それは、現世にて国民から容赦なく血税を搾り取り、苦しみを広げてきた者たちの“来世の姿”でした。
その霊界の場面は、暗く重苦しい空間に支配されていました。
そこには、十数メートルもあろうかという巨大な鬼のような存在が控えており、まるで古の裁きを行う番人のような威容を放っていました。
その鬼たちは、生前、手にした政治権力と財政権を我が物顔で振り回していた者たちの魂の手足を、まるで雑巾を絞るかのように、ゆっくりと、そして容赦なく搾り上げていくのです。
「ギュウゥ……」
と悲鳴のような音とともに、搾り出されたのは黒っぽい血と泡立った脂が混じったような、何とも言えない液体です。
それは国民の血税を搾り取った代償と、彼らの脂ぎった権力欲が示されていると思われます。
そうした濁った想念が混じり合った“黒い液体”が、下に設けられた金属製の黒い受け皿に、ポタポタと落ちていくのが見えました。
その場には哀れみも同情もありません。ただ“因果”のみが働いているのです。
この世の力は、あの世では通用しない
地上においては、華やかな肩書きや、高級車に守られた官邸の暮らしがあったかもしれません。
しかし、あの世ではそれらは一切意味を持ちません。魂の波動、それだけが審判を受ける材料です。
増税によって苦しめられてきた国民。それらの“声なき声”を無視して積み重ねたカルマは、あの世でひとつ残らず、清算の場に引き出されるのです。
なぜこのビジョンが与えられたのか?
このビジョンは、決して「呪い」でも「報復」でもありません。
それは、いまこの地上において行われている税制が、神仏の眼からも行き過ぎていることを知らせるための“慈悲”の警鐘なのです。
天は、ただ見ているだけではありません。
魂の記録すべてを包み込みながら、時が満ちたときに、「それぞれが蒔いた種を、それぞれが刈り取る」ことを優しくも厳しく示してくれるのです。
霊的世界は、あなたの心を見ている
私たちもまた、この地上に生きる存在として、無関係ではありません。
税金を課す立場にはなくとも、「誰かの痛みに無関心でいたか」「目の前の不正に目をそむけていなかったか」と、自らの魂に問いかける時が来ています。
私たち一人ひとりの意識の波が、地上に光をもたらすか、闇を深めるかを左右しているのです。
終わりに──光の道を選ぶ者へ
このビジョンが意味するのは、「裁き」ではなく、「目覚め」です。
こうなるという「予言」ではなく、このままではそうなってしまうから、変えていくべきだという「警鐘」なのです。
今の税制は天から見ても誤っていると判断されているようなので、改めて頂きたいと思います。
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