2020年8月16日日曜日

自分の人生を生きる|親の期待や周囲からのプレッシャーから解放されるための祈り


時に人は自分の人生を生きているのではなく、他人の人生を生きていることがあります



特に影響の強い親の人生を生きている人が多くいます

親が自分の子どもに満たされなかった部分を補わせようとするとき、実はいつの間にか子どもを自分の傷を癒すための道具としているのです

自分の満たされなかった思いを、子どもを使って満たそうとします

そうすると子どもは親の犠牲となり、親の人生を生きらされる事になります

親の願いのもとに子供の人生が犠牲になる事があります

ですが、どの子どもも、何者も、他人の犠牲になる必要はなく、自分の人生を生きる事が大切です

親だけではなく、夫婦の関係でも相手の犠牲になって生きる事もありますし、会社の犠牲となって生きる事もあります

ダメな相手と別れられなかったり、ブラック企業にいつまでもしがみ付いている人もいます

それは依存の思いがあると、支配者を呼び込むことがあるのです

自分の中に他人に依存するような思いが強いと、いつの間にか自分の人生を支配しようとする他人を引き寄せる事があります

何者かの犠牲になるのではなく、自分を大切に生きる事

他人を尊重しながら、自分も尊重していくこと

他人の人生ではなく自分を生きる事が大切です

そのために役に立つと思う祈りを日本語に訳して紹介します


私は私の人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる
私はあなたの期待に応えるために、この世界にいるのではない
あなたは私の期待に応えるために、この世界にいるのではない
あなたはあなたであり 私は私だ
偶然にもお互い出会えたのは、それは素敵なことだ
たとえ出会えてなくても、それはそれでよいのだ

GESTALT GEBET
Ich lebe mein Leben und du lebst dein Leben.
Ich bin nicht auf dieser Welt, um deinen Erwartungen zu entsprechen –
und du bist nicht auf dieser Welt, um meinen Erwartungen zu entsprechen.
ICH BIN ich und DU BIST du –
und wenn wir uns zufallig treffen und finden, dann ist das schön,
wenn nicht, dann ist auch das gut so. 
Frederick Perls

これは「ゲシュタルトの祈り」と呼ばれるもので、ゲシュタルト療法を創設したドイツの精神科医フレデリック・S・パールズ氏が作られたものです

依存心が強い人、他人の期待に応えようとばかりして、自分の人生を見失っている人に必要な祈り文だと思います

参考になりましたら幸いです

関連記事



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これは心に響きますね。
捕らわれていたものから解き放たれました。
特に最後の一文がいいです。
たとえ出会えなくてもそれはそれでよいと。
それくらい軽いものなんです。

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。