2020年5月9日土曜日

アセンションの真実|黙示録的終末が来るのか?終末論と循環の思想


アセンションの情報として人類の終末が訪れるとする説もありますし、キリスト教国では聖書に描かれている黙示録などの終末の日が訪れると考えている人も多くいます


今回の新型コロナウイルスの発生を見て、黙示録の時代が始まったと考える人もいるでしょう

そうした兆候に見えるのは当たっている面もありますが、世界が終ってしまうと考えるのは違っているでしょう

終末論は歴史の終わりが訪れるとする考えで、スピリチュアルでもアセンションにそのような意味を見出す場合もあります

こうした終末論の思想的背景について考えてみたいと思います

従来の世界宗教の思想を俯瞰して見ますと、この世(現世)以外に死後に赴く世界としてあの世(来世)が共通して説かれています

それは現世へのとらわれを否定し、精神性を重視する考えがありますので、現世について否定的な思いが出てきます

終末論がいつの時代にも現れるのは、現世を否定的にとらえる思想が根底にあります

ですから終末を語る人達には、こんなひどい世の中はいつか無くなってしまうんだ、という思いがどこかに潜んでいるわけです

ユダヤ教やイスラム教、初期キリスト教では輪廻を認める宗派もありましたが、時代とともに迫害されたりで無くなっていきました

輪廻というのは、人間の魂はこの世に何度も違った肉体に宿って生まれ変わるとする思想です

今世の自分は、昔は別な時代に別な人間として生まれていたことがあると考えます

輪廻の思想が否定されてきた原因として思想面から検討すると、終末論と輪廻思想が相容れないためだったでしょう

思想は不純物を嫌い排除しようとするので、終末論の立場を取る宗教では時がたつと輪廻を否定するようになったと考えられます

終末論の立場の歴史観、世界観はゼロの地点から終点へと向かう直線的なもので、西洋の思想に根強く残っています

マルクスの思想等もそうです

マルクスは歴史は階段をのぼるように直線的に進み、最終段階である共産主義へと到達すると考えています

一方の輪廻思想の根付いた地域での歴史観、世界観は循環する水のようにとらえ、栄枯盛衰を繰り返し、四季のように繰り返される世界として世界を見ます

東洋ではそうした循環しているととらえる思想が主流で、輪廻の考えが定着しているのもリンクしていると思います

物事はすべて誕生→成長→成熟→死のプロセスがありますが、また死から誕生が繋がり循環していくわけです

日本では一年で四季を経験しますけど、春を誕生の時期、夏を成長の時期、収穫の秋を成熟の時期、冬を死の時期に当てはめることができると思います

西洋では現世を否定する考えから終末論が出てくると述べましたが、東洋では現世を否定する考えから悟りを得れば輪廻から解脱するという考えが出てきたものと思います

このように大別すると終末論の思想と循環の思想があると言えます

西洋では歴史を直線的に見て終点へと向かうと考えられており、西洋思想の流れの底流には今でも強く残っています

そして東洋文明では循環しているとする思想があります

それでは実際のところはどうなのかとわたしなりに考えてみますと、世界は循環しながら絶えず変化のうちにあると思えます

誕生→成長→成熟→死のプロセスを体験しながら全く同じということはなく変化をも経験していっています

一年で四季を経験しますが全く同じということはなく、何らかの変化があります
循環しながら絶えず変化を重ねていっているのが世界の真の姿だと思います

今回の新型コロナを発端として、世界に大変動がこれから訪れます

それは歴史の終わりではなく、新たな時代にまた変化していくのです

終末が訪れるのではなくて、大きなサイクルの終わりの時期を迎えるのです

そしてまた、新たな時代がやってきます


これからさらに世の中が混乱していきますが、そうすると世の終わりが来たと、終末論を訴える人も出てくるでしょう

終末論を信じたり、訴える者の潜在願望には、自分が認められないような世の中はおかしい、このような世界は滅んで当然だという破壊願望も潜んでいるものと思います

スピの世界だけではなく、たとえばマスコミなどもよく人々を恐怖心で煽り、不安に陥れるような情報を流します

マスコミも人々の注目を集めて、人気を得ることで視聴率が上がったり発行部数が上がるので、そういう方法をよくとります

では、そうした人々を怖がらせるような恐怖の予知がすべて悪いかと言われればそうでもなく、役立つ面もあるのです

それは危機を事前に察知して、回避するための危機意識を高める面があります

ニュースで怖い情報が流れますけど、たとえば振り込め詐欺などの情報を聞いて、事前に意識していたので、いざ自分がそうした事態になったときに「これは詐欺だな」と気づくことがあります

