不幸を引き寄せてしまう2つの霊的原因|愛の不足と自我の防御

2018年6月6日水曜日

引き寄せ 人生問題

頑張っているはずなのに、なぜか不運が重なってしまう。

体調を崩し、仕事でつまずき、大切な人との関係まで揺らいでしまう。

そんな時期を、ひとり静かに耐えてこられた方は、決して少なくないはずです。

霊的な視点から申し上げると、不幸が続いて見える期間には、本人も気づいていない深い理由が潜んでいることがあります。

その奥には、二つの大きな霊的な原因が、静かに流れているのです。

原因①|愛の不足を、不幸を通して埋めようとする心

一つ目の原因は、心の奥に抱えている「愛の不足」と、その埋め合わせ方にあります。

子どもの頃、熱を出して寝込んだとき、いつもより家族が優しく接してくれた経験は、誰の中にも残っています。

「具合が悪いから、大切にしてもらえる」

そんな体験が、心の奥に小さな型として刻まれていくのです。

大人になってからも、その型は無意識に働き続けます。

普段から愛されている実感が薄いとき、人は無自覚のうちに、不幸や不調を引き寄せて、周囲の関心を集めようとしてしまうことがあります。

体調を崩す、人間関係に問題を抱える、仕事で躓く。

その出来事の奥にあるのは、悪意ではなく、ただ「もっと愛されたい」という、子どものような純粋な願いなのです。

受け取り方を変えると、引き寄せ方も変わる

大切なのは、自分を責めることではありません。

「ああ、私は愛が欲しかったのだな」と、自分の心にやさしく気づいてあげること。

そして、不幸を経由しなくても愛は届くのだと、少しずつ受け取り直していくこと。

朝、家族に「ありがとう」と言ってみる。

同僚にひと言、温かい声をかけてみる。

愛は、奪うように手に入れるものではなく、自分から差し出すと、自然と循環し始めるのです。

原因②|自我の防御が、自分自身を縛ってしまう

もう一つの原因は、自我の働きにあります。

自我は、もともと自分の身を守るために生まれた、大切な機能です。

けれども、その守りが過剰になると、いくつもの硬い甲羅を着重ねるように、自分自身を内側から苦しめ始めます。

言い訳という名の甲羅

「家庭環境が悪かったから、思うような道に進めなかった」

「あの上司がいたから、能力を発揮できなかった」

「お金がないから、夢を諦めるしかない」

こうした言葉は、最初は自分を守るために役立ちます。

けれども、ずっと唱え続けているうちに、それは自分の人生を縛る鎖へと姿を変えてしまうのです。

努力を始める前に、すでに諦めの結論を出してしまう。

霊的な視点で見ると、その姿勢が、最も多くのチャンスを逃してしまう原因になっています。

自ら病気を生み出してしまう心の働き

もう一段奥の話を申し上げます。

人は、ときとして、自分自身で病気を生み出してしまうことがあります。

「体調が悪いから、いまは行動できない」

そんな言い訳の根拠を作るために、無意識のうちに、不調を引き寄せてしまうのです。

本人にはまったく自覚はありません。

けれども霊視で視ると、その方の心の奥に、行動を避けるための小さな逃げ場が、確かに残されています。

これも責められるべきものではなく、ただ、優しく気づいてあげるべき心の癖なのです。

愛の不足から不幸を引き寄せている場合の対処

愛が足りない感覚に悩んでいるときは、外側から愛を奪おうとする方向ではなく、自分の中から愛を差し出す方向へ、少しずつ歩みを変えてみてください。

家族や同僚への「ありがとう」「助かりました」という小さな言葉。

困っている方を見かけたときの、ささやかな気遣い。

そうした行為は、不思議なほどに、自分自身の心を満たしてくれます。

愛は、握りしめると逃げていき、開くと巡ってくるという霊的な性質を持っているのです。

自我の防御から不幸を引き寄せている場合の対処

自我の硬い甲羅に気づいたら、ひとつずつ、自分にこう問いかけてみてください。

「この言い訳は、いまの私を本当に守ってくれているだろうか」

「これは過去の自分を守ったあとの、もう必要のない甲羅ではないだろうか」

気づいた甲羅を、無理に剥がす必要はありません。

「今日はもう、これを脱いでも大丈夫」と感じられたとき、自然とその一枚は剥がれ落ちていきます。

守ってきた自分への感謝と、これから歩む自分への期待。

その二つを心に置きながら、少しずつ、自分を解放していってください。

今日からできる、不幸の連鎖を断ち切る三つの実践

霊的に視ても、もっとも効果のある三つの作法をお伝えします。

一つ目は、不幸が続いていると感じたとき「私はいま、何を求めているのだろう」と、責めずに自分の心へ問いかけてみること。

二つ目は、誰かに「ありがとう」を、一日に三回口にしてみること。

愛は、自分から差し出した瞬間に、循環の流れに変わります。

三つ目は、長く唱えてきた言い訳を、紙に書き出して見つめてみること。

視覚化するだけで、その甲羅の重さが、ふっとやわらいでいきます。

不幸の引き寄せの奥には、必ず愛の希求がある

不幸が続く時期は、決して見放されているわけではありません。

むしろ、心の深いところで「もう一度、愛と繋がり直したい」と願っている、魂のサインなのです。

外側の出来事を変える前に、内側で愛が循環し始めれば、引き寄せられる現実は、自然と姿を変えていきます。

あなたの今日が、自分の心へやさしい問いを向ける、温かい一日になりますように。

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