辛いことや悲しいことがあっても、それを見せずに生きています
人は誰しも、悲しみの涙を見せずに、荷物を背負って人生の道を歩むのです
一歩一歩と
自分だけが不幸な目に合っていると思っている者が、地面に座って駄々をこね、歩いている人を非難し、暴れます
ほんとうは誰しも悲しみを背負って歩んでいる事を知らないから
人間はどうしても自分だけの目線で物事を見てしまいがちになります
病気になった時、事業に失敗した時、失恋した時
どうして自分がこんな目に合うのだと嘆き悲しみます
しかしその人は真実を知らないのです
明るく楽しそうに振る舞っている人が、どれだけ悲しみを背負いながら生きているのかを
人がどれだけ苦労と辛酸をなめて今あるのかを知りません
知らないがゆえに人をうらやましがったり、嫉妬したりします
そうして世の中への不満や、周りの人に避難の目を向けるようになります
その場で泣き崩れていては、先へと進めません
だから人は悲しみを胸に秘めて、黙って歩んでいるのです
どうして自分だけがこんな不幸に陥るのだと思った時には、もう一度周りをよく見てください
本当はあなた一人ではなく、多くの人が同じような辛さや悲しみを体験していたのです
それに今まで気づかず、人の悲しみや辛さに気づかずに過ごしていただけだったことを知るでしょう
悲しみを知ることで、人は他人の背負っている物の重さを知ります
だから人に優しくなれるのです

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