2019年9月1日日曜日

竹島は戦争で取り返すしかない?深慮遠謀の足りない日本

以前に北方領土問題で、戦争で取り返すべきかを元住民に聞いて話題となった衆議院議員の丸山穂高さんが、竹島についても言及してまた話題となっています


丸山氏は北方領土に関する発言で、所属していた日本維新の会から除名させられ、衆議院で糾弾決議を受けています

最近ではNHKから国民を守る党に入党した事が話題となりました

かなり過激な発言をされる方で、自己顕示欲が強くて、目立ちたがり屋なのかと思いますが、それはほとんどの政治家にも言えることですので彼だけの問題ではないですが、発言や行動で注目を集めようとするところは強いのでしょう

彼が昨日アップした竹島に関するツイッターが、また話題となっています


上記のようなツイートで、竹島も戦争でしか取り返せないのでは?という発言されています

戦争というよりも、自衛隊を用いて武力排除しなけれけば、領土は戻らないという事をいっているのでしょう

国会議員が自分の考えを正直に話すことはよいことで、その人がどういう考えを持っているか、国民が知るためにはよいと思います

日本はどちらかというとマスコミによる揚げ足取りが強くて、政治家が本音を言えないところがありますので、こうしたネットを通じて本音を発現していくのはいいでしょう

しかし内容自体はやはり短絡的な考えだと思います

竹島にしても、北方領土にしても、日本には本来まだまだやるべきことがあったはずです

外交手段をほとんど行わずに、返さなければ武力で、というのはやはり短絡的な考えでしょう

たとえばロシアとの交渉では、日本は欧米に倣ってロシアについて経済制裁に同調しました

これではロシアも日本との友好関係を疑い、話は前に進まないでしょう

トランプ大統領がロシアをG7に復帰させるべきという考えを持っているというニュースが流れました

これなどは本来は日本が率先して提案していくべきことです

日本が欧米とロシアとの橋渡し役をすることで、ロシアとの友好関係が進み、北方領土問題についても話は進んだはずです

そうした努力なしに、なら戦争でというのは考えが浅はかでしょう

いまは参議院議員をされています青山繁晴さんが、日本やアメリカは外交や裏工作などが苦手で、何かあれば戦争でっとなってしまうという話をしていたかと思います

それはアメリカや日本は戦争が強いからで、駆け引きが苦手で何かあれば戦争で片をつけようとする傾向があることを指摘されていたと思います

中国などは戦争は弱いですから、様々な工作を駆使して、戦わずに相手を倒すことを考えるようです

たしかに中国や北朝鮮が色んな工作をしていても、日本は後手後手にまわっているだけで、自分から手を打つことは出来ずにいます

ただアメリカはCIAなどの動きもあって、必ずしも裏工作は苦手だとは言えないかもしれませんが、やり方としてはやはりストレートに、何かあれば戦争で解決しようとするところはあるでしょう

