2025年7月29日火曜日

ニューアースへの鍵──アセンションとディセンションの分かれ道


いま、私たちの地球は大きな転換点を迎えています。

「ニューアース」──それは、物質中心の世界から、魂の成熟と調和を基盤とする新しい地球への移行を意味します。

けれども、この移行は単に宇宙が私たちを自動的に引き上げてくれるというような、都合のよい救済ではありません。

それは一人ひとりの魂が、「どう生きるか」「どんな在り方を選ぶか」によって、分岐していく道なのです。

自由の時代に問われる「自律」の力

現代の私たちは、かつてないほどの自由を手にしています。

何を信じるかも、どんな生き方をするかも、ほとんど制限されることなく選べる時代です。

しかしこの「自由」こそが、魂にとって最も高度な試練であることに、私たちは気づいているでしょうか?

なぜなら、自由の中で人は簡単に堕落するからです。

誰にも叱られないなら、怠惰になる。

誰にも見られていないなら、欲望に流される。

誰にも制限されないなら、自分だけの利益を追い求めてしまう。

このように、自由とは魂の品格と成熟度を最もはっきり映し出す鏡なのです。

自由とは「好き勝手にすること」ではない

本当の自由とは、「自分の思うままにふるまうこと」ではありません。

真の自由とは、自分の内側にしっかりとした中心軸があり、他者を思いやる心と、自らの欲望を律する力を持つことです。

誰にも命じられずに人に優しくすること。

誰にも責められずに、自らの行動を正すこと。

それこそが、ニューアースに必要とされる「自律した魂」の姿です。

愛と公共意識のない自由は、ディセンションを招く

ニューアースに向かう魂にとって、キーワードは「愛」と「公共の福祉」です。

それは「自分だけが幸せならいい」という意識から、「誰もが安心して生きられる世界を創ろう」という意識への転換です。

しかし、もしこの自由な時代にあって、人々が自らの利益ばかりを求め、欲望に支配され、他者を思いやることを忘れてしまえば──

その魂は「アセンション(次元上昇)」ではなく、逆の方向、「ディセンション(次元下降)」へと進むことになります。

これは決して罰ではありません。

魂が必要な学びをまだ終えていない場合、より厳しい環境に送り込まれ、愛と規律を学び直すことになるのです。

なぜ厳しい世界に転生する魂があるのか?

自由を誤解した魂は、次の転生で、自由の少ない環境へと導かれることがあります。

それは、魂が自ら「厳しさの中で学ぶ必要がある」と認識したからです。

歴史を見れば、厳しい戒律を持つ宗教や、個人の自由を抑制する体制の国々があります。

イスラム教のように礼拝や断食、服装や言葉にまで細かくルールが定められている信仰。

あるいは共産主義国のように、個人の所有や発言が制限され、社会全体の統一を重視する政治体制。

私たちが「不自由」と感じるそうした社会にも、魂の成長という観点から見れば、規律や公共性、謙虚さと節制といった重要な徳を学ぶ機会が含まれています。

アセンションの鍵は「自由の中で、愛を選べるか」

自由であること。

それは、あらゆる誘惑が目の前にあるということです。

どれだけでも自分を甘やかせる世界で、どれだけでも自己中心になれる時代に、それでもなお他者を思いやり、調和を保って生きられるか

それが今、私たちに問われていることです。

そして、それができる魂こそが、次なる地球──ニューアースへと進む準備のできた魂なのです。

ニューアースとは「魂の選択」によって開かれる

ニューアースは、「待っていれば自動的に訪れる楽園」ではありません。

それは、一人ひとりが魂の奥で選び取る「在り方」の結果として現れてくる、新しい現実です。

「どうすれば、もっと愛を持てるか?」

「どうすれば、自分の欲を抑えて人に手を差し伸べられるか?」

「どうすれば、自分を律して、善き一員として生きられるか?」

その問いを日々胸に抱きながら、自由な世界の中で自律を持って生きる──それがアセンションの鍵です。

あなたの魂は、その鍵を手にしています。

どうか、その鍵を正しく使い、あなた自身の中にニューアースを開いていってください。

世界は、あなたの選択によって、新しくなっていくのです。



著書『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

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