禅が教える「本当の自分」の見つけ方

禅宗の内容は難しいもので、一般の方にはわかりずらいのですが、それを民衆にも分かりやすく、禅の本質を端的に述べた坐禅和讃（ざぜんわさん）というものがあります。

こちらは禅の高僧として有名な白隠禅師が書かれたものです。

見方次第で人生は変わってくる

あるところに泣き虫ばあさんと噂される人がいました

頭の中がガラクタで埋まってしまっていないか？

高名な禅師のもとに、学者さんが禅とは何かを尋ねに来ました

何かを成し遂げる為に大切な教え 凡事徹底

禅の指南書である「無門関」に以下のような話が載っています

趙州和尚という偉い師匠に、新米の僧が問いました「私は初めてこの叢林にやってまいりました。どうかご指示をお願いします」

過去と未来という幻を作り出し自縄自縛で苦しんでいる

ひとは現在に生きながらも、過去と未来に縛られて苦しみを生み出していきます

その主なものには「取り越し苦労」と「持ち越し苦労」とがあります

人生の主人公の座を他に譲ていないか？

人は自分の人生を生きているにもかかわらず、時として他を主人公としている時があります

ほんとうはあなた自身が、あなたの人生の主人公なのですが、その座を手放して、他のものに譲ってしまうのです