人間は絶えず他者との繋がりの中で生きています
家庭では親や子供、嫁と姑や、兄弟との関係があるでしょうし、学生なら同級生や先生との関係があります
仕事をされている人であれば、職場の同僚や上司、または取引先の人など、色々な人との関係の中で生きています
そうした関係の中で、苦手な人も出てくると思います
いつも自分に厳しく当たる人とか、小言をよく言われるなどして、苦手だなと思う人もいるでしょう
そうした時には、相手の悪い面が見えてきて、ご自身の中に、相手に対するネガティブな感情が膨れ上がってきます
こちらが嫌だなという思いを持つことで、ますます相手も嫌と思うことをしてくるようになってしまいます
他人の姿というのは、自分自身の心の中の投影として現れることがあるのです
自分の中にある苦手意識が、ますます悪いことを呼びよせてしまっていることがあります
たとえば会社でいつも怒る上司がいて、その人の事を「苦手だな」と思っていると、その上司もあなたの事を素直に意見を聞かずに避けていると感じているかもしれません
そうした相手であっても、何かの飲み会で、話を聞いていたら、たまたま同じ趣味を持っていて、好感を持つようになると、相手も和んできて、あなたに厳しく当たらなくなってきたと感じることがあるでしょう
この場合は、相手に対して苦手意識を持っていたので、何かの糸口を見つけて、相手に対して好意をいだくようになり、それが関係を和ませることとなってきます
嫁と姑さんとの関係でも、姑さんが「この嫁が来てから息子がおかしくなった。息子が自分の言う事を聞かなくなり、嫁の言いなりになっている。」などと思っていると、嫁さんの方も嫌な気持ちを察知して、敬遠するようになります
お嫁さんのほうでも「姑さんが口うるさく言ってくるので嫌だ。自分たちのことであれこれ口出ししないでほしい」と思っていると、姑さんも嫌な感じを受けて、「悪い嫁をもらった」と思うようになるでしょう
お互いに嫌なところや悪いところを見ていくと、だんだんと関係も悪くなってきます
相手の良いところを見て褒めあう関係になれば、人間関係も良いものとなっていきます
昔から「立ち向かう人の心は鏡なり」という諺がります
スピリチュアル界でも、鏡の法則と言われるように、他人に対して気になったり、引っかかったりする部分は、ご自身の心の中にあるものと反応しているのです
相手があなたの欠点や失敗を指摘すると、自身も相手の悪いところを見ていってしまい、そうするとますます関係は悪くなってきます
そうした時に、相手に対してよいところを見つけ、褒めるようにしていると、相手も変わっていくことがあります
こちらが苦手意識を持っていたら、相手もそれに対応して嫌な部分を出してきますが、こちらが相手の良い部分を褒めていくと、相手の気持ちもほぐれてきて、こちらの良いところも認めるようになってきます
嫌な人が現れたなら、自分の心の中に何か引っかかるものがあるのではないか、学びの材料にしていくとよいでしょう
心に映る相手の姿というのは、結局は自分自身の心を反映しているものだと言えます
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