「あなたたちの憎しみは届かない」──ガザ地区とイスラエル、すべての子供たちのための祈り

2025年5月25日日曜日

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2015年11月、パリの同時多発テロ事件で最愛の妻を失ったアントワーヌ・レリスさんは、世界中の人々の心を打つ言葉をSNSに投稿しました。

その全文を日本語訳して、ここに紹介します。

『あなたたちの憎しみは、私には届かない』

金曜の夜、あなたたちは、かけがえのない存在を私から奪いました。
それは私が人生をかけて愛した人、私の息子の母でした。

けれど、あなたたちに私の憎しみを与えることはありません。

あなたたちが誰であるか、私は知りません。
知りたいとも思いません。
なぜなら、あなたたちの魂はすでに死んでしまっているからです。

もし、あなたたちが盲目的に殺戮を行う神が本当に存在し、
私たちを自らの姿に似せて創ったのだとしたら、
妻の身体を貫いた銃弾のひとつひとつが、
その神自身の心をも傷つけているでしょう。

だから私は、あなたたちに憎しみという贈り物を決して与えません。

あなたたちは憎しみを与えようと必死だったかもしれない。
けれど、憎しみに怒りで応えることは、
あなたたちをこんなにも醜くしてしまった無知に、自ら屈することになるのです。

あなたたちは、私が恐怖に怯え、同胞を疑い、
自由を手放して、安全のためにすべてを犠牲にすることを望んだのでしょう。

けれども、それは失敗です。
なぜなら私は、あなたたちが望んだようにはなりません。
私は今までどおり、この人生を自由に生きていきます。

今朝、ようやく彼女に再会しました。
幾晩も幾日も待ち続けた末に、ようやくです。
彼女は、あの金曜の夜に出かけて行ったときと同じくらい美しく、
12年以上前、私が彼女に恋をした、あの瞬間と変わらぬ輝きをまとっていました。

もちろん、私は悲しみに打ちのめされています。
あなたたちに、この小さな勝利は認めましょう。
でも、それは長くは続きません。

なぜなら、彼女はこれからもずっと私たちとともにあるからです。
私たちは、いつか必ず、「自由な魂が暮らす楽園」で再び出会うでしょう。
その場所に、あなたたちは決して足を踏み入れることはできません。

私たちは、息子と私のたった二人です。
しかし、私たちは世界中のどんな軍隊よりも強いのです。

もうこれ以上、あなたたちに費やす時間はありません。
昼寝から目覚めた息子、メルヴィルのところへ行かなくてはならないのです。
彼はまだ17ヶ月、これからいつものようにおやつを食べます。
いつもどおり私たちは遊びます。

そして、この小さな男の子は、
これからの人生を通じて、あなたたちの願いに背き続けるでしょう。
幸福で、自由であるという、ささやかだけれども確かな抵抗によって。

なぜなら、あなたたちは彼の憎しみすら、
決して手に入れることはできないからです。

原文:https://www.facebook.com/antoine.leiris/posts/10154457849999947


憎しみは、さらなる憎しみを呼ぶ──イスラエルとハマスの現実

いま、私たちが目撃しているイスラエルとハマスの衝突は、まさに「憎しみの連鎖」の縮図です。

ガザの地に生きる人々の苦しみ、そしてイスラエルの市民たちの恐怖。

双方の攻撃は正当化され、それぞれが被害者と加害者になり、報復と復讐の輪が途切れることなく続いています。

けれども、お釈迦様が説かれた「この世で、恨みに対して恨みで報いたとしても、決して恨みは止むことがない。恨みを捨ててこそ恨みは止む。これは永遠の真理である。」という言葉は、時代も文化も超えて、今も響いています。

本当の勇気とは、憎しみを憎しみで返さないこと。

痛みや悲しみを抱えながらも、それでもなお、他者に対して憎しみの連鎖を断ち切ろうとする選択のなかにあります。

スピリチュアルな視点からの「ゆるし」と「希望」

アントワーヌ・レリスさんの言葉は、悲劇の中から生まれた一つの光です。

彼は、自分を襲った計り知れない苦しみの中で、なおも「あなたたちの憎しみには屈しない」と宣言しました。

これは決して弱さではなく、魂の深い強さ、そして人間性の崇高さの証です。

この地上には、いまだに戦争やテロが絶えません。

イスラエルとハマスの争いもそのひとつです。

けれども、どこかで誰かが「憎しみを終わらせる」選択をしなければ、争いは永遠に続きます。

アントワーヌさんのように、たった一人でも、憎しみに屈しない魂の選択が、やがて世界の希望へとつながっていきます。

いま、私たちにできることは、遠い異国の争いを「自分には関係ない」と切り捨てることではなく、「ゆるし」や「愛」を選ぶ人がいることを胸に刻み、自分の身近な日常から小さな平和の種をまいていくことです。

憎しみの連鎖は、一人の「ゆるし」から、静かに終わり始めます。

今も憎しみの連鎖が続くガザ地区とイスラエルの子供達の為に、私たちも祈りたいと思います。

ガザ地区とイスラエル、すべての子供たちのための祈り

どうか、根源の光よ――

ガザの地、そしてイスラエルのすべての子供たちを、
静かな優しさと平和の光で包み込んでください。

小さな身体で、争いの痛みに耐えている子供たちの心に、
希望と癒しが届きますように。

恐怖や涙の夜にも、温かな愛と勇気が寄り添い、
どんな時も彼らが守られていますように。

子供たちは、誰もが愛され、幸せになるために生まれてきました。
どうか、その未来が失われぬように、
世界が小さな命のために手を取り合うことができますように。

イスラエルとハマス、それぞれの大人たちが、
いつの日か憎しみを手放し、和解と平和の道を選ぶ勇気を持てますように。

そして願わくは――
ガザとイスラエル、かつて対立していた土地の子供たちが、
いつの日かあたたかなテーブルを囲み、
共に食事を分かち合い、笑顔を交わしあえる日が訪れますように。

その日が一日も早く実現し、
すべての子供たちの未来に、安らぎと愛と希望があふれますように。

世界中の祈りが、空を越えて子供たちを守る羽となりますように。

(合掌)

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