
2023年10月8日、シンガーソングライターの谷村新司さんがこの世を去られました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
谷村さんが遺された名曲「昴」は、私には宇宙的な祈りの歌のように響いてきました。
歌が伝えているのは、故郷を遠く離れて地球を歩む魂のすがたです。
この記事では、昴の歌詞をスピリチュアルに読み解くという視点から、谷村新司さんという表現者の歩み、「昴」に込められた本当のテーマ、プレアデスと日本の白鳥伝説とのつながり、そして聴く人の魂を映し返す名曲の力までを、ひと続きの物語としてお話しします。
谷村新司さんという表現者の歩み
谷村新司さんは、はじめフォークグループ「アリス」のリーダーとして注目を集めました。
堀内孝雄さん、矢沢透さんとの三人組で、「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」など、数多くのヒット曲を世に送り出しています。
その後はソロでも活動の幅を広げ、「昴」を発表し、加山雄三さんとの連名で「サライ」を歌われました。
海外でも広く愛されたスターであり、霊的にも繊細な感性を備えた、不思議な雰囲気をまとった方でした。
その音楽人生のなかでも、「昴」は特別な位置にある一曲だと私は感じています。
「昴」はプレアデスからのメッセージだった
「昴」という歌には、故郷との別れを告げる場面があります。
別れを告げているということは、この歌は「昴から去ってきた者」の目線で歌われているのです。
ここに、この曲の核心が隠れていると私は考えています。
昴はプレアデス星団の日本名
昴という言葉は、プレアデス星団の日本での呼び名です。
つまり「昴」という歌は、プレアデス星から地球にやってきた魂たちが、故郷との別れを胸に抱えながら歌う、星をめぐる転生の歌だったのです。
そう受け取ると、歌の情景がまるで違って見えてきます。
谷村さんご自身も意味が分からないまま書いていた
谷村さんがこの歌詞を書かれたとき、自動書記のような状態だったと語っておられます。
ご自身でも意味が分からないまま、別れの言葉を書き綴ったそうです。
なぜこの言葉が出てくるのか、本人も不思議に思いながら書き上げたといいます。
これはチャネリングの典型的なパターンです。
上の方からの言葉が、手を通して降りてくる感覚です。
谷村さんもプレアデスとの縁を自覚されていた
私は以前から、この曲はプレアデスからのチャネリングを受けて生まれたものだと感じていました。
後年、谷村さんご自身もそのことを自覚されていたようです。
関連する書籍も出版されており、宇宙からのメッセージを受け取っていることを認めておられました。
「昴」の本当のテーマ|物質欲から精神性へ
谷村さんは後年、「昴」のテーマをご自身で読み解かれています。
昴は財の星を意味していて、その昴に別れを告げるとは、物質や金銭への欲から離れ、目に見えないものを尊重するという呼びかけだった。
谷村さんはそう語っておられました。
地上の豊かさを追い求める時代から、精神の豊かさを取り戻す時代へ。
そんな大きなテーマが、この名曲のなかに織り込まれていたのです。
白鳥処女説話とプレアデス転生の悲しみ
世界各地に「白鳥処女説話」と呼ばれる神話があります。
天界から羽衣を脱いで地上に降り立った美しい女性が、人間と結ばれ、やがて天界へ帰っていく物語です。
日本の天女伝説や羽衣伝説、各地のスワン・メイデン伝承などが、この系統に属しています。
プレアデス転生の悲しみが神話になった
これらの説話は、プレアデス星人の魂が地球に人間として生まれ変わってきた経緯を、象徴的に伝えていると私は考えています。
プレアデスは愛と美の星です。
そこから地球に生まれてくることは、天から地に落とされたような感覚を魂に残します。
厳しい修行の場に来たという思いが消えず、いつになれば故郷の星に帰れるのかと願う魂もいます。
そうした人々の感覚が、白鳥処女説話というかたちで世界各地に語り継がれてきたのではないでしょうか。
失われたプレアデス文明の星
ひとくちにプレアデス星と呼んでいますが、霊視で見ると、プレアデス星団の方面には複数の文明星があります。
それらをまとめてプレアデス星人と呼んでいます。
古代に滅びた一つの文明
その文明圏の星の一つが、古代に滅びるという悲しい歴史をたどったようです。
ギリシャ神話のシリウス、オリオン、プレアデスをめぐる物語には、その失われた星の記憶が象徴的に語られている部分があります。
巨人オリオンが乙女たちを追いかける神話、そしてオリオンの犬とされるシリウスとの関係性。
これらは単なる空想ではなく、宇宙の悲しい歴史を神話のかたちで地球に運んできた魂たちの記憶なのです。
別れの言葉に込められた、もう一つの意味
宇宙の悲しみは、別の惑星にも語り継がれていきました。
「昴」の別れの言葉には、谷村さん個人の感覚を超えたものがこもっていたのかもしれません。
滅びた星に別れを告げざるを得なかった、プレアデス星人たちの集合的な思いです。
故郷を失った魂の、深い祈りと哀しみと希望。
それが、たった一つの歌のなかに凝縮されていたのです。
「昴」の歌詞をスピリチュアルに読み解く
