※2026年5月に加筆・再構成しました。
マウンドの上で、山本由伸投手が静かに背筋を伸ばし、右手をそっとボールに添えるあの一瞬を、皆さまも何度かご覧になっていると思います。
球場全体が息をのむような緊張のなかで、彼の表情だけが、不思議なくらい澄んでいる。
派手な雄叫びでも、見得を切るパフォーマンスでもなく、ただ静かにそこに立っている――その佇まいは、現代のアメリカのプロスポーツの空気のなかで、いっそう異彩を放ちます。
霊的に山本由伸選手の魂に静かに焦点を合わせていくと、京都の新選組屯所で、刀を腰に静かに腰を下ろしていた一人の若き剣士の姿が、ゆっくりと浮かび上がってきました。
「2025ワールドシリーズMVP」までの長い道のり
米国メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースが頂点に立った二〇二五年のワールドシリーズで、山本由伸選手はシリーズMVPに選ばれました。
第七戦、勝利のかかった絶体絶命の場面で長いリリーフ登板を任され、力のある球をひとつひとつ平然と投げ続け、最後にチームを世界一へと運んでいかれた姿は、世界中の野球ファンの胸に深く刻まれました。
岡山の少年から、メジャー史上屈指の契約まで
山本選手は一九九八年八月十七日、岡山県備前市にお生まれになります。
地元の少年野球で腕を磨き、日本のプロ野球ではオリックス・バファローズに入団されました。
そこで投手三冠、三年連続MVPという輝かしい成績を残されたのち、ロサンゼルス・ドジャースと十二年・三億二千五百万ドルという、メジャー史上でも屈指の大型契約を結ばれます。
移籍直後の苦しみと、二〇二五年の大きな飛躍
メジャー初年度は決して楽な歩みではありませんでした。
アメリカ特有のマウンド、滑りやすいボール、広い球場。
あらゆる環境が日本とは違うなかで、自分のスタイルを少しずつ修正していかなくてはなりません。
その葛藤の時期を経て迎えた二〇二五年シーズンに、彼は驚異的な安定感を見せ、ついにチームを世界の頂点へと導かれました。
第二戦では完璧に近い投球を披露し、第六戦でも勝利投手となり、最終戦のリリーフでチームを救う――そのすべての場面に、過去世から運ばれてきた静かな腹のすわりがにじんでいました。
霊視で見えた前世|新選組の若き剣士の魂
山本由伸選手の魂に静かに焦点を合わせていくと、舞台はぐっと飛んで、幕末の京都へとつながっていきます。
表に出ない、けれども腕の立つ隊士
そこで見えてきたお姿は、新選組の屯所で過ごしていた一人の若き剣士でした。
歴史の表舞台に大きく名を残した、近藤勇や土方歳三、沖田総司といった有名な隊士ではありません。
けれど屯所の片隅で、毎日黙々と素振りを繰り返し、隊の中でも一目置かれていた、相当腕の立つ人物であったように映ります。
名を残すことに執着するのではなく、ただ自分の修行を淡々と積み重ねていく、そういうタイプの剣士です。
毎日を「鍛錬」で塗りつぶしていた魂
朝早くから竹刀を振り、汗を流し、夜は刀の手入れに時間をかけ、また早く眠って翌日の稽古に備える。
派手なエピソードはないけれども、誰よりも基本を大切にし、誰よりも長く稽古場にいた魂であったように感じられます。
このひたむきさが、現代の山本選手の徹底したルーティンや、フォームへの誠実さとして、ほとんどそのまま再演されているのです。
大谷翔平選手との「同じ組織にいた」霊的な縁
山本選手の魂を視たとき、ふと思い出したことがあります。
大谷翔平選手も新選組にいた魂
同じドジャースで現代の野球を支えておられる大谷翔平選手についても、以前に「幕末の新選組にいた魂のお一人ではないか」と書いたことがあります。
もしそれが本当であれば、お二人は前世でも同じ組織に身を置き、共に剣の腕を磨きながら国の行く末を案じ合った仲間であった、ということになります。