日本にはそうした深慮遠謀が苦手で、結局相手の打ってくる手に振り回され、後手後手に回って最後には戦争に突入するところがあります

第二次大戦での開戦でも、日本はABCD包囲網をしかれ、開戦するしかなかったとも言われますが、やはりそうされる前に深く考えて包囲されないように考えるべきでした

結局はどうにもならなくなって、開戦へと進んでいったのだと思います

第二次大戦の敗因を考えてみると、その遠因にはいくつかあるでしょうが、日英同盟の破棄があったと思います

もしも日英同盟が続いていれば、日本は敗戦国にはなっていなかったでしょう

その日英同盟が破棄されたさらに遠因を見ていくと、第一次大戦時に、イギリスの派兵の要請に応えずに、兵を送らなかったことがあげられます

日英同盟があったから日本は日露戦争にも勝利できたのですが、日本は自分たちの都合でイギリスには派兵しなかったのです

そのためイギリスでは日本に対する不信感がつのってしまいました

これが日英同盟の破棄に繋がり、さらに日本の敗戦に繋がっているのです

現在でもトランプ大統領は「日本が攻撃されれば、アメリカ人は命と財産をかけて戦うが、日本はソニー製のテレビで見ているだけだ」と述べています

日本は憲法九条を理由に、なるべく自分たちが血を流したり、海外の争いに巻き込まれることを避けたいと願っています

しかしそれは国内の事情であり、同盟国からすれば、信頼感は薄らぐでしょう

いまは集団的自衛権の行使や日米同盟の強化に進んでいますが、これは当然すべきことです

もしもアメリカとの同盟関係が破棄されたり、実質無くなるような事があれば、日本はまた敗戦のような苦しい経験を味わう事になるでしょう

平和で安定した繁栄を目指すなら、短絡的な戦争論や、一見平和主義的な同盟破棄に繋がるような事はすべきではありません

もっと思慮深く国際情勢を見通して日本の取るべき手段を講じていく必要があります

竹島問題にしても、日本はもっともっと韓国との間でやるべきことはたくさんあるでしょう

そうした手段をとっていかないうちに、最終手段に出るような事はありえないでしょう

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2 件のコメント:

  1. それぞれの国が、それぞれの利益のみを考えて行動すればぶつかるのは当然のことです。

    資源や利益などをどのように利用・分配すべきなのか、賢く対話しながら共存の方法を見つけていく必要があると思います。

    地球は1つしかなくて、その資源にも限りがあります。
    今は豊かな国も、資源が枯渇すれば貧しくなります。

    それぞれの国が、資源などを「保有」するのではなく単なる「管理」するのみとし、そこから得られる利益は各国にとって有益な使い方をすれば、保有のために争うこともなくなるように思います。

    宇宙には、そんな風に賢く資源を利用し、必要な人のところに必要なものが惜しみなく行き渡る星がたくさんあります。

    もちろんそれだけ科学技術の進歩による資源の有効活用が徹底されているからこそ実現されているのですが、


    この地球ではエゴが最優先されすぎていて、その素晴らしい科学技術のインスピレーションを受け取れる人が少ない(あるいは受け取っていてもエゴ最優先な人たちに技術だけ盗まれて存在を亡き者にされてしまう)ため、それだけの技術進歩ができません。

    地球の行く末はエゴがあるかないかで決まります。
    地球に住む私たちの思いがエゴか思いやりかで変わります。
    エゴはこの地球を壊すことになる、愚かな欲望です。
    思いやりはこの地球を生かし、守り、互いに満たされて過ごせる幸せな愛情です。

    愚かなエゴな欲望によって戦争が起こりこの地球が壊れることになれば、もはや加害国も滅びるしかありません。

    愚かな張り合いではなく賢い対話を重ねられるよう、まずは自分が思いやりの生活をしなければと思います。
    表裏のない思いやりの生活をしている限り、神様がいつも助けて・守ってくださるので安心して生きられますが、愚かな戦争などで地球が壊れるなら死後にあたたかな場所へ帰れるよう、思いやりの生き方が今すぐにでも必要になります。

    そのための具体的な方法をブログでご紹介していますが、ニュースを見ていると日に日に、地球に残された時間が少なくなっているように感じます…

    いつ死んでも安心なように、神様の喜ぶ生き方をしなければと身が引き締まる思いでいます:;(∩´﹏`∩);:

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  2. そうでしたか。
    日本が先の大戦で大敗した因果関係の一つが理解できました。
    何一つ負い目が無いのに原爆を2個も落とされた。、、と思っていました。。。
    曽祖母が大正時代、日露戦争で勝ったことで大通りを市民が「ニッポン勝った!ニッポン勝った!」と大行進したそうです。
    でも忘恩の徒だったんですね。
    イギリスの助けがあってこその勝利、これを知っている日本人が何人いるでしょうか?
    なんらかの意図があったとも思いますが同盟国だからこそ助け合う、これができなかったら国家も国民も本当に信用を失う。
    今アメリカに対して同じことをしようとしているかもしれません。
    アメリカからの信用を失ったら、どこの国が日本と手を組むでしょうか?
    クエートのピンチの時は日本が大金を援助したのに、結果として助けてくれた国として認めなかった経験もありました。
    昔から仁義を重んじてきたはずの日本。考えてしまいました。

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