人生には、不思議なほど運が開けていく人と、なぜか少しずつ歯車が狂っていく人がいます。
世間では「あの人は運がいい」「自分は運が悪い」と語られがちですが、霊的な視点から見ると、そこには偶然以上の仕組みがあります。
上り坂を歩む人と、下り坂を歩む人。
その違いを生んでいるのは、目に見えない光との縁と闇との縁のどちらが深まっているか、なのです。
今日は、運の上下を分ける霊的な構造と、光との縁を深めるためにできることを、丁寧にお話ししていきます。
上り坂の人生は、光との縁が支えている
霊的な世界には、天上界と呼ばれる高い領域があり、そこには神仏や天使と呼ばれる存在がいらっしゃいます。
彼らは、地上の人々を正しい方向へと導こうと、絶えずあたたかな光を送り続けています。
光との縁が深く結ばれている方は、その導きを受け取りやすい状態にあります。
大切な選択の場面で、ふと正しい判断が降りてきたり、必要な人と必要なタイミングで出会ったり、危機を直前で回避できたり。
本人は「ただ運が良かった」と感じていても、実際には目に見えない手が、その方の歩みをそっと支えていることが多いのです。
下り坂の人生は、闇との縁が引き込んでいる
反対に、まるで坂道を転げ落ちるように、人生が次々と崩れていく方もいらっしゃいます。
仕事を失い、人間関係が壊れ、健康を損ね、心の中まで荒んでいく。
こうした現象の背景には、闇の勢力との縁が深まってしまっているケースが少なくありません。
光の世界に帰れずに地上の影に留まっている存在の中には、地上の人々を堕落させ、自分たちと同じ闇の住人にしようと暗躍している者たちもいます。
そうした波動と縁が結ばれてしまうと、判断は曇り、悪い方向へと吸い寄せられていきます。
本人にとっては「なぜか上手くいかない」「悪いことが続く」というだけの体験ですが、霊的に見れば、闇との縁が静かに人生を引き下げていることがあるのです。
光との縁を深めるために、できること
では、光との縁を深めるためには、何ができるのでしょうか。
もっとも王道なのは、神社や仏閣を訪れて、感謝とともに静かに手を合わせることです。
お参りの本質は、何かを願って取り引きをすることではなく、見えない世界とのご縁を毎日少しずつ整えていくことにあります。
神仏の存在を心の中に置き、日々の暮らしの中で「お見守りいただきありがとうございます」と祈れる方は、自然と光の側の住人になっていきます。
スピリチュアルな学びの場に身を置くことも、光との縁を深める道のひとつです。
どなたかと共に学び、共に祈る時間は、思いのほか強い波動の整え方を、私たちにもたらしてくれるからです。
闇との縁を遠ざけるために、見直しておきたいこと
光との縁を深める一方で、闇との縁を断つことも、同じくらい大切です。
反社会的な組織との関わり、人にあまり言えないような仕事、暴力やごまかしを介した収益、人を操って利を得る行い。
こうした世界に深く入り込んでいる方は、たとえ表向きの暮らしが派手で華やかに見えても、霊的には闇との縁を一気に深めてしまっている状態です。
そしてその縁は、必ず人生のどこかで、本人や、その家族にまで及ぶ重い形で表れてきます。
今すぐ全てを変えることは難しくても、関わりの濃淡を見直すこと、少しずつでも光の側へと足場を移していくことは、いつからでも始められる選択です。
今日からできる、光の縁を呼び戻す一歩
光との縁を深めるための、すぐに取り入れられる習慣をお伝えします。
ひとつめは、朝と夜の短い祈りです。
「今日も見守ってくださり、ありがとうございました」
そんな短い言葉で構いません。
ふたつめは、誰かのために小さな善き行いを重ねることです。
席を譲る、ありがとうを丁寧に伝える、誰かを蔭で褒める。
そうした地味な行いが、見えない世界にあなたの光を増やしていきます。
みっつめは、自分の心を映す環境を整えることです。
部屋を清め、悪口やネガティブな情報を浴び続ける時間を減らし、感謝で一日を閉じる。
そうした暮らしの工夫が、闇との縁を遠ざけ、光との縁をゆっくりと太くしていきます。
運命は、固定された宿命ではありません。
どちらの縁を選び、どちらの世界に身を寄せるかは、今日この瞬間からでも、あなた自身が選び直せるものなのです。
どうか、光のほうへ静かに体を向けながら、明日への一歩を温かく踏み出していってください。
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