京都の屯所から、ロサンゼルスのクラブハウスへ
同じ屯所で同じ釜の飯を食べ、同じ大義のもとで剣を振っていた魂同士が、二十一世紀のアメリカで、同じユニフォームを着て肩を並べる――霊的に視ますと、これは決して偶然ではありません。
魂と魂の間に交わされた、過去世からの長い縁の続きが、いま大舞台の真ん中でしっかりと結び直されているのだと感じます。
「日本人投手としてメジャーの頂点で輝く瞬間」が、まったく違う環境であるはずのドジャースの中で、こんなにも自然に成立してしまった理由のひとつが、この前世からの絆にあるのです。
「腕を磨き続ける」ことが、そのまま使命になる魂
霊的に視ますと、山本選手の魂は、何度生まれ変わっても「腕を磨き続ける」というテーマを選び取ってこられました。
表に出ることより、毎日の鍛錬を選ぶ
新選組の若き剣士であった前世のころから、彼の魂はずっと「目立つこと」よりも「自分の技量を一段ずつ上げていくこと」を選び続けてこられたように感じられます。
マスコミに向かって派手に喋らず、SNSで個性をアピールするわけでもなく、淡々と練習場に立ち続ける。
その姿は、剣士の修行そのものなのです。
「修行を選ぶ魂」だけが手にする静けさ
表に立つことを目的にしてしまう魂と、修行の継続を目的にしている魂とでは、立ち姿に出る静けさが違います。
山本選手のマウンド上の表情の静けさは、まさに「修行を選び続けてきた魂」が長年磨いてきた静けさそのものなのです。
今日からできる、自分のなかの「修行する剣士の魂」を呼び覚ます三つのアクション
1. 「自分が一番、淡々と続けてきたこと」をひとつだけ書き出す
毎日のお弁当作り、子どもへの読み聞かせ、仕事のメール返信、犬の散歩、誰にも見えない自己研鑽。
そのなかで一番、誰にも褒められずに続けてきたものを書き出してみてください。
そこには、過去世から続いてきたあなたの修行のかたちが、確かに息づいています。
2. 一日に十分だけ、「派手じゃない基本」を一つやってみる
背筋を伸ばす、深呼吸をする、机をひと拭きする、字を一行だけ丁寧に書く。
地味すぎて誰にも気づかれない基本動作を、十分だけ意識して整えてみてください。
剣士が毎朝の素振りで人生を支えていたのと同じ働きが、あなたの一日の真ん中に静かに灯ります。
3. 「同じ志の仲間」がそばにいる幸運を、心の中で確認する
同僚、家族、ママ友、SNSの仲間、過去の同級生。
同じ方向を向いている仲間の名前を、一人だけ思い出してみてください。
その方の存在もまた、過去世から続いてきた「魂の屯所」の同志である可能性があります。
修行の手は、いまも静かに動いている
山本由伸選手がこれからどんな歩みを見せていくのか、それは私たちにはわかりません。
けれど確かなのは、彼の魂が新選組の屯所から運んできた「淡々と腕を磨く」というテーマが、いま世界の頂点で再び花を咲かせ、多くの若い魂たちに「派手さよりも継続が大切なのだ」というメッセージを届けてくれているということです。
そしてその修行の灯は、特別なアスリートだけのものではないのです。
あなたが今日、誰にも気づかれない場所で続けてきた小さな積み重ねを、ほんの少しだけ自分で誇らしく思えたとき、長い長い魂の系譜のなかで磨かれてきた剣士の手が、確かにあなたの肩にもそっと添えられました。
あなたの今日の小さな素振りが、いつかどこかで誰かを救う一球へと、静かに育っていきますように。
※その他の有名人の方の前世については、「有名人の前世まとめ」に記事のリンクを集めていますので、よろしければあわせてご覧ください。
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