
※2026年5月2日に加筆・再構成しました。
「前世はクレオパトラだった」「前世は卑弥呼でした」――そんな鑑定結果を、同じ時代に複数の方が受け取っているという話を聞いたことはないでしょうか。
そして「では、どちらが本当のクレオパトラの生まれ変わりなのか?」という疑問が湧いてきます。
アンケートで質問がありました、前世が同じ人というのはこの世に他にいるのかということですね。
例えば前世がクレオパトラと言われた人がいて、同じく前世がクレオパトラだと言われた人が他にもいる場合どうなのか、ということでしょう。
同じ前世を持つ魂が同時代にダブって生まれることは基本ない
同じ前世を持つ魂が同時代に生きていることはまず無いと思われます。
基本的に魂のグループは順番に生まれ変わってくるため、同時代にダブって生まれるのは基本的にないと思われます。
前世を鑑定している人物が間違った鑑定をしていることが多いものと思います。
洪正幸が何十人もの前世鑑定を受けて検証した結果
自己紹介にも書きましたが、自分の見えたビジョンがはたして本物の前世なのか検証するために、何十人もの前世を見れるとされる方々に見てもらったことがあります。
そのほとんどがデタラメな前世を話されているものと考えられました。
九十数パーセントは間違いで、実際に見れていると思える人は三人くらいしかいませんでした。
ですので間違った前世鑑定が多くて、それでダブっていると思われるケースが出てくるのでしょうね。
「人気の前世」が量産される理由
マリー・アントワネットや卑弥呼などは人気なようで、多くの方が「前世はそうだ」と言われた人があるようです。
これは決して鑑定者が悪意で言っているばかりではなく、クライアントが喜ぶ前世を、知らず知らずのうちに伝えてしまう傾向があるためです。
本物の鑑定者を見分けたエピソード
ちなみに本当に見えていると、どうして思えたかというと、自分が見た前世とそっくり同じことを言われた方がいたということです。
かなり特殊な前世でありますので、偶然に合うことはないでしょうから、わずかな数ですが、実際に見えられる方はいるのだと思います。
「中世ヨーロッパの貴族でした」が量産される理由
ちなみに占い師に見てもらったときには、中世のヨーロッパの貴族と言われたことが多くありました。
これは何人にも言われたから現実のものかというとそうではなく、日本人は中世ヨーロッパの貴族でしたと言われると喜ぶためそう言っているのでしょう。
前世鑑定を受ける側としては、「華やかで聞き心地のよい前世ほど疑った方がよい」ということになります。
本物の前世鑑定を見分ける三つの目安
一つ目は、「鑑定者が複数の有名人物の前世を量産していないか確認すること」です。
「ジャンヌ・ダルクの生まれ変わりだ」とあちこちで言って回る鑑定者は要注意です。
二つ目は、「華やか・有名でない『普通の人の前世』を提示してくれるかチェックすること」です。
本物の鑑定では、農民、職人、巡礼者、無名の母など、ごく普通の前世が出ることのほうがはるかに多いものです。
三つ目は、「自分の感性が一番大切な検証装置」です。
提示された前世が、何度も繰り返し心の奥でしっくりくるか――その内的な確信こそが、最終的な真偽の物差しです。
あなたの本当の前世は、ご自身の感性のなかに眠っています
派手な前世にこだわらず、「自分の魂が静かに語る声」に耳を傾けてみてください。
明日もどうか、ご自身の本当の魂の歴史を、ゆっくりと紐解いていく時間をお持ちくださいますように。
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