2018年9月1日土曜日

人は誰も仮面をかぶって生きている



人は誰しも、本当の自分とは違う仮面(ペルソナ)を被って生きています



人間は自分一人では生きられず、集団の中で暮らしていますから、その中で自分の役割を演じて生きています

成人式で子供から大人になる儀式というのも、これからは大人の仮面をかぶって生きていくことを意味しています

人間は社会で生きていくためには、子供のままではならなくて、大人として社会のルールに則って生きなけれればいけなくなります

時間を守ったり、ちゃんとした身なりをして、集団から外れた行動はとらないようにしなくてはなりません

そうした大人の仮面を誰しも被るようになります

そして会社に勤めれば社会人としての仮面をかぶり、礼儀正しく、人当たりの良い仮面をかぶります

主婦は主婦としての仮面をかぶり、学生時代に様な格好はやめて、大人らしい格好をして、主婦として認められる行動をとります

子供が生まれれば、親としての仮面をかぶり、親らしい態度を取るようになります

親が子供と一緒に壁に落書きしたり、道端で寝転んで駄々を踏んだりしては、迷惑がかかるため、親としての求められる姿を演じます

世の中には色んな制服がありますけど、それらもその制服に相応しい仮面をかぶることを意味します

警察官であれば、警察官の服装をして、規律に従う真面目さを要求され、そうした自分である仮面をかぶります

学生服も自分たちが学生であることを自覚させるための服装と言えます

こうした仮面は、本来の自己とは違うため、なかにはしっくりこなくて着心地が悪い人も出てきます

仮面が合わずに苦しみを生み出すこともあるのです

たとえば夢の中でいつの間にか自分が裸で歩いていて、恥ずかしい思いをしたというシーンを見たことがある人もいるでしょう

そうした時には、自身に求められている仮面が、あわずに抵抗している姿を現していることがあります

たとえば新入社員として、「はきはきして元気な若者」が会社から求められている場合、期待された仮面をかぶっていても、実は自分には合わないものであった時には、ストレスを受けて苦しくなてきます

そのように人は社会で生きていく中で仮面を被っていきますが、それが時として自分を苦しめるものとなっていきます

親から期待された像を、自分の仮面としてかぶっていた人が、実はそれが偽りの自分ではなく、本来の自分と勘違いして暮らしていくこともあります

そうした時にも、本人が気づいていなくても、心の中で窮屈になっていて、色んなトラブルをひきおこすこともあります

親の求める「良い子」の仮面をかぶって成長し、いつしか重さに耐えられなくて爆発してしまうことがあります

こうした仮面の重圧により、あなたの心の中の子供であり、あなたの本心や本音、感情を象徴するインナーチャイルドが傷ついてしまっていることがあります

自らのインナーチャイルドを癒すことも必要になってきます

また仮面と自己とがあまりに一体化していて、仮面と自分とを同一化してしまう事もあります

学校の先生が、学校で生徒に教えるように、指導するのはよいですが、家庭に戻っても同じ先生の仮面をつけたままで、家族に指導して回っていたら、家族は迷惑するでしょう

そのように仮面をつけたままで外せなくなった者たちも、周りを不幸にしてしまうことがあります

あるいは仮面をかぶることを拒否して、永遠の少年のままでいようとする者もいます

まるでピーターパンのようにロストボーイとなって、ネバーランドで冒険し続けようとする人たちです

ですが人間には社会的な義務が発生します

大人になれば働いてお給料をいただき、自分で生活するようにならなくてはいけません

仮面をかぶることを拒否した者たちには、その周りの人々が迷惑を受けたり、被害を被ったりしてしまいます

現在のニートの問題も、社会に出ることで傷つくことを恐れた者たちの、仮面をかぶりたがらない抵抗といえるでしょう

人は周りに迷惑や心配をかけないためにも、仮面をかぶって社会に出ていかなければならいのです

狭い部屋の中で、ネットというネバーランドで冒険に明け暮れるピーターパンたちも、いずれは仮面をつけて、厳しい社会の荒波に航海していかなくてはなりません


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1 件のコメント:

  1. わー☆
    私、小さい頃によく裸で街を歩いていて、ふと我に返り恥ずかしさでいたたまれなくなる夢を見てました。

    自分にはストリッパーな欲望があるのかと夢診断が怖くて…(笑)でも安心しました!

    興味深いお話を有難うございました。



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