この世というのは薄暗い洞窟のような世界に見えます
その薄明かりの中で、人は手探りをして歩んでいます
無明と言う真理の見えない状態で生き、この世の悲しみや不幸が何故起こるのか知らずに生きます
それゆえ世の中は、暗く不合理なものと感じます
ときおり、洞窟の外に光り輝く世界のあることを伝える者もいます
ですが、暗き洞窟の中では、暗く冷たい現状を嘆き悲しむ声がこだまします
どれほど闇を嘆き、暗さと寒さを声高に叫び訴えようとも、ますます世は暗くなるばかりです
明かりを灯し、人々に暖かさを伝えるものによって世は光を増します
はじめは小さな光が、やがて人々へと伝わり、より広く照らし出せます

新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』