ロシアがウクライナに軍事作戦を開始してから、四カ月以上がたちました
今回の紛争の理由として、ウクライナ東部のロシア系住民に対する、アゾフというネオナチによる弾圧があげられます
当初から述べていますように、今回の軍事作戦の目的には、ウクライナ東部のロシア系住民の保護の目的があります
そのため単なる侵略戦争とは意味が違うという事を何度もお伝えしています
しかし、世論は政府やメディアが伝える情報だけを信じ、ロシアを悪としてとらえ、欧米や日本などが一致して制裁に動きました
その結果はどうなったでしょう?
制裁された側のロシアは、自国通貨のルーブルが対ドルで七年ぶりとなる高水準になり、原油高の影響で、貿易黒字を得ています
そして制裁している側の欧米日では、インフレが進んでおり、それを抑えるために各国の中央銀行が政策金利を引き上げ、経済を下火にせざるを得ない状況です
当初から申し上げていましたように、資源大国を制裁すれば、困るのは資源の乏しい国であり、ロシア制裁はかえって制裁側が苦しむことになると言ってきたことが現実となっています
各国とも原油や天然ガスの高騰で、インフレが進んでおり、物価が高騰して生活に困窮しています
一方で原油や天然ガスが高騰したことで、ロシアは自国の資源が高く売れるようになって儲かり、貿易黒字となっています
欧米はこの物価高を抑えるために、中央銀行が政策金利を引き上げていますが、それは景気を悪くする効果があります
今後、欧米各国は不況に陥り、苦しむことになるのです
日本は金利を引き上げないよに粘っていますが、それも時間の問題と思われます
これからも円安にインフレが続いていくと、日銀も上げざるをえなくなるでしょう
そうして制裁している側の欧米と日本が、物価高と不況に苦しめられることになります
今朝のニュースでは、日本の商社も出資している、ロシア極東の資源プロジェクト「サハリン2」がロシア側の新会社に資産を移す大統領令に署名したと伝えています
これによって事実上、サハリン2はロシア側に接取となる可能性があります
これについても、日本政府はロシアに制裁を科していますが、サハリン2は今後も継続しているという見通しを、「随分と自分勝手な意見で、いつ押さえられてもおかしくない」という話をしていました
日本側のロシアからのガス輸入は、全体の8%くらいかとは思いますが、それでも日本のエネルギー危機を進めるでしょう
ガス代がさらに値上がりしたり、不足する事態となる恐れもあります
日本ではここの所、電力がひっ迫しているとして、国民に節電を呼び掛けています
原発や火力発電を停止して、太陽光などの自然発電にシフトしたつけが回っているのですが、天然ガスの輸入も削減されてくれば、さらにエネルギー危機が高まります
そしてロシアへの制裁として、米国は国際送金・決済システムのSWIFTから締め出しました
これは制裁のもっとも強いものとなるだろうと言われ、そこまでは米国もしないのではないかと言われていたものです
しかし、それに対しても、ロシアはSWIFTの代替手段のシステムを稼働し、すでに12カ国70行が加盟したと発表しています
SWIFTは米国による金融面での世界支配の道具であったのですが、ここにきてほころびが出ています
米国による一国支配が崩れていこうとしているように見えます
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