最近の米価格高騰を受けて、小泉進次郎が農水大臣に就任し、備蓄米を放出してお米の値下げを頑張っている姿がテレビで写されています。
自民党は石破氏では次の選挙に勝てないので、国民人気を高めて次期総理候補として小泉氏をピーアールしたい意図があるのかも知れません。
その事はさておき、近年、私たちの生活の中で「お米が高くなった」という声が多く聞かれるようになってきました。
実際、全国的にコメ不足による値段の高騰が起こり、政府はこれに対応するため、国の備蓄米を市場に放出し、一時的に価格を下げる対策を取りました。
しかし、ここで考えたいのは、「単に値段を下げれば問題が解決するのか?」という点です。
実は、お米の値段が安すぎると、稲作農家は十分な収入が得られず、やっていくことができなくなります。
もともと日本の農家は高齢化が進み、後継者不足という深刻な課題を抱えています。
加えて、過去には政府の減反政策――つまり、米の生産を控える政策――も続けられてきました。
その結果、日本の米作り全体の生産能力は年々下がってきているのです。
今回の米不足の背景にも、こうした長年の生産減少が影を落としています。
さらに、政府が備蓄米を市場に放出するという措置は、実は「最後の切り札」にも等しいものです。
備蓄米とは、天候不順や災害などで米が不作となった時に備えて保管されているお米です。
しかし、今回それを大量に市場に出したため、もう在庫が残り少なくなっているのが現状です。
つまり、来年以降もお米の生産が減り続け、再び米不足が起こった場合、もはや「備蓄米」に頼ることはできなくなってしまうかもしれません。
また、国際的な視点からも注意が必要です。
アメリカ・トランプ大統領は日本のコメに対する高い関税を批判しています。
もし日本政府が国内の米不足をあえて生じさせ、あるいは黙認することで、海外からの米の輸入拡大へ舵を切るとすれば――日本のお米の自給体制そのものが脅かされる危険性も出てきます。
今後、世界的な気候変動や人口増加によって、米だけでなく、さまざまな食料が安定して手に入らなくなる時代が来る可能性も十分に考えられます。
政府や社会がどのような対策を取るかも大切ですが、私たち一人ひとりが「もしもの時」に備えていくことが、これからの時代はますます重要になってきます。
ちょうど昨日は神道研究家の中矢伸一先生の主催するANOASフェスティバルに参加させていただき、小名木善行先生や坂東忠信先生など、多くの高名な先生方の前で、中矢先生とのトークセッションをさせていただきました。
そこでもいろんな先生方が今後の食糧問題や危機管理についても話し合われたところでした。
お米の無駄を減らしたり、必要な分を少しずつ備蓄する、家庭菜園をしてみるなど、できることから意識を変えていきましょう。
自分と家族の命を守るために、日々の暮らしの中でできる準備を、どうか忘れないでください。
そして、食べ物を大切にする心を、次の世代にもつなげていきましょう。
著書『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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