人を憎いと思ったり、怒りが込み上げたりすることは、誰にでもあります。それ自体は自然な感情です。問題は、その念が心の中でずっと続き、相手の不幸を願うようになってきたときです。そうなると、それは呪いに変わっていきます。
怖い言葉に聞こえるかもしれませんが、特別な人の話ではありません。ごく普通の恨みが、知らぬ間に呪いになっていることがあるのです。
恨みが続くと、「呪い」になる
たとえば恋愛です。愛していた人に裏切られ、別れることになっても、恨み心が消えず、相手の不幸を願ってしまう。付き合っていた彼が陰で二股をかけていたと分かって破局し、その彼や相手の女性を恨み続ける。よくあることです。
そんな相手はさっぱり忘れて次へ進めればいいのですが、いつまでも忘れられず、恨みを抱え続ける人もいます。そうした場合、本人が自覚していなくても、実は呪っているのと同じ状況になっているのです。
呪いは、必ず自分に返ってくる
呪いとは、相手の不幸を実現させようとする力で、霊的にはたしかに存在します。けれど、昔から「人を呪わば穴二つ」と言うように、呪った人もまた不幸に陥ります。墓穴は、呪う相手のぶんと自分のぶん、二つ要る、という戒めですね。
呪いの念は、いつか必ず本人のもとへ返ってきます。相手を沈めようとした思いは、めぐって自分の心と運を沈めていく。だから、恨み続けることは、何より自分を損なう行為なのです。
呪いを解く方法は「許す」こと
では、すでに恨みを抱えてしまっている場合、どうすればいいか。答えは、相手と和解することです。といっても、直接会う必要はありません。イメージの中で十分です。
静かに目を閉じ、相手を思い浮かべます。そして「もういい。あなたを手放します」と、心の中で許していく。これからはもう考えない、と決める。そうすることで、自分が放ってしまった呪いも解除されていきます。許しは、相手のためというより、自分を縛りから自由にするための作業です。
恨み続けても、沈んでいくのは自分です。気づいたときに、そっと手放していきましょう。許せた瞬間、あなたを縛っていた重い糸はほどけ、心にまた光が差し込んできます。幸せになりたいと願うなら、まず呪いを置いていくこと。それが出発点になります。
呪いが返ってくる法則と、その解き方は生霊・悪霊・憑依から身を守る完全ガイドにもまとめています。
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