
※2026年5月2日に加筆・再構成しました。
「あの世で魂はどうなるのか」――この究極の問いに、近代スピリチュアリズムは独自の答えを与えてきました。
質問がありました類魂説について書いてみます。
この説はスピリチュアリズムで語られているもので、霊からの通信である、マイヤーズ通信やシルバー・バーチの霊言で語られているようです。
類魂説とは何か
その内容は、自分と一心同体ともいえるほど、よく似た霊魂が霊界には複数存在し、それらをまとめて類魂と呼ぶそうです。
類魂は生前に培われた経験や記憶、磨かれた才能、感情までも共有します。
肉体に宿っている私たちは、魂の故郷であるあの世に帰ると、類魂のなかに溶け込むような感じで個性そのものは消えないとする説です。
洪正幸の見立て|類魂は「溶け合う」ではなく「共有しつつ独立」
実際にはあの世に帰ると、魂の兄弟とも呼ぶべき、自分であり独立した霊でもある存在と、この世での経験や学びを共有しているということがあるようです。
類魂説もほとんど同じと思われますが、類魂のなかに溶け込んでいくイメージはすこし感じが違っていて、それぞれの魂の個というのは残っているというのが真実であろうと思われます。
守護霊とは「魂の兄弟」のひとり
その魂の兄弟のなかの一人が地上に生まれてきた私たちをメインで見ている者がいて、それを守護霊というふうに呼びならわしています。
守護霊は決して見ず知らずの「霊的な保護者」ではなく、あなたの魂の双子・兄弟と言える、もっとも近い存在なのです。
「五本指のたとえ」で理解する類魂と地上人生
手の指が五本ありますけれど、そのうちの一本が水に入っているのをイメージしてみてください。
水は冷たくて、その指の感覚は麻痺してしまっていますが、水に入って感覚が麻痺している指こそ、地上に降りてきた私たちで、残りの指があの世で残っている魂の兄弟に当たります。
そうして私たちがあの世に帰ると、学びや経験を共有し合い、次にはまた別な指が水の中に入るように、この世に生まれ変わってくるのです。
「肉体に宿るとは、感覚が麻痺するということ」
このたとえの深いところは、地上に降りてきた魂は本来の感覚が一時的に麻痺している状態だと示している点です。
あの世で当たり前に持っていた霊的な感覚――テレパシー、過去世の記憶、宇宙との繋がり――が、肉体に宿るとほとんど忘れられた状態になっているのは、水に入った指の感覚が麻痺するのと同じことなのです。
あなたの「魂の兄弟」と繋がる三つの実践
一つ目は、「ご自身の守護霊様に、感謝のひとことを毎日捧げること」です。
「いつもありがとうございます」――この一言が、見えない兄弟との絆を確かに深めていきます。
二つ目は、「強く惹かれる時代・場所・才能をメモすること」です。
それらは類魂の他のメンバーが過去に経験した記憶の反映かもしれません。
三つ目は、「亡くなった大切な方を、いつも『そばにいる兄弟』として思い起こすこと」です。
同じ類魂の方であれば、いまもあの世であなたを見守ってくださっています。
あなたは決してひとりではありません
類魂説が教えてくれる最大のメッセージは、「あなたは生まれる前から、あの世に同じ魂の兄弟たちが待っている」ということです。
明日もどうか、目に見えないご兄弟たちの存在を心の支えに、軽やかに歩んでくださいますように。
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