人生は、縁の連続によって形作られています。
素敵な縁に恵まれて道が開ける時もあれば、関わるたびに心が消耗していく縁に苦しむ時もあるでしょう。
良縁と悪縁、その違いは「相性」で語られがちですが、霊的な視点から見ると、もう一段深い仕組みが働いています。
そして大切なのは、どちらの縁を引き寄せるかは、ご自身の内側の状態によって、ある程度決まってしまうという事実です。
今日は、良縁と悪縁の違いと、なぜ自分のもとに今の縁が集まってきているのかを、丁寧にお話ししていきます。
良縁と悪縁の違い|魂を高めるか、魂を削るか
良縁と悪縁を分ける基準は、シンプルです。
その関係が、あなたの魂を向上させているか、それとも妨げているか。
この一点に尽きます。
たとえば、その人といると学びがあったり、自分を磨きたくなったり、互いに支え合えると感じる関係。
会社の仲間でも、恋人でも、夫婦でも、こうした感覚があるなら、それは良縁です。
反対に、会うたびに心が疲れたり、責められたり、ネガティブな感情が湧き上がってくる関係。
浮気を繰り返すパートナー、世間に隠さなければならない関係、職場でいつも心を擦り減らされる相手。
こうした関係は、魂の向上を妨げるという意味で、悪縁に分類されます。
縁は人だけではない|土地や会社や物にも縁がある
縁の対象は、必ずしも人とは限りません。
会社などの組織、住んでいる部屋や家屋、土地、長く身につけているアクセサリー、共に暮らすペット。
私たちは、ありとあらゆるものと縁を結びながら生きています。
たとえば、引っ越した先で次々と良いことが起こり始める方がいます。
反対に、ある土地に住み始めてから不調が続く方もいます。
ブラック企業と呼ばれるような職場で、いじめや不当な扱いに苦しんでいた方が、別の会社に移った瞬間、生き生きと評価されはじめるケースも少なくありません。
人だけでなく、場所や組織にも、その人の魂と響き合うものと、そうでないものとがあるのです。
引き寄せる縁は、ご自身の心境で決まる
ではなぜ、ある人には良縁ばかりが集まり、ある人には悪縁ばかりが続いてしまうのでしょうか。
答えは、ご自身の内側の波動にあります。
何かを選択する瞬間、心の中に不安、焦り、怒り、恐れ、悲しみ、依存、過剰な欲望といったネガティブな想念が満ちていると、その波動と響き合う相手や場所が引き寄せられてきます。
結婚を「焦り」で決めれば、焦りを再生する相手と結ばれやすくなります。
仕事を「不安」で決めれば、不安をさらに膨らませる職場に縁が出来やすくなります。
反対に、感謝、安らぎ、誠実さ、誰かを思いやる気持ちといった、温かな想念で選んだ縁は、同じ性質を持った縁を引き寄せていきます。
つまり、目の前にある縁の質は、外から偶然降ってきたものではなく、その瞬間の自分の心が映された姿でもあるのです。
悪縁に気づいたとき、何ができるのか
もし今、明らかに自分を消耗させる縁の中にいると感じているなら、まずはその関係から距離を置くことを、霊的にも自分の権利として認めてあげてください。
「相手のために我慢しなければ」と思い続けることが、必ずしも徳の高い選択ではありません。
むしろ、傷つけ合う関係に居続けることは、双方の魂の成長を止めてしまうことにもなります。
そして、距離を取ったら、こう問い直してみてください。
「私はあのとき、どんな心境でこの縁を選んでしまったのだろう」
答えが見えたなら、次はその心境を整える時間を、ご自身に与えてあげましょう。
本を読む、自然に触れる、祈る、信頼できる人と話す。
心を静めるためにできることは、思いのほかたくさんあります。
今日からできる、良縁を引き寄せる一歩
良縁を引き寄せたいときに、いちばん確かな道は、ご自身の波動を整えることです。
他人を変えることは難しくても、自分の内側を整えることは、今日この瞬間から始められます。
身の回りを丁寧に掃除する。
言葉を荒らさない。
小さな約束を、自分にも相手にも守る。
感謝の気持ちで一日を閉じる。
こうした地味な積み重ねが、あなたの波動を整え、自然と良縁を呼び寄せていきます。
縁はあなたを縛るものではなく、あなたを映してくれる鏡のような存在です。
どうかご自身を温かく整えながら、これから訪れる縁を、明るく信じて待っていてください。
関連記事
関連記事
応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります


新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』