「楽な仕事に変わりたい」と願っているのに、なぜか厳しい現場ばかりに導かれていく。
「平穏な日々がほしい」と祈っているのに、人生はいつも揺さぶりをかけてくる。
そんなとき、私たちはつい「願いが届いていないのではないか」と寂しさを感じてしまいます。
けれども霊的な視点から見ると、それは決して見放されているからではありません。
地上を歩くあなたの意識と、霊界から見守ってくださっている守護霊様の意識とでは、見ている景色がまったく違うのです。
あなたの意識は「五本の指のうちの一本」
表面意識とは、いまこの瞬間、肉体を持って生きている私たちが、日常的に動かしている意識のことです。
仕事の段取りを考え、家族との会話に応じ、夕食の献立を組み立てる。
その一つひとつが、表面意識の働きです。
一方で、潜在意識と呼ばれる領域は、ふだんは自覚されないまま、深いところで人生を動かしています。
たとえてみると、地上に生まれ変わった私たちの意識は、本来の大きな意識のごく一部にすぎません。
五本の指のうち、たった一本だけが水に差し込まれている、そんな状態によく似ています。
水に浸かっていない四本の指は、別次元の世界に存在し、見えない場所からこちらの一本にもしっかり影響を与え続けています。
守護霊様と呼ばれる方も、その隠れた四本の指のなかにいらっしゃる、もっとも近しい意識のお一人です。
地上にいる私たちと、守護霊様は、もとは同じ大きな意識
もう少し丁寧に申し上げます。
地上で暮らすあなたと、霊界からあなたを見守る守護霊様は、それぞれ独立した存在のように見えています。
けれども霊的な構造で見れば、二つの意識は、もとはひとつの大きな意識体の異なる部分なのです。
あなたの五本の指のうちの「地上に出ている指」が、いまのあなた自身。
「天界に置かれている指」が、守護霊様。
そう受け取っていただくと、両者の関係がぐっと身近に感じられるはずです。
守護霊様が他人のようでいて、どこかで自分自身のようにも感じられるのは、まさにこの構造があるからなのです。
なぜ、思いがすれ違うのか
地上にいる私たちと、守護霊様の考え方には、しばしばズレが生じます。
地上で生きる意識は、肉体に宿っているがゆえに、どうしても物質的な価値観に大きく左右されます。
「給料は高いほうがよい」「身体は楽なほうがよい」「人から好かれたい」
そうした願いはとても自然なもので、決して悪いものではありません。
一方の守護霊様は、肉体を持たないため、もっと長い時間軸で、魂の成長そのものを見つめておられます。
地面から見るのか、雲の上から見るのか
たとえてみれば、地上にいる私たちの意識は、地面に立って世界を見渡しているような視点です。
すぐ目の前の障害が大きく見え、その向こうの景色は、なかなか見通せません。
守護霊様は、雲の上から世界を俯瞰しておられる視点で、いまの困難の向こう側に、どんな景色が広がっているかをすでに見ていらっしゃいます。
「いまここで楽な道を選んだら、五年後に魂が深く悔やむことになる」
そう判断されたとき、守護霊様は、本人にとって厳しく感じられる場面を、あえて選ばせてくださることがあります。
試練のように見える場面の、本当の意図
地上にいる私たちは「楽したい」「嫌なことは避けたい」と感じるのが当然です。
けれども守護霊様は、それが魂の向上にとって必要だと判断されると、たとえ試練と思える出来事であっても、人生のシナリオに織り込まれます。
後から振り返ってみると「あの苦しい時期がなかったら、いまの自分はいなかった」と心から思える経験は、誰にでも一つや二つあるはずです。
その瞬間こそが、地上の意識と守護霊様の意識が、ようやく出会う瞬間でもあります。
意識のズレを、ズレのままにしないための三つの実践
地上の自分と守護霊様の思いを近づけていくために、今日から始められる三つを、お伝えします。
一つ目は、思い通りにならない出来事に出会ったとき、すぐに「不運だ」と決めつけないこと。
「この出来事を通じて、私の魂は何を学ぼうとしているのだろう」と、静かに問いを置いてみてください。
二つ目は、楽な選択肢と苦しい選択肢が並んだとき、五年後の自分から見たらどちらの自分を誇らしく感じられるかを、心の中で問うこと。
その問いには、地面の視点ではなく、雲の上の視点が、自然に降りてきます。
三つ目は、夜眠る前に「いつも見守ってくださり、ありがとうございます」と心の中でひと言添えること。
感謝の念は、地上の意識と守護霊様の意識を結ぶ通路を、もっとも明るく整えてくれる作法です。
すれ違いに見える愛の、本当の姿
守護霊様の判断は、ときに厳しく、ときに痛みを伴います。
けれどもその一つひとつには、雲の上から見ているからこそ届けられる、深い愛と長期的な視野が込められています。
願いが届かないように感じる夜こそ、もっとも温かな見守りがあなたを包んでいるのだと、どうぞ忘れないでいてください。
あなたの今日が、地上の視点と魂の視点とを、少しずつ重ねあわせていく一日になりますように。
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2 件のコメント:
こんばんは。
潜在意識と守護霊の関係について教えていただけると助かります。
自己実現関係の本などでは、
「潜在意識は本人が思っていることがウソか本当か、善か悪かの判断することなく実現しようとします」
と書かれることが多く思います。
潜在意識が守護霊だとすると、守護霊がそのような判断ができないということでしょうか?
相談してもよろしいでしょうか?
私は天災や政治が落ち着きがなく また私たち国民も暮らしづらい世の中に感じます
私はスカイツリーの見える隅田川の川辺で平和な日本になるよう 人々の心が穏やかになるよう スカイツリーの電波に乗せて日本中の方々に届くよう 祈りの祝詞を唱えています
こうした行為は無効でしょうか?
私は有効だと信じて続けてますが 時々 ? みたいな気持ちになってしまいます
よろしくお願いいたします
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