過去は変えられないものだと言われます
しかし現在ただいまの意識が変われば、過去もまた変わっていく事があるのです
現在ただいまが惨めな意識であるならば、過去の記憶もまた辛い体験に感じられるでしょう
不幸感覚を持った人からすれば、過去の記憶とは、後悔と不幸の原因を現すものとなっていきます
「過去のこうした出来事があったから自分は不幸なのだ」とか不幸なシーンばかりが脳裏に浮かび、ますます気持ちを沈めていくでしょう
今現在が不幸であると思っている人は、その原因を過去の体験や記憶に求めていくため、過去は惨めでつらい体験として思い出されます
しかし、現在ただいまが幸せと思うようになるならば、過去の出来事もそれがために今の自分があると思えるようになるでしょう
現在成功している人の中にも、過去には失敗を重ね、辛い体験をしてきた人が多くいます
むしろ失敗を重ねてこそ、真の成功にたどり着けると言えるでしょう
ですが失敗の渦中にある人は、こうした挫折が今の自分の不幸を生み出す結果となったと考えます
事業に失敗して借金を背負う人もいるでしょう
会社にリストラされて失業して就職先を探して汗を流す人もいます
失恋や離婚を経験して、自分で生きる道を歩んでいる人もいます
そうした辛い経験は、いまの自分が不幸だと思えば、その原因そのもののように見えてきます
しかし、今現在が幸せであると思えるなら、こうした体験があったからこそ、今の自分はあるのだと思えるようになります
現在の在り方こそが、過去の記憶を惨めで暗いものとするか、明るく輝けるものとするかを決めます
そのためには、諦めることなく、たえず前進していく事です
途中であきらめてしまえば、それは失敗として終わりになります
持続して向上を目指してこそ、幸せを手に入れられるのです
辛い経験があろうとも、それは未来の幸せの布石なのです
「あの経験があったからこそ今の自分があるのだ」と思えるようになれば、その人は幸福な人だと言えます
不幸だと思う人は、途中で問題を投げ出してしまった人の事を言います
諦めずに、粘り抜いた人こそが、答えを得られるのです

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