受け継がれてきた秘宝を、敵の手に渡さないように守り抜く使命を背負っていたのです。
こうして、エジプトでの二つの前世が、続けざまに見えました。
『ライオンの隠れ家』との出会いが告げた、宇宙の魂の系譜
この二つのエジプトでの前世を見たあとに、もう一つ大きなシンクロが訪れました。
一週間ほど経った頃、ネットショップで何気なく買い揃えた数冊の古本のなかの一冊に、驚くような記述があったのです。
その本は、ジョージ・ハント・ウィリアムソンという人物の書いた『ライオンの隠れ家』という書籍でした。
そこには、異星人の魂を持つ者たちが、人類に「光」をもたらすために、人間として地球に輪廻してきている、という骨太の物語が綴られていました。
ダビデ王、モーゼ、ツタンカーメン、マリア、イエスといった歴史に名を刻んだ偉人たちは、いずれも地球で転生を繰り返してきた異星人だったのだと、ウィリアムソンは述べていました。
私が驚いたのは、宇宙の魂が転生していたという話そのものよりも、瞑想中に見たビジョンと一致する具体的な記述が、その本に含まれていたことのほうでした。
代々受け継がれてきた秘宝の在り処を、敵の手に渡さないようにしてきた人物の話や、当時の情勢が、私が見た出来事と細部まで重なっていたのです。
それだけではありませんでした。
この秘宝を守っていた人物と、エジプトに迫った災害を事前に予防して、無事に回避させた、もう一人のエジプト時代の私との関係についても、書には驚くべきことが記されていました。
二人は同じ宇宙の魂が、別な時代に転生していた姿なのだと、はっきり書かれていたのです。
瞑想中に見えた二つのエジプトでの前世が、その直後に手にした本の中に、ほぼそのままの形で書かれていて、しかも二人は同一の魂の異なる転生であることまで示されていました。
著者ジョージ・ハント・ウィリアムソンは、南米やエジプトの古代史研究家として知られ、象徴学・人類学・考古学の研究者であり、冒険家でもあるという、異色の人物でした。
映画『インディ・ジョーンズ』のモデルとも言われていて、宇宙人とのコンタクティーであり、チャネラーでもあったと伝えられています。
シンクロが教えてくれた、瞑想で見たビジョンの確かさ
偶然に手に取った一冊の本に、数日前の瞑想で見えた出来事と符合する物語が綴られていたとき、私は前世というものに対する向き合い方を、深い場所で改めることになりました。
こうした奇妙なシンクロニシティが連なるなかで、瞑想中に観えた前世らしきビジョンは、もしかすると本当のことなのかもしれないと、私は静かに受け入れていきました。
霊的な真実は、声高に主張されるものではなく、こうした小さな偶然の重なりという形で、ひとりひとりの前にそっと差し出されてくるのだと、私はいま感じています。
あなたの人生にも、何気ない場面に紛れ込んできた前世の手触りや、説明のつかない符合があるかもしれません。
そうした体験を、空想として手放してしまう前に、もう一度、丁寧に味わってみていただけたらと思います。
書籍のご案内|『宇宙の魂をもつ仲間たちへ』
ここで一冊、書籍をご紹介させていただきます。
『宇宙の魂をもつ仲間たちへ』が出版されています。
そのタイトルの通り、宇宙の魂を持つ仲間たちへのメッセージが込められた一冊です。
この書が、多くの宇宙の魂を持つ仲間たちのもとへ、静かに届くことを願っています。
税込1,836円
まとめ|前世の記憶は、人生を立て直す大きな手がかりになる
瞑想中にふと立ち上がる風景、見たこともない国の街並み、知らないはずの人物の名前、こうしたささやかなビジョンの背後に、私たちは想像以上に長い魂の歴史を抱えています。
その記憶のひとつひとつは、いま生きているこの人生に、深い意味と方向を与え直してくれる、大切な手がかりとなります。
あなたの中にも、まだ思い出されていない魂の物語が、たくさん眠っていることでしょう。
どうか急がず、日々の暮らしの中で、その記憶がそっと目を覚ます瞬間を、静かに迎え入れてください。
あなたの今日が、目に見えない長い旅路を労うような、穏やかな一日になりますように。
心からの愛を込めて
洪正幸
前世とシンクロをめぐる体験の流れは、エンジェルナンバー・シンクロニシティ完全ガイドに章ごとに整理した。
このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。
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