世の中には人を傷つける言動をしたり、誹謗中傷する人が多くいます
彼らは自分が何らかの不平不満を抱えていて、それを人を攻撃したり、傷つけることで気分をはらそうとします
無抵抗なものや弱い者に攻撃を向けるのは、卑しい心情と言わざるを得ません
ネットでも匿名で自分が守られているという立場と思って、人を傷つけるようなコメントを繰り返すのも同じでしょう
人の世では、あらぬことで批判を受けたり、攻撃されたりすることがあります
そうした時には、相手は自分を磨くための砥石のようなものだと考えてみましょう
宝石なども原石のままでは、あまり綺麗ではありません
砥石によって削られ、磨かれることで、綺麗な姿となっていきます
他人の厳しい攻撃や、試練の磨きをくぐることで、私たちは輝きを増していきます
そして攻撃する相手は、どんどんとすり減っていき、やがては無くなっていきます
私たちの魂の本質は偉大なる宝石のように尊い存在であるからこそ、磨けば磨くほど美しさが現れてきます
私たちがただの石ころに過ぎなければ、いくら磨いても、ただの小さくなった石にしかすぎません
過去の偉人たちも、世間からの批判や攻撃を受けてきた人が多く、それを乗り越えることで人生が益々輝いています
哲学の祖とされるソクラテスも、人々から数々の批判を受けて、最後は人民裁判で有罪とみなされ、毒杯をあおって亡くなりました
しかし彼の人生は、後に多大な功績を残し、世界の四大聖人に数えられるまでになります
彼を批判した者たちよりも、ソクラテスの方が偉大であったことは、今となって見れば誰でもよくわかります
何かを成そうとするときには、批判や攻撃はつきものです
それを自らを鍛え、磨くものとし、輝いていけたら、人生に勝利するものとなるでしょう
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