2018年4月3日火曜日

神々の対立と宇宙人の勢力 シュメール神話とグノーシス



映画「THE 4TH KIND」を拝見した時に感じたことから、お話ししていきます



まずは映画の内容について簡単に紹介します
アラスカ州ノームでは多数の行方不明者が出ていました。
夫を亡くした精神科医のタイラー博士が、夫の死の真相を探るべく町の患者たちを診ていくと複数の不眠症を患う患者が午前3時頃に瓜二つのフクロウの夢を見る事が判明します。
タイラー博士も催眠療法を受けたが、そのボイスレコーダーに奇妙な叫び声やシュメール語が録音された。
さらに翌日、他の一人がタイラー博士の2度目の催眠療法中に突然浮き上がり、自らの体を無理やり捻じ曲げ頚椎三本を切断し、全身麻痺となる。
タイラー博士の娘、アシュリーが何者かに拉致されます。
そのとき、パトカーのカメラの映像に、博士の家の上に巨大な飛行物体が現れます。
夫の死が自殺である事実を認められない博士の心理状態、一緒に拉致されたという同僚の意見の食い違いなど謎は解明されないまま。 何が正しいのか憶測を呼びます。そして、アシュリーは未だに見つけ出されません。

この映画は実話を基にしたように見せたフィクションなのですが、かなりインスピレーションが降りてきて描かれているものと思われます

作品中に興味を引かれるのが、催眠中にシュメール語らしき言葉を、被験者が語っていたことです

古代シュメールは、人類の文明発祥の地とされます

シュメールは忽然と高度な文明が完成されてあらわれており、宇宙人による介入があったのではという方もいます

シュメールの粘土版を翻訳したゼカリア・シッチンによる説は、以下のような内容でした

惑星ニビルから地球にアヌンナキ(天から降りてきた者)という知的生命体が降り立ち、シュメール人に高度な知識や、技術などを教えていった

シュメール人は、文明を与えてくれたアヌンナキを、神とみなして崇めた

はじめに50人のアヌンナキが、エンキという指導者のもと天より地に降り立ちました

彼らは現在のペルシャ湾あたりに上陸し、都市を築きました

アヌンナキが地球に来た理由は、惑星ニビルの大気を維持するために黄金が必要になり、それを求めて地球に黄金を採掘にやって来た、との事です

最初はペルシャ湾沿岸の海水から採取しようとしたけど、うまくいかなかったために、南アフリカに金抗を開きそこで黄金を採掘するようになった

それからしばらくして、鉱山の採掘をしているアヌンナキにより過酷な労働に対する反乱がおこり一応反乱は抑えたものの、また起こってもおかしくはない状況でした

そこでエンキは、アヌンナキの換わりに働いてくれる労働者を創ることにしました

地球上には進化の途上にある猿人が存在したので、アヌンナキと猿人との遺伝子をかけ合わせて、知性を持った労働者を創造したとの事でした

これが人類の創造であったと語ります

こうして創造された人類はエンキの支配する金抗の労働者になり、エンリルの支配する農園「エディン」において農耕にも従事したとの事です

当時の人類はアヌンナキと猿人の交配種であり生殖機能を持たず、生み出すには女性のアヌンナキが妊娠、出産していたたため、大変リスクが大きかった

そこでエンキは、生殖機能を持った人類を創りだします

対するエンリルは、エンキが勝手に人類に生殖機能を与えたことに怒り、エンリルの支配する農園から人類を追放しました

これにより人類は地球の各地に住んでいくようになって、地球に人類が増えていった

そして惑星ニビルが太陽系に入り、地球に接近して南極の氷冠を崩壊させるような状況が予想されました

エンリルは人類を絶滅させるつもりで、大洪水が発生するのを黙ってみていたのですが、エンキは忠実なエンキの崇拝者ジウスドラに命じて潜水艇を作らせて、人類と動物の保存を図ります

