幸運の種を蒔くスピリチュアルな方法

2018年7月27日金曜日

因縁 引き寄せ 人生問題



原因があって結果があらわれる。因果の法則というものがあります

植物の種子があって、それが発芽に適した地面に蒔かれることで、種は芽を出し、その後適切な日光や雨などの条件がそろうことで成長し、やがて実を成らせます


種子が原因とすれば、実は結果です

稲の種を蒔けば、稲が実り、小麦の種を蒔けば、小麦が手に入ります

稲の種を蒔いて小麦がなることはありません

人間の行為や思いにも因果の法則は当てはまります

これをよく説かれていたのが仏教の開祖であるゴータマ・シッダッタ(巴: Gotama Siddhattha)、お釈迦様です

善行をおこなえば、善の結果が報い。悪行には悪の結果が訪れると説きました

ですが、この世の世界だけを見てみると、必ずしもそうとは見えません

あくどい商売をしたものが、金儲けをしたり、正直者が損をしているように映ります

一般的な人間から見ると善因善果、悪因悪果の法則は成り立っていないように感じてしまうのです

この世だけで見てみると、ズルをしたものが得してしまうように見られるため、死んだらお終いと考えると他人を蹴落としてでも得したほうがよいと考える人も出てきます

因果の法則は、この世だけではなく、前世や来世があることで成り立っているのです

前世においてどのような行いをなしたかが今世の報いとしてあらわれ、今世の行いの結果が、来世の行き先を形作ります

いまでは仏教の因縁話など、科学の発達していない昔話の迷信のようにしか思われていないですが、現実に存在し、因果の法則は物理法則と同じく成り立っているのです

ですので、幸運の種を蒔くには、自分がされたら嬉しいことを人にも施し、自分がされたら嫌なことは他人にもしない事です

他人にした行いが、回りまわって自分自身へと返ってきます

これが「与えるものは与えられ、奪うものはさらに奪われる」の意味です

愛は、人に与えることで自らに与えられ、人から愛を奪うものは、自身も奪われるのです

たとえば、同情を求める行為も、人から愛を求める気持ちから出てきます

自分への愛が不足していると感じるため、周りから愛をもらおうとして同情を求めて自らの不幸話をしたりします

ですがはじめは同情していた人でも、何度も同じような事を聞かされると嫌になって、その人を嫌厭するようになるでしょう

一生懸命に得よう得ようとする思いが、むしろ得られなくしていきます

逆に、自分が得ようとするのではなくて、相手にしてあげようと思って与えることをしていると、いつしか周りの人に愛され、自然と与えたものは返ってくるようになります

現パナソニックの創始者の松下幸之助さんは、水道哲学というものを提唱されました

水道の水と言うのは価値のあるものですが、それを他人が飲んだからと言って咎める人はいません

水道水は大量に供給され、廉価なものだからです

産業品も水道水と同じように無尽蔵に供給し、安い価格で提供することで、人々の幸福に寄与し、この世をよくしていこうとする考えです

そのように人々に与えようとする思いがまずあって、商売も成功していったのでしょう

世間ではいろいろと企業による偽装問題が取り上げられることがありますが、それらは人を騙したり勘違いさせてでも儲けてやろうとする事で、欲が過ぎたものです

そうしたものは何れバレるなどして相応の代償を支払わねばならなくなります

因果の理法はくらますことができません

これを不昧因果と言います

禅の『無門関』第二則に「百丈野狐ひゃくじょうやこ」という公案があります

百丈和尚という方が説法していると、いつも一人で聞いている老人の姿がありました

和尚がその老人に「あなたは何者か?」と質問するとその老人は答えます

「実は私は人間ではありません。遠い昔に住職をしていたのですが、ある人に『大悟した人は因果に落ちるでしょうか?』と聞かれ『因果に落ちない(不落因果)』と答えました。すると五百生にわたって野狐の姿に堕ちてしまいました」と言います

そして野狐に堕ちた元住職は「悟った人は因果におちるのですか?」と聞きます

百丈和尚は答えて「不昧因果」と教えます

それを聞いた老人は悟って野狐の姿から脱したと言います

因果の理法はくらますことが出来ないと諭すはなしです

因果は正確に働きますので、人に良きものを与えていくことが、自分の将来にとって幸運の種をまくこととなります

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