2020年11月20日金曜日

神奈川の異臭は巨大地震の前兆!?関東大震災時にはガス噴出も観測されていた


今年に入って神奈川県で異臭騒ぎが何日も起り、大地震の前兆ではないかとする説や、石油タンク漏れではないかとする説など囁かれています

かつて大正時代におこった関東大震災でも、今回と同様に三浦半島の突端でガスが噴出していたとする現象が報告されています

ですので、今回も関東大震災クラスの前兆現象ではないかという噂があります

そこで実際に原因は何なのか、幾つかの説を取り上げて考えてみたいと思います

1、青潮説

まず一つ目の説として青潮説があります

海でプランクトンなどが大量死することで、青潮が発生し、その臭いが原因とするものです

青潮とは何かを詳しく説明すると、海に生活用水などが流れ込んだりして、栄養豊富となると、プランクトンが大量に発生します

そしてこのプランクトンが死滅していき、バクテリアに分解されます

その時に大量の酸素が消費されるため、海の中が酸素欠乏な状態になります

すると、嫌気性といって酸素を嫌う最近の一種の硫酸還元菌がたくさん増殖します

この菌は毒である大量の硫化水素を発生させます

硫化水素は卵の腐ったような臭いを発するため、それが原因ではないかとするものです

ですが今回のガスの臭いはゴムが焼けたような臭いで、青潮とは違ったものだと言われています

実際に採取された臭いを分析しても、「イソペタン」などが検出され、硫化水素は出てきていませんので、青潮説は無いと思われます

2、石油タンカーの漏れ説

次に、石油タンクから漏れたという説があります

横浜市の沿岸部には、製油所の石油タンクがあるため、そこからガスが漏れたのではないかとするものです

ですが、こちらも石油タンクは浮き屋根式となっており、ガソリンと屋根の間に隙間があってガスが発生することは無いと言われています

製油所も毎日10回の確認作業を行っており、異常はいままで見つかっていないとのことですから、こちらも無いものと思われます

3、タンカーのガス抜き説

異臭の発生する沖合は、石油タンカーが通過する海域ですので、このタンカーのガス抜きが原因ではないかと言われています

石油タンカーは、点検や修理でタンク内に人が立ち入る場合や、積み荷を替える場合などに、タンク内にたまったガスを外に排出する、ガス抜きをします

この排出したガスが原因ではないかとするものです

たしかに今回の異臭騒ぎで収集された大気には、「イソペタン」や「ペタン」などのガソリンの発揮ガスに含まれる成分が検出されています

そのため、石油タンカーの排出ガスが流れてきたという説は考えられます

ただこれには反論もあって、ガス抜きは湾の外で行われていて、今までそうした訴えは無かったというものです

これについて調べていくと、気になるものが見つかりました

「MEPC70(第70回海洋環境保護委員会)では一般海域で使用する燃料油の硫黄分濃度の上限を2020年1 月1 日から0.5%に強化する事に決定し、低硫黄燃料の使用が義務付けられた」という話があります

つまり排出するガスの規制が今年から厳しくなったという事ですね

それによって湿式スクラバー装置というものを導入するタンカーが増えたようです

排出するガスの硫黄成分を減らすために、海水などでいったんガスを冷却してから浄化させるというものだそうです

この時に洗浄剤には「ペタン」や「イソペタン」などの成分が含まれている事があるそうです

これを排出すると、今まではガスは軽いため、大気中に上がっていったのですが、海水などで冷やす過程で湿度を含んで重くなるため、ガスは低い所を漂う事になります

その漂っているガスが風に流されて神奈川に上陸していって、異臭騒ぎになったのではないかという可能性があります

今年から規制が強化されていますので、過去には起こらなかった異臭が、装置の変更によって発生するようになったのかも知れません

こちらも有力な説ではないかと思います

ただ、ひとつ問題をあげるとすれば、ガス抜きは全国で行われているため、こうした変更によって引き起こされるなら、全国でも同様の問題が発生していても不思議ではありません

どうして神奈川県でのみ起こったのかは疑問が残ります

4、地震の前兆現象説

そしてもっとも心配なのは、この地震の前兆現象ではないか?とする説でしょう

地震が発生する前には異臭がすることがあり前兆現象として起こるとされます

大きな地震が発生する前には、地面の中の岩石がこすれ合ったり、プレートがはがれる事で異臭を発生させるという事が知られています

ただ岩石の破砕などによる異臭であるなら、今回検出したような石油由来の成分ではありませんので、こちらの説も違うという事になります

しかし、ここで改めて考えてみる必要があるのは、南関東の地下には膨大なガス田が広がっているという事です

他の地域とは違って、こうしたガス田のある地域で大規模地震が発生するときには、今回のような石油由来の異臭騒動が起こる可能性があるという事です

実際に大正時代に起こった関東大震災でも、今回異臭騒ぎのあった三浦半島沖で、海底からガスが噴出したという調査報告があります

地殻活動が活発化して、地中のガスが噴出したとするものです

関東大震災と同じ震源地で発生する大地震は、70年周期で起こるとされています

前回の関東大震災からすでに97年が経っていますので、すでにいつおこっても不思議ではないでしょう

いずれ起こる事は間違いありませんので、震災への備えは忘れないようにしておくべきでしょう。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今日もたいへん勉強になるお話有り難うございました。

匿名 さんのコメント...

関東大震災を経験した祖父が掛けてあった傘が真横になって飛んで来たと言っていました。地震怖いですね(。・・。)どうか大難が小難でありますように。