不幸の原因を外部に求めていると不幸に陥る

2022年6月19日日曜日

因縁 幸福 政治 仏教


人は不幸の原因を外部に求めようとします

「自分が不幸なのは社会のせいだ」とか「親のせい」、「生まれ持った特徴のせい」などと自分以外のものに原因を求めます

それは何故かというと、自分の責任だと思うと、自分が努力不足であったり、甘えていることに目を向けなくてはいけないからです

外部の責任していると、自分の責任には目を背けていられて、他者を批判していればいいので楽なのです

そのため、世の人々というのは、不幸の原因を自分の外に求めて生きます

「あなたが不幸なのは浮かばれないご先祖霊のせいだ」とか「家相が悪いからだ」とか占いや霊的世界でもそうしたことがよく言われるのも、人間には不幸の原因を外部に求めたがるからです

自分を顧みて反省するのは嫌なので、外の責任にして自分を変える努力は放棄します

そうした傾向は、占いや霊的世界だけではなく、政治などでもよくあります

「あなたたちが不幸なのはあなたのせいではありません、政治が悪かったからです」と色んな理由をあげて有権者に訴えます

たとえば「コンクリートにばかりお金をかけて、国民にお金を配らなかったからだ」とか「外資に国民の富を吸い上げさせていたからだ」とかいろんな理由をつけます

そうして「人々が不幸なのは、あなた方の責任ではなく、外部のせいなのだ」と言って支持を得ようとします

もちろん、政治の失敗で不幸になる事はあります

言っていることが全部間違いではありませんが、不幸の原因を外部のせいにばかりする思想が流行ると、その国は不幸が広がるのです

もしも実際に不幸の原因は外部のせいばかりであると考えたらどうなるでしょう?

すると個人の努力というものは軽視されます

怠け者もその人の責任では無くなりますので、努力する人も怠ける人も同じように見なされるのです

そうすると、個人の努力は軽視されて、全体を平等に扱うような方向に進んでいきます

本人の責任で不幸になったのではなく、政治が悪かったためになったのだから、みんな平等に助けないといけないとなります

これがすなわち共産主義に繋がっていくのです

北朝鮮も共産主義国家で、昔はみんなが平等であり、地上の楽園であるように言われていた事もあるのです

しかし、努力する者も怠け者もみんなを平等に扱う事で、みんなが貧しくなっていきました

共産主義を唱えたマルクスは、不幸の原因は資本家のせいだとしたわけです

資本家が搾取するため、労働者は何時までも貧しく不幸であると主張しましたが、これは資本家ではなくても何でも良いのです

ヒトラーはドイツ国民の不幸の原因をユダヤ人のせいにし、ジェノサイドに繋げていきました

みなさんの不幸の原因は、外資に富を吸い取られたせいだとか、売国政治家のせいなのだとするのも一緒なのです

不幸の原因の求める先はいろいろ変わっても、それらのせいで自分たちは努力しても報われず、不幸になっているのだと思わせるのです

そうした負の感情を利用して、悪に見立てたものを糾弾し、国民の不満を集めて、自分たちの支持につなげます

そうして被害者だった国民をみんな助けるという名目で、みんなに富を分配し、平等な社会を目指します

結局は共産主義・社会主義に向かっていくのです

本当に大切なのは、因果の理法であり、セルフヘルプの精神です

原因があれば結果ありとする因果の理法は、お釈迦様が説かれた中心の教えです

ですが多くの人は耳に痛い事は聞きたくないので、何かのせい外部のせいだとする話に耳を傾けます

政治家もそのほうが有権者が共感するため、そうした話ばかりします

国民にとっては耳障りで、聞きたくないような話であっても、自助の精神は説かないといけませんし、因果の理法は厳然とあります

人気取りのために、安易な不幸の原因を外部に向けるようにすべきではありません

第35 代合衆国大統領のジョン・F・ケネディは、就任演説の中で「国が何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」と述べました

大変勇気のある発言だったと思います

政治家は人気取りのために、「あれしますこれします」と、気前のいいことを言って人気を得ようとするものです

そんな中で国民に国のために働くように説いたケネディーは、やはり偉大な人物だと思います

日本にもそうした政治家が求められますし、国民も耳障りの良い言葉ばかりに化かされていては、いずれ大きな代償を支払う事となります

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