どのように困っていようとも、その人を助けられる機会が訪れるのは、その人が助けを求めており、しかも助けてもらう準備の整ったものだけです
いくら相手の事を助けたいと望んでいても、その人が助けの手を拒んだり、受け入れる準備が出来ていなければ、助ける事は出来ません
たとえば深い穴に落ちている者がいるとして、あなたは上からその人に手を差し伸べても、その人が握り返さず、無視してさらに奥に向かっている時には、助け出す事が出来ません
穴に落ちている相手のほうでも、こちらの手を握り返さなければ、うまく穴から抜け出せないのです
何とかこの人を助けたいという思いも、強くなれば苦しみのもとになります
まだ用意の整っていない相手に対しては、暖かく見守っていてください
そして準備の整う日を待っていてください
ただ、愛情をもって見つめていてください
そしてその人が助けを求める時に、準備が整った時に、そばにいてください
きっとその人はあなたの助けを必要とするでしょう
その時には差し出した手をしっかりと握り返し、引き上げてください
新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』