先日のスピリチュアルスクールで、樹木の癒し瞑想というものを行いました。樹木の力をお借りして、自分の中にたまった重たいものを手放していくための瞑想です。
参加された方の多くが、終わったあとに体が軽くなった、頭がすっきりしたとおっしゃっていました。普段から自然と触れ合っている方でも、改めて意識して樹木とつながると、ここまで変わるのかと驚かれていたのが印象的でした。
樹木は人の悪い気を吸い取ってくれる
森林浴という言葉があるように、人は昔から自然の豊かな場所に身を置くと元気になることを、体験として知っています。木々が生い茂る場所を歩くと、なんとなく気分が晴れたり、胸のあたりが楽になったりする。あの感覚には、ちゃんと霊的な理由があるのです。
樹木は、人間にたまった悪い気を吸い取ってくれる性質を持っています。日々の人間関係や仕事のなかで、知らず知らずのうちに私たちは重たいエネルギーを背負ってしまうものです。それを樹木のそばに行くと、まるでスポンジが水を吸うように引き取ってくれる。私が霊的に観察していて感じるのは、まさにそういう働きでした。
樹木自身はそれで弱ってしまうことはありません。吸い取った重たい気は、根を通じて大地に流し、自然の循環のなかで浄化されていきます。木は人間とは比べものにならないほど大きな存在で、私たちが思っている以上に懐の深い相手なのです。
森林浴やキャンプが流行る霊的な背景
最近はキャンプがずいぶん人気になりました。キャンプをしている動画を上げる芸人さんに人気が集まったり、テレビでもキャンプ企画が次々と組まれたりしています。ソロキャンプという言葉も、すっかり定着しました。
これは単に流行というだけではないと感じています。多くの人が無意識のうちに、自然のなかで自分を取り戻したいと感じ始めているのでしょう。都会の生活で受け取りすぎたものを、いったん降ろしたい。木々のそばで深呼吸して、空っぽになりたい。そうした魂レベルの欲求が、キャンプブームの底に流れているように思えてなりません。
樹木が持つエネルギーの正体
樹木のエネルギーには、いくつかの特徴があります。
ひとつは、グラウンディングの力です。木は深く根を張り、大地としっかりつながっています。そばにいると、自分の足の裏も自然と大地と結びつき、地に足のついた感覚が戻ってくるでしょう。考えごとで頭ばかりが熱くなっている人、不安で気持ちがふわふわしてしまう人には、特によく効いてくれます。
もうひとつは、妖精のエネルギーです。古い大きな木のそばや、よく手入れされた森には、自然霊や妖精と呼ばれるような存在たちが集まっています。彼らは人間が静かな気持ちで自然と向き合っていると、優しいエネルギーを送ってくれるのです。子どもの頃に森のなかで感じた、説明のつかないわくわくした感覚。あれは妖精たちの気配だったのだと思えます。
霊的な話だけでなく、森林浴の効果は科学の世界でも少しずつ明らかになってきました。樹木の出すフィトンチッドという成分が自律神経を整え、森を歩くと副交感神経が優位になって、心拍や血圧が落ち着いていくと報告されています。霊的観察と科学のデータが同じ方向を指している点に、自然の奥行きを感じます。
都会暮らしほど意識して自然と接してほしい
現代の日本人は、その多くが都会暮らしです。周りは建物ばかりで、自然と接する機会がどんどん減っていきました。アスファルトとコンクリートに囲まれて、ビルの隙間から少しだけ空が見える、そんな環境で一日を過ごしている人が大勢いるはずです。
これが、知らず知らずのうちにストレスをため、心身のさまざまな不調を引き起こしているように感じます。本来なら自然のなかで放電できるはずの重たいエネルギーが、行き場を失って体のなかにたまり続けているのです。
ですから都会で暮らしている方ほど、意識して自然と触れ合う時間を作ってほしいと思います。週に一度でかまいません。近所の大きな公園でも、河川敷の並木道でも十分です。必ずしも遠くの山やキャンプ場まで足を運ぶ必要はないのです。家のすぐそばにある木々と、丁寧に触れ合うだけでも体は変わっていきます。
樹木瞑想のやり方
ここで、私がスクールでお伝えしている樹木瞑想を、ご自宅の近くでもできる形で紹介しましょう。
まず、自分が惹かれる木を一本選びます。大きさよりも、なんとなく気になる、そばに行きたいと感じる木を選ぶのがコツです。木にも個性があり、その時の自分に合う一本が必ず見つかるはずです。
木の前に立ち、軽く一礼してから、両手のひらを幹にそっと当てます。目を閉じて、ゆっくりと深呼吸を続けてください。吸う息で木のきれいなエネルギーを取り入れ、吐く息で自分のなかにたまった重たいものを手放していくイメージです。
次に、いつもそこにいてくれることへの感謝を、心のなかで木に伝えます。言葉は何でも大丈夫。ありがとう、と一言伝えるだけでも十分に届きます。
最後に、自分の体のなかに残っている疲れや不要なエネルギーを、足の裏から大地に流していくイメージを持ちましょう。木がそれを優しく引き取り、根から大地に戻してくれるはずです。そんなふうに思い描きながら、五分から十分ほど静かに立ってみてください。終わったらもう一度、木に感謝を伝えて離れます。
今日からできること
一つ、家から一番近い大きな木を探す。通勤路や散歩道で、なんとなく気になる木を一本見つけてみてください。それがあなたにとっての癒しの木になります。
一つ、週に一度、樹木のそばで深呼吸する時間を持つ。たった五分でも、続けることで体の重たさが抜けやすくなっていきます。
一つ、木に手を当てて感謝を伝える。恥ずかしければ心のなかでかまいません。感謝の気持ちは確かに伝わります。
一つ、休みの日に少し足を伸ばして森を歩く。キャンプまでしなくても、森林公園を散策するだけで十分です。
一つ、自然霊や妖精の存在を否定せずに過ごす。信じる必要はありませんが、いるかもしれないと思って自然と向き合うと、受け取れるものが変わってきます。
応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります
このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。
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