2019年1月12日土曜日

運命の荒波に飲み込まれないための判断


人は時に運命の荒波に襲われて、暗い海の中を漂うことがあります

そうした時に、大抵の人は必死に何かにしがみついて、身を守ろうとします



しかしそのしがみ付いているもの自体が、沈んで行こうとしているのではないか?考えないといけません

たとえば男性であれば、会社をクビになれば、「次に職が見つけられるか分からない」と思い、必死に今の会社にしがみついていることもあるでしょう

なかにはストレスで倒れてしまったり、過労死する人まででます

これらは自身に合わない仕事であるのに、必死にしがみ付いてしまい、それが苦しみのもとになってしまています

あるいは女性であれば、ダメな男性にいつまでのしがみ付いて離さないという事があるでしょう

浮気やDVを繰り返す男性に対して、「離れるとどうなるか分からない、また新しい人が出てくるかも分からないし、一人で生きるのは辛い」と考えて、離れられずにいる人もいます

そうした人は、荒波の中で、必死に漂っている漂流物にしがみついているのですが、その漂流物が徐々に沈んでいって、しがみ付いていることで苦しんでいる状況になります

そうした方は多くいて、何かに必死にしがみつき、手放せずにいることで、それが苦しみになっていきます

そうした時には、しがみ付いているものを手放し、岸に向けて泳ぐことです

しがみ付いているものが自分を守ってくれると勘違いし、必死に握りしめていても、溺れてしまうことがあります

勇気を出してそれらを手放して、岸に向かって泳ぐことです

岸とは真理の彼岸の事であり、欲望の渦巻く今世の大波を泳ぎ切って到達するものです

霊的真理を学び、それを受け入れて生きることで、彼岸へと到達します

この世的なものにしがみついていては彼岸には到達できません

それらを放棄し、かなぐり捨て、自ら泳いでいくことでたどり着くのです

あなたもその手に握りしめている、この世的な価値観を捨ててください

それがあなたを守ってくれていると考えていますが、実際には苦しめるものなのです

手放して自力で泳ぐときに、彼岸への道は開かれます

関連記事



0 件のコメント:

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。