そして大洪水は、アヌンナキが地球上に築き上げてきた文明を破壊してしまいました

シュメールの古文書によれば、大洪水以前の地球には巨大建造物がたくさんあったそうです

またシュメールの神話では、エンキとエンリルの地球の支配権をめぐる戦いが多く描かれています

だいたい上記のような内容となっています

それについて思ったことを書いていきます

シュメールの神話を読むと、旧約聖書の創世記がこれをもとにつくられているのがわかります

楽園エデンより追われる人類

ネフェリムという人類以前よりいた巨人や、旧約にある「神の子らは人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした」という記述

そして神の怒りによる大洪水と、災難を生き残る人

以前の日記で、唯一神とされる存在が、実は、別な存在を混同している可能性について書きました

創世記に書かれた創造主というのは、シュメール神話の人類をエデンから追放したエンリルという存在ではないかと思います

旧約聖書には人々に災難をもたらしたり、自分たちが導いている民族以外を、滅ぼしても構わないと考える、人を裁き罰する、嫉妬深い神の姿が描かれます

ひょっとすると、モーゼやヨシュアを導いたのは、イエスが天の父と読んだ存在とは違う、エンリルの神ではないか?

それを知った初期キリスト教のグノーシス派では、旧約にある創造主(エンリル)を神ではあるが一段低い存在で、至高神への信仰へと戻すものだった

しかしグノーシスも弾圧されて、歴史から消されてしまいました

グノーシス派は、おそらく霊能力に優れた者の集団だったのでしょう

おもに知識で理解するキリスト教団の上層部に理解されず、異端とされ、弾圧されてしまいました

キリスト教では、教祖であるイエス様も霊能力者であったわけですが、その教団内で同じく霊能者がいると排除されてしまいます

そうした霊能者はたいていおかしな人が多かったでしょうから、組織の者には個別に判断が出来ず、それらを一律に悪として断罪したのでしょう

これは後の魔女狩りにもつながっていきます


(アヌンナキ=宇宙人と猿の遺伝子交配による地球人の創造の図)

上記でシュメール神話をもとに、勢力の対立があったのではと書きました

そしてシュメール神話では、神々とは宇宙人であり、この星の地球人を創造したとされています


記事にすこし補足して書いてみます

至高神という言葉は、グノーシス派が旧約聖書の創造神と分けるために語られています

シュメール神話では、エンリル派とエンキ派という二つの勢力の対立が書かれており、旧約聖書ではそのエンリルを創造主としています

エンリルは牛として象徴されて、エンキは蛇または竜として語られています
旧約にもモーゼがシナイ山に登っていたら民が、金属を溶かして子牛の像を造って拝むのが描かれています

そして旧約聖書では蛇が人類に知恵の果実を食べさせて創造主の反感をかい、楽園より追い出されたとされています

このくだりは上記の記事にも書いたように、シュメール神話に原形があり、エンキとエンリルとの対立をあらわしています

バベルの塔の崩壊と大洪水は、エンキの造った中東での古代都市を、エンリルが滅ぼしたことをあらわしているのでしょう

グノーシス派では、人類に知恵を授けた旧約の蛇を肯定する人達もいました

後世の神秘思想のうちにもみえます

それは旧約の創造主(エンリル)が実は最高の神ではないのではないかという運動があり、至高神とエンキを同一視したものともいえます

これはエハン・デラヴィさんという方も同じようなことを言われていて、現代でもエンリル派とエンキ派の対立は続いており、旧約聖書の神ヤハウェ(エホバ)、カトリック教会はエンリル派で、イエス・キリスト、エッセネ派、テンプル騎士団はエンキ派と述べています

世界的な対立の背後にはそうした存在たちの対立が実は影響しているのではないかと思います

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1 件のコメント:

  1. 洪様は「アクァッホ」の記事は読まれたことはありますか?もしよろしかったら、記事を一読されて感想を聞かせていただきたいです。

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