2024年3月24日日曜日

糖尿病への疑問と発症の仮説



糖尿病は疑いも含めると日本人の5人に一人がり患しているとされる国民病です

糖尿病とは血液中に糖(グルコース)が健常者より大量に増えている状態が続いている方です

生まれ持った体質によるⅠ型と生活習慣でなるⅡ型があって、日本人の多くは後者のⅡ型に入ります

糖尿病の症状には、喉の渇き、多飲、多尿、倦怠感、体重減少等があります

ただし、初期の段階では目立った症状がなく、糖尿病になっていることに気付かないケースも多いと言われます

この糖尿病が長く続いていると、血管を痛めていって、毛細血管の多い目の網膜や、腎臓などを弱め、神経障害を起こすとされます

目の網膜がやられると、次第に失明する恐れも出てきます

また腎臓が弱ってくると、人工透析に進むようになります

神経障害が進むと、手足の感覚が薄れたり、チクチクする痛みを感じらりするようになります

また動脈硬化が進むため、脳梗塞や心筋梗塞にも繋がりやすいとされます

このように糖尿病は、血管や神経を痛める為、いろんな合併症を併発してしまう危険があります

一般に病院などでは、空腹時の血糖値を測り、あるいは一カ月ほどの血糖値の平均が分かるヘモグロビンA1cの値が基準値以上なら糖尿病と診断されます

そのため病院では空腹時血糖値を下げ、平均値を下げるように、薬の処方などがなされます

ですが、このように血糖の平均値を重要視するのがそもそも正しいのかという疑問があります

その前にどうして糖尿病が発生していくのかを考えてみます

通常ですと、糖のもとになるのは炭水化物ですから、炭水化物であるお米や小麦のパンなどをたくさん食べるとなるという印象があります

たしかにそうしたものをたくさん食べると、血糖値は上がるはずです

そのため糖尿病はこうした炭水化物の取りすぎやカロリーの取り過ぎで起こると考えられています

ですが、昔の日本人の食事事情を考えると、むしろ現代人よりも大量のご飯を消費していました

食事のほとんどがご飯であり、総菜はほんの少しのもので食事が組み立てられていました

ご飯を少量の漬物などと一緒にたくさん食べるような食事です

トップの画像を見て頂ければわかりますが、だんだんと日本人の炭水化物摂取量は減ってきています

しかし、炭水化物の摂取量が減っているのに、日本人の糖尿病患者は年年増加しています

これはどうしてでしょうか?

おそらくは炭水化物そのものの摂取が糖尿病の元となるのでは無いのだと思います

では、現代ではどうして糖尿病が増えたかと考えると、炭水化物よりも砂糖や異性化糖などが大量に消費されるようになったからではないかという仮説が考えられます

砂糖は二糖類と言われ、ブドウ糖と果糖が結合したもので、容易に分解されて吸収されます

吸収が早いと、それだけ血糖値を急激に上昇させます

異性化糖というのは聞きなれない言葉かと思いますが、ドリンクや加工食品の原材料を見ると、果糖ブドウ糖液糖などの表示があるかと思います

これはでんぷんなどを酵素で分解してできた糖なのです

安価で甘さを出すために様々な食品に添加されています

この異性化糖は砂糖よりもさらに吸収がはやく、急激に血糖値を上昇させます

炭水化物も分解されて糖になるのですが、その結合が多いため、分解までに少し時間がかかります

そのため砂糖や異性化糖などよりもゆっくりとした血糖値の上昇になります

現代では多くのドリンクや加工食品にこの砂糖や異性化糖が含まれています

いろんな添加物の害が言われていますが、砂糖や異性化糖についてはあまり言われていないかも知れません

ですが、どうも糖尿病患者が年々増えている原因には、こうした血糖値を急上昇させる食べ物の摂取が増えたからではないかという恐れがあります

私の考えた一つの仮説ではありますが、かなり怪しいのではないかと感じています

他にも現代人はお菓子とか甘い物をたくさん取るようになったため、そうしたものも含めて糖尿病が増加している原因になっていると思われます

つまり砂糖や異性化糖などの、急激に血糖値を上げるモノをたくさん取り続ける事で、発症してきているのではないかと思われます

ちなみに現代では白米や小麦など、精製がしっかりして真っ白な食べ物を取っていますが、こちらは吸収が早くて、お米なら玄米やヌカ成分が含まれるもの、小麦は全粒粉などのほうが吸収はより緩やかになります

糖尿病の方には、白米ではなく、玄米や食物繊維の豊富な麦ごはんが適しています

このように急激に血糖値が上昇すると、活性酸素が大量に発生してしまい、結果、血管を傷つけてしまいます

血管が傷つくと、それが動脈硬化などの原因になってきます

糖尿病で合併症として恐れられている網膜症や腎症などは、これらの器官に毛細血管がたくさんあり、それが傷つくことが原因と考えられます

そのため血糖値が急上昇して、活性酸素か大量に放出されると、そうした合併症も発症する恐れが高まります

現代では食後に血糖値が急上昇しその後急下降する、血糖値スパイクが言われています

これらは空腹時血糖値は正常なため、病院の検査では気づかれないことが多いですが、その後の糖尿病に繋がっていく恐れがあると言われています

現代の病院では、血糖の平均値を重視していて、血糖値スパイクは糖尿病の予備軍と考えられているかと思います

糖尿病というのは、ずっと血糖値が高いままを維持しており、血糖値スパイクというのは、食後に急激に血糖値が上昇し、さらにしばらくすると急激に下がる現象です

病院などでは血糖値が高いままを維持している状況を問題視している状況です

しかし、なぜ体は血糖値を高いままにしておくかと考えると、血糖値スパイクを抑えるために、身体の防御反応として起こっているのではないかと考えられます

つまり血糖値スパイクが進行して糖尿病になるというよりも、血糖値スパイクで急上昇や急下降で血管にダメージを受けさせない為、はじめらか血糖値を高いままで維持し、血管への損傷を抑えようとする身体の防御機能が働いているのではないかと考えられるのです

であれば、血糖値が高値で維持されているのが問題というよりも、食後の急激な血糖値の変化が問題であるといえます

もちろんこれも私の仮説であり、実証されているわけではありません

またあまり高い血糖値が続くことも、血管を痛めてしまう原因になるので、高くてもいいというものではありません

病院などでお薬を処方してもらい、高血糖は抑えられたとしても、血糖値スパイクはまた出てきている恐れもあります

ずっと高血糖な状況は薬で抑えられても、食後に血糖値スパイクが起こっているかもしれません

その場合は、たしかに血糖値などの数値はよくなって見えますが、血管などのダメージは続いてしまっています

そのためヘモグロビンA1cで見られるような血糖値の平均値だけでなく、急激な血糖値の上昇と下降が起こる血糖値スパイクを起こさないようにするのが大切です

ですので、砂糖や異性化糖などの急激な血糖値の上昇を招く食べ物は控えて、なるべく上昇が緩やかになるGI値などを気にするようにしましょう

今回はこれくらいといたしますが、要望が多ければ、改善方法などについてもまた書いてみたいと思います

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