また、地震や津波の起こる可能性を地域ごとに%でTVであらわして、それを見たら%の高い地域に住む方は不安に思うでしょうが、それによって事前に予防のための手立てを打って、耐震補修をするなどしたら、いざそうしたことが起こったときに助かるということもあるのです

あまり極端にブレと問題になってきますが、危機を察知し、事前に予防することはよい面として認められると思います

また、こうした終末論が外れると、批判する人も増えてきます

間違ったものを批判するのは当然で、世迷いごとが消えて世の中がよくなるではないかと思われるかも知れませんが、こちらも極端に排他的になりすぎるとおかしくなります

中世ヨーロッパでは魔女狩りが横行していました

魔女狩りというのは、霊能者とか、不思議な能力があると思われる者を、悪魔と通じているとして、拷問して殺してしまったのです

魔女狩りのために多くの方が亡くなりました

このように自分の考えや、世の中の常識と違うことを言い出す人間を許さないという風潮が蔓延すると、魔女狩りのような暗黒の世界が訪れるのです

ですので、正当な批判をするのはよいことですが、あまりに行き過ぎた排他的で人の批判ばかりしている人間もおかしくなっていきます

このようにどちらも極端に振れると道から外れるのです

お釈迦様は修行者は中道が大事だと言われていますが、人間はどうしてもどちらかの極端にぶれやすいので、警告をしているのでしょう

あまり極端に揺れ動くことなく中道を心がけていきましょう

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4 件のコメント:

  1. とても興味深く拝見させていただきました。まさに創造と破壊、エネルギー保存の法則とエントロピー。栄枯盛衰。昨今の終末論とアセンションブームをいかに解釈すべきか苦慮していましたが、少しだけ理解が進んだ気がします。人体を構成する個々の細胞が、常に変化し新しいものに入れ替わっているように、一見何も変わってないように見えるものでも実は日々変化している。それが生きているということなのではないのかと思っています。
    アセンションという概念が今ひとつわかりませんが、生きているということそのものが、大なり小なり、それぞれのレベルでのアセンションのプロセスなのではないか?と思うのですが、間違っているかもしれません。
    例えアセンションできなくても、まっとうに生きたいです。考える種を与えていただき感謝です。

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  2. こういう世界を素敵に表現してくれるサイトに嬉しく思い、気持ちをそのまま何通かメールしてしまい 我が出過ぎたなと反省。 今の私の課題でもあります! 想いを発する事、自粛します! やんばるより 誠意を込めて(*^^*)/~~~ 謝謝❗

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  3. 今が終末・・みたいなブームは昔からちょくちょくあったようです。
    世紀末や、自然災害や疫病が立て続けに起こると大抵そういう話になります。
    人間がそれをどうとらえるかは別にして、いろいろな出来事が起こるときは、何かが変わらなければいけないのだろうなと思います。
    都市部にびっしりとビルがひしめき合っている映像をみると、不安な気持ちになったり、常に競争にさらされる社会で疲弊していく人々の話を聞くと、胸が苦しくなってくることがよくありました。
    今後の社会がどういう風になっていくかはわかりませんが、最終的にはいい形に落ち着くことを願っています。そのためには、一人でも多くの人が真理に目覚め、より良き心がけを持つことが大事だと思います。まずは自分の行いから!ですね。

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  4. 日本には豊な四季があり、日本には循環の思想が少なからずとも根付いているのではないでしょうか。
    新緑の新鮮なすがすがしさ、紅葉の美しさ、枯れ葉の哀愁感、冬の厳しいさ。それから春の芽吹きと桜の開花を毎年体感してます。

    だから、輪廻や栄枯盛衰に抵抗のある者は少ないのだと思います。
    終わって無になるというより、ピリオド(区切り)とゆう感覚に近い気がします。

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