2023年11月5日日曜日

スピリチュアルで善良な人が陥りやすい問題


このブログを読まれている方には、霊的な事に関心を持ったり、精神性を重視する人で、善良な方が多いと思います


そうした方に特有の失敗しやすい点がありますので、今回はそうした方の注意点について述べてみます

あらかじめ知っておいて注意しておくことで、躓かなくて済む場合があります


まず一つには、善良であるがゆえに人を安易に信じてしまい、騙される傾向があります

よく占いなどに凝る人にも、信じやすい傾向があるでしょう

そうした人は、相手の悪意を見抜けずに、信じてしまい、後から裏切られることがあります

占い師に心酔して依存していたら、有り金巻き上げられたりする話もよく聞きます

あるいは親友と思っていた人に裏切られ、傷ついてしまう事が何度もある場合には、そうした傾向が無いか確かめてみましょう

次には、愛情のつもりで人に尽くしすぎてしまい、相手を堕落させる結果となることがあります

たとえば母親が子供可愛さに甘やかして育て、成長して責任のとれない人物になることがあります

以前に、ある大物女優の息子さんが、麻薬の使用で何度目かの逮捕をされたニュースがありますけど、愛情が深いゆえに甘やかして育ててしまい、息子さんをダメにしてしまう事もあったかと思います

政治問題に置いても、弱者救済や、貧困解決に関心が高い人にはそうした善良で愛情の深い人も多いと思いますけど、それが行き過ぎてしまうと、相手を堕落させてしまう傾向が出てしまいます

たとえば一生懸命に働いて、真面目に生活している人もいれば、補助金や生活保護を受けている人に、あまり働かずに、ギャンブルや酒におぼれている場合もあります

真面目に働くよりも、国からお金をもらって生活するのが楽ですから、働かずに娯楽に走る場合があるわけです

そうしたものも、情けが過ぎてしまい、相手の勤労意欲を奪ってダメにしてしまうケースです

次に、他人の方を優先したり尊重しすぎて、自己犠牲的な人生を送るケースもあります

たとえばギャンブルや異性にお金を使ってしまう旦那さんを、離婚できずに支えてしまっているような状況になっている人もいるでしょう

結果的に自分が不幸になるだけでなく、そうした行儀の悪い人をのさばらせてしまう事となります

相手の方を尊重しすぎて、自分を愛したり、自分の人生を大切にする考えを無くしてしまっている人となります

人とは神様より、この世に光をもたらす使命を持って生まれてきた者であり、自己の人生を大切にする必要があるため、自己犠牲が過ぎて自分を軽視しすぎてもいけません

善良な人には、積極的に悪を働く者に消極的にしか対応できずに、その悪を増長してしまう傾向があります

積極的に悪を考えている人には、こちらが善意で接しても、それを逆手にとって利用しようとしたり、食い物にしようとする人がいます

そうした者に対して対処することが出来ずに、結果的に悪をのさばらせてしまうことがあるのです

暴力夫に対しても、忍耐して我慢するしかない人というのも、結果的に夫の悪を増長させてしまっている部分があるのです

勇ましく決断したり、行動をとることが出来ずに、優柔不断で忍耐で乗り切るしか方法がなかったりします

これは国際政治においても同じで、たとえばアメリカのノーベル平和賞を取られた大統領がいましたが、彼は悪を働く指導者には消極的な姿勢しか示せず、忍耐して乗り過ごそうとするしか策はありませんでした

そのために悪を増長させてしまったところがあります

このように善良な魂の者には、上記にあげたような問題点が出てくる傾向性がありますので、注意しておかれるのがよいでしょう

新刊『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

9 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

積極的に悪を働く者に消極的にしか対応できずに、その悪を増長してしまう傾向がある。
これはまさしく、私の事です。今も昔もその渦中にいます。なかなか強気に行動出来ません。
オバマさんもそうでしたね。少々耳の痛いお話ですが、今後は少しずつでも改善していきたいです。

匿名 さんのコメント...

善良な人の心を食いものにする人いますね。
今までいろいろあり、自分より人の事ばかり尊重しでばかりで「これではダメだ」と私は今まさに強くならないとと思っている時でした。
優しさを持ちながら、自分を大事に強くなります。
ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

思い当たることが多々あります。悪と言うほどではありませんが、人の善意を当たり前だと思い、利用しようとしてくる人達がいます。それを見抜き、毅然とした態度を取ることは大事なことだと思うようになりました。又、逆に自分も親切な人に甘えてしまわないようにしなければと思いました。

匿名 さんのコメント...

人間関係では、「尊重する」意識の交換が互いの間でなければ、どちらか一方が自分自身だけを大切にする「自己中心」や「相手を支配・利用する癖」に陥り、もう一方は相手を常に優先したり自分が我慢し続ける「甘やかし」や「間違った忍耐」「自己犠牲」「相手への依存」に陥ったりしてしまうと思います。
互いが自己中心的であれば喧嘩になりやすくなるかもしれません。

「自分を尊重しつつ相手も尊重する」、 これが互いの間でバランス良く成り立つことができたら、平和と平等、精神の自立が各々にきっと訪れるだろうと思います。それまでは正義に基づく行動もどうしても必要になってしまうのでしょう。 相手の中にある神聖な核の存在・起源を信じながら。


いつも素晴らしいお話をどうもありがとうございます。

皆様の尊い魂が愛と光・癒しと強さで満たされますように・・・

匿名 さんのコメント...

私も以前はダメ男と別れられませんでしたし、
母は今でもろくでなしの父と別れられません。
愚痴ばかり言いながら一緒にいるよりも、思い切って別れたらいいのにと思ってしまいます。

匿名 さんのコメント...

自分のことしか考えていない友人と距離を置いています。
その人は私のことを大切にしてくれていないな、とあるとき感じました。
あのとき利用されていたかも…という過去もあるので、気をつけようと思いました。

ミミ子 さんのコメント...

おっしゃること、良くわかります。
まず自分を大事にしないと。
特に日本人は自己卑下が多いように思います。
献上の美徳と、敗戦のコンプレックスを拗らせている様に思えます。

匿名 さんのコメント...

スミマセン、途中で送ってしまいました。言いたかったのは、毅然とした態度が必要ですよね、と言いたかっただけでした😅

匿名 さんのコメント...

勇ましく決断したり、行動をとることが出来ずに、優柔不断で忍耐で乗り切るしか、、
元家族のそれによって被害を被り、大変苦労しました。

けれど、そのお陰で「理不尽な者達には毅然とした対応をしないといけないのだ!」と気づき、それができるようになった気がします。

両者が引き合ってしまうのは、自己肯定感の低さ。つまり、自己否定による自信のなさなのだと最近知りました。
自分のダメだと思えるところも「それも自分なのだ」と認めることで、自己肯定感は上がるのだそうです。

神様がお作りになった私達は光の体現者。
自己否定なんてしている場合ではないのですね笑

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。