「与える人ほど、なぜか豊かになっていく」。
こんな霊的な真実を、現実の人生で体現された方が、バリ島にいらっしゃいます。
『大富豪アニキの教え』という本のモデルとなった、アニキこと丸尾孝俊さん。
無一文から東京ドーム170個分の土地を持つ大富豪へと駆け上がった方の歩みには、お金と魂の関係を解き明かす深い知恵が静かに織り込まれています。
本記事では、アニキの実話を入口に、見返りを求めずに与えるという霊的な法則を、丁寧に紐解いていきます。
『大富豪アニキの教え』とは──映画にもなった与える人生の物語
『大富豪アニキの教え』は、ベストセラーとなった一冊です。
後に堤真一さん主演で『神様はバリにいる』というタイトルで映画化もされましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
バリ島に実在する大富豪、丸尾孝俊さんの人生を、小説の形でまとめた本でした。
アニキは、日本にいた頃から後輩におごり続けて、いつも貧乏な生活を送っていたといいます。
バリ島に移住してからも、その性分は変わりませんでした。
現地のインドネシアの方々に、気前よくお金を貸し続け、ついにはほとんど無一文になってしまったのです。
無一文の男に、神様がプレゼントを贈った日
そんなある日、アニキのもとに思いもよらない出来事が訪れます。
かつてお金を貸していた村人から、こんな申し出があったのです。
「お金を返せないので、代わりにこの土地をあげます」。
差し出された土地は、長らく放置されてジャングルのようになっていました。
使いものにならないだろうと思いながらも、せっかくの好意を断るのは失礼だと、アニキはありがたく受け取ります。
ところが数年後、その土地が周辺の開発の影響で、なんと数億円にまで高騰したのです。
そこからアニキの人生は、想像を超える勢いで動き出していきました。
商売は次々に成功し、関連会社は29社にまで成長。
働く従業員は5,300名を超え、自宅は25軒、保有する土地は東京ドーム170個分にまで膨らんでいきました。
無一文の男が、文字通りの大富豪へと変わっていったのです。
アニキの語った「神様貯金」という霊的な法則
この出来事をきっかけに、アニキは大切な気づきを得ていきます。
「何の見返りも期待せずに与え続けていると、勝手にイイことが舞い込んでくる」。
そして、こんな表現で人々に伝えていきました。
「あのな、『人のためにお金を使い続ける』と、たとえ、その本人から恩が返ってこなくても、ほかの人からいろんなものが返って来るから心配せんでもええねんて。『神様貯金』だと思っていればええんやて」。
「神様貯金」という言葉には、深い霊的な真実が宿っています。
仏教には「天の蔵に徳を積む」という古い表現があります。
キリスト教にも「天に宝を積みなさい」という言葉があります。
洋の東西を問わず、見返りを求めずに与えたものは、宇宙を一巡してから、思いもよらない形で返ってくるという真実が、繰り返し語られてきたのです。
アニキが与え続けた、街と人々への贈り物
大富豪となったアニキは、それからも与えることをやめませんでした。
現地の方々のために、学校、病院、サッカー場を寄付しました。
道路のアスファルト舗装に資金を出し、バリ島の伝統芸能を残すための楽団の維持運営にも援助を続けました。
そして、52人の孤児の里親にもなっています。
豊かになったから与えたのではなく、与え続けてきたからこそ豊かになり、豊かになってからも変わらずに与え続けている。
霊的に見ると、アニキは「与えることそのもの」が人生のリズムになっている方です。
そのリズムが、宇宙との通り道を開きっぱなしにしているのです。
大切な落とし穴──「見栄」や「下心」で与えても返ってこない
ここでひとつ、注意していただきたい霊的な落とし穴をお伝えします。
アニキが成功したのは、いい格好をしたいとか、感謝されたいといった欲がなかったからです。
純粋に相手のことを思って、惜しみなく差し出していたから、宇宙はその真心に応えました。
もしも同じことを、見栄や下心、計算をもって行ったとしたらどうでしょう。
霊的にはまったく違う波動になってしまい、いくら与えても、思うようには返ってきません。
むしろ、あてにしていた相手から離れていかれて、深く傷つくこともあります。
「与えても返ってこなかった」という方は、ご自分の動機を静かに見つめ直してみてください。
そこに見栄や下心が混ざっていなかったか、誠実に確かめることが、次の歩みを変えていきます。
今日からできる、神様貯金の小さな実践
1.小さな見返りのない一手を打つ
誰にも気づかれないところで、誰かのためになる小さな行いをしてみてください。
共有スペースを整える、後輩にそっと声をかける、地域の道を掃く。
その一手が、あなたの神様貯金に静かに積まれていきます。
2.与えるときの動機を点検する
誰かに何かを差し出す前に、「この行いに見返りを期待していないか」と、自分の心に静かに問いかけてみてください。
純度の高い動機ほど、宇宙への通り道は澄んでいきます。
3.返ってくるタイミングを宇宙に委ねる
与えたものは、必ず返ってきます。
けれど、いつ・どこから・どんな形で返ってくるかは、宇宙の采配です。
その方からの感謝という形ではなく、思いがけない縁や機会としてやってくることがほとんどです。
結果を急がず、与えたら忘れる。
その姿勢が、最高の貯金箱を作ります。
与える人生は、もっとも豊かな道
アニキの物語は、特別な人だけのお話ではありません。
あなたの今日の小さな差し出し物も、確かに神様貯金として記録されています。
受け取ることばかりを求める時代だからこそ、与える側に回ることの清々しさを、思い出してみてください。
その姿勢が、あなたの周りに豊かさの大きな循環を生み出していきます。
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4 件のコメント:
とりあえず、コンビニ行ったら釣り銭は募金にいれますw
こういう本がベストセラーになっていたのは知りませんでした。
私は、今まで人生、いろんな方と接してきましたが、
与えると何らかの形で返ってくる確かにこれは事実です。
深いお話ありがとうございました。
お金の生かし方次第でも巡りの性質が違ってくるように感じています。たとえば進学支援をすると自分自身が学問縁がつきましたし、人の命を救う団体に寄附をしたところ、数年を経て自分自身の健康も縁により良くなりました。必ずしもそのようなことでの自分の見返りを期待していなかったのが良かったんだと思います。
このお話は、神様たちがされていることをとてもわかりやすく説明されているなと思います!
ただここで要注意なのは、お金持ちになれるから募金しよう、みたいな下心が動機でやったら全く意味がない、ということです!
純粋に誰かのために、それが喜びとなるので…という思いが動機でなければ、返ってこないという法則を神様が定めておられるからです。
そこを勘違いされる方が多いので、結果的に神様を恨んだり疑ったり不信になったりするのですよね…神様からしたら全くの良い迷惑なのですが、それでも許し、見守っておられます…愛そのものの神様には誰も勝てませんので、素直に感謝しながら善きことをしていきたいものです(*´꒳`*)
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