富士山噴火や南海トラフの前兆?御嶽山噴火から考える備え

2014年9月30日火曜日

自然災害 噴火


※2026年5月2日に加筆・再構成しました。

一つの火山が噴火すると、私たちは思わず「次はどこか」と空を見上げます。

それは恐怖からではなく、「自然の連鎖の中で次に何が起こり得るのか」を本能的に察知しようとする、生き物としての知恵なのかもしれません。

先日取り上げました御嶽山の噴火についてもう少し書いてみたいと思います。

火山噴火・地震・他の火山の連鎖


火山の噴火に前後して、地震が発生したり、あるいは別な火山が噴火するということがあるようです。

それで御嶽山に近い富士山も噴火するのではっという意見や、あるいは同じユーラシアプレートにある南海トラフ地震の前兆かもしれないと語る方もいます。

いずれにしましても、現時点では完璧な予測は出来ず、今回も監視対象の山であったにもかかわらず、事前に噴火を予測して警告されることはありませんでした

ですので発生してからの被害を減らす方向で、将来に対する備えをしておくべきかと思います。

富士山登山における新たなリスク


富士山などでも世界遺産に登録されたこともあって、登山者は増加しているようですが、今回のように事前に噴火を予知できなければ、大変危険な状況に陥る可能性が高いです。

水蒸気爆発でも事前に予測できるように観察精度を高められるか、それが無理であれば、毒ガスや火砕流などが発生しても避難できるような設備を備えておかなくてはいけないかもしれません。

「予測情報の公表」をめぐる難しさ


御嶽山の今回の噴火でも、事前に火山性の地震があったというように言われていますので、ひょっとしたら噴火する可能性も考えられたのに公表しなかった可能性もあります。

それは入山禁止にしてから噴火がなかったら責任を負わされるのが嫌だったなどの理由かもしれません。

これは「予測の不確実性」と「避難勧告のコスト」のジレンマで、世界中の防災当局が抱える共通の課題です。

ですが命に関わる以上、「外したら恥ずかしい」より「外しても安全側に倒す」判断のほうが、霊的にも社会的にも正しい選択だと言えるでしょう。

もっと精度を高めることは可能


もっと精度を高めて、噴火の予測することは可能だと思います。

そうした分野への投資は無駄ではなくて、将来への備えとして必要なものとなるでしょう。

科学技術の精度向上、予算の継続的確保、防災教育の徹底――これらは目に見えにくい投資ですが、百年単位で見れば必ず命を救う領域です。

連動する大地震・大噴火に備える三つの実践


一つ目は、「予兆ニュースに惑わされず、淡々と備えを整えること」です。

「次は富士山だ」「南海トラフが近い」――こうした情報に一喜一憂するより、ご家庭の備蓄と避難計画を粛々と整える方が、はるかに実効性があります。

二つ目は、「観光地の火山に行くときは噴火警戒レベルを必ず確認すること」です。

気象庁のウェブサイトで、訪れる前にレベルをチェックする習慣を持ってください。

三つ目は、「山と海と大地に、感謝と祈りを捧げ続けること」です。

科学的な備えと並んで、自然への畏敬の祈りもまた、霊的な備えとして大切です。

大地は語りかけ続けています


一つの噴火は、私たちに「日本という国の自然の活発さ」を改めて思い起こさせてくれます。

明日もどうか、ご自身の足元の大地に感謝しながら、できる備えを淡々と続けてくださいますように。

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