
※2026年5月2日に加筆・再構成しました。
「ある日、愛する家族が突然姿を消し、何十年経っても帰ってこない」――その想像を絶する苦しみを、いまも抱え続けておられるご家族が、日本には大勢いらっしゃいます。
今日は「忘れないで特定失踪者」の沖縄集会に行ってきました。
特定失踪者とはどのような方々か
特定失踪者というのは、北朝鮮による拉致の疑いが排除できない行方不明者のことで、全国で882人にものぼります。
そして今日はじめて知りましたが、沖縄にも32人もの特定失踪者がいるそうです。
これすら氷山の一角で、単に失踪したと思われている人や、家族などいない人の場合は、拉致など検討されずに消えていった人はもっとたくさんいるでしょう。
愛する人が突然消える、その想像を絶する痛み
想像してみてください。
ある日、愛する家族が突然姿を消し、その理由がわからずに、帰ってこなくなることを。
そして警察には解決できず、政治家もまともに動いてくれないとしたら――。
愛するものが拉致されてしまったと考えたら、ゾッとしますね。
こうした方々のご家族が、何十年もの間抱え続けてきた「終わりのない待つ時間」の重さを、私たちは決して忘れてはいけません。
拉致問題の背景にある国家の意図
北朝鮮はなぜ日本人を拉致してきたかというと、日本語の教育者をさせて、日本に潜伏するスパイを育成するなどに利用したり、何らかの技術を持っている者を拉致して利用するということをしてきたとされます。
日本は北朝鮮に地理的に近いため拉致被害の対象になってきたと考えられますが、一方で北に近いロシアなどでこうした大規模な被害が出ていないのは、日本が国家として甘く見られてきたからなのではないでしょうか。
これは特定の党派を批判する話ではなく、「自国民を本気で守る姿勢を持っている国家か」という、国家のあり方そのものへの問いかけです。
霊的に見た拉致被害者の方々
霊的な視点から見ると、拉致された方々の魂は、長い年月のあいだ、故郷の家族と霊的な絆で繋がり続けています。
ご家族が「忘れないで」と祈り続けるかぎり、その祈りは確実に拉致被害者の方々の魂に届いています。
それは生死を超えて、魂のレベルでの「私はあなたを忘れていない」という光のメッセージとなって届くのです。
私たち一人ひとりにできる三つの祈りと行動
一つ目は、「特定失踪者と拉致被害者の方々の名前を、ときどき思い起こすこと」です。
一人でも多くの方が「忘れずにいる」という事実が、ご家族と被害者の方の魂を支え続けます。
二つ目は、「家族を愛する時間を、当たり前に思わないこと」です。
普通に「いってきます」「ただいま」が言える日常そのものが、すでに大きな祝福であることを、心に刻んでください。
三つ目は、「自分の国の国民を守ろうとする政治の姿勢を、選挙のたびに評価すること」です。
スピリチュアルな祈りと、現実の市民としての行動。両輪が揃って初めて、社会は変わり始めます。
すべての失踪者の方々の魂と、ご家族に深い祈りを
今日も、誰かを待ち続けているご家族がいらっしゃいます。
明日もどうか、その方々への小さな祈りを、心の片隅に灯してくださいますように。
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