ここからは、「昴」の歌詞をスピリチュアルな視点で、いくつかの場面に分けて読み解いていきます。
歌詞そのものは引用しませんが、歌が伝えるテーマを私の言葉でお話しします。
地球に降りた魂の最初の戸惑い
歌の冒頭は、地球に降りたばかりの魂の戸惑いを描いています。
目を閉じれば故郷の記憶が呼び覚まされ、目を開ければ荒れた大地が広がるばかり。
多くのスターシードが、地球で人生の入口に立ったときに感じてきた、深い違和感の正体です。
胸の奥に吹き続ける冷たい風
歌のなかでは、息をしているだけで胸の奥に冷たい風が吹き続ける感覚が描かれます。
地球の重い波動を吸い込むたびに、故郷との落差が魂を疼かせる。
この場面も、宇宙から来た魂たちの集合的な体験を見事にとらえています。
砕け散る星々の記憶
砕け散る星々という情景は、まさに失われたプレアデス文明の星の記憶を思い起こさせます。
愛と美に満ちた故郷の星が滅び、散り散りになった魂たちが、地球を含む各地へと逃れていった。
その壮大な悲劇が、ひとつの場面に凝縮されているのです。
内側から照らされる光
歌の終盤には、失われた星の光に、わが身を照らしてほしいと願う声が響いています。
外から照らされるのではなく、内側から光ること。
それこそが、故郷を失った魂が地球で果たすべき役割なのだと、私は受け取っています。
谷村新司さんを歌舞伎座で見かけた日
個人的な体験を一つ書かせてください。
私が以前、東京で勤めていたころ、歌舞伎座の舞台のあたりで谷村さんを見かけたことがあります。
遠目に拝見しただけですが、独特の優しさをまとった佇まいが心に残りました。
その時はまだご本人の霊的背景を知りませんでした。
いま振り返ると、プレアデスからの魂を抱える方ならではの、透明感のある雰囲気だったのだと感じます。
「サライ」に込められた帰郷の祈り
「昴」と並ぶ谷村さんの代表曲「サライ」もまた、帰郷をテーマにした名曲です。
歌の主人公は、遠い夢を捨てきれずに故郷を離れ、穏やかなあの日々へ帰りたいと願います。
表面的には、日本の田舎の故郷を歌う詩に聞こえます。
けれど霊的に読み解くと、宇宙の故郷を遠く離れて地球で生きる魂の祈りそのものです。
「24時間テレビ」のテーマソングとして親しまれたこの曲が、多くの日本人の心を震わせ続けてきたのは、その奥に宇宙的な郷愁が流れていたからかもしれません。
そして「サライ」が長年にわたって日本の福祉活動を支えてきたことも、谷村さんの霊的な役割の一部だったと私は感じます。
歌を通じて寄付を集め、困っている人々の暮らしを支える。
愛と分かち合いを大切にするプレアデス系の魂ならではの、地球での見事な働きでした。
なぜ「昴」は世代を超えて愛され続けるのか
「昴」が世に出てから、すでに40年以上が過ぎました。
それでも、この歌は色あせません。
当時を知らない若い世代が聴いても、なぜか胸の奥がふるえます。
ここに、昴の歌詞が持つスピリチュアルな核心があると私は考えています。
流行歌の多くは、その時代の空気を映します。
数年もすれば古びて、懐かしさだけが残ります。
ところが「昴」は違います。
この歌が描いているのは、特定の時代でも、特定の誰かでもありません。
地上に降りてきた魂が、見えない故郷を想いながら歩いていく、その普遍的なすがたそのものです。
人は誰でも、心のどこかで遠い場所を恋しがっています。
それがどこなのか、言葉にはできません。
けれど確かに、帰りたい場所があります。
その名づけようのない郷愁に、「昴」はまっすぐ触れてきます。
だからこそ、時代が変わっても、聴く人の年齢が変わっても、この歌は届き続けるのです。
魂が共鳴する歌は、寿命を持ちません。
聴くたびに意味が変わっていく歌
「昴」をめぐって、もうひとつ不思議なことがあります。
同じ人が聴いても、人生の時期によって響き方がまるで違うのです。
若い頃に聴いた「昴」は、どこか孤独で、苦しげに聞こえたかもしれません。
進む道が荒野に見えて、心細さばかりが胸に残った人もいるでしょう。
ところが、いくつもの季節を越えてから聴き直すと、同じメロディが祈りのように聞こえてきます。
荒野を歩いてきた自分を、歌がそっと労ってくれる。
これは、歌が変わったのではありません。
聴く人の魂が、それだけ成長したということです。
スピリチュアルな名曲には、こうした鏡のような性質があります。
聴き手のいまの状態を、そのまま映し返してくるのです。
「昴」を聴いて、いま自分がどう感じるか。
それを観察してみると、いまの自分の魂の位置が見えてきます。
あなたにも届く「昴」のメッセージ
もしあなたが「昴」を聴いて、なぜか胸が震えたり、涙が出たりするなら、あなた自身もプレアデスからの魂を抱えている可能性があります。
別れの言葉に共鳴するのは、ご自身もまた、いつかこの地球での役目を終えて故郷へ帰る日が来ることを、魂の奥で知っているからです。
谷村さん以外にも、プレアデス系の魂を抱える歌手や芸術家は数多くいます。
彼らに共通するのは、繊細で美しい感性、優雅な佇まい、そして目に見えないものを音や言葉で形にしていく才能です。
あなたが特定のアーティストの歌に強く惹かれ、涙が止まらなくなる経験があるなら、そのアーティストとあなたの魂は、同じ星のルーツを分かち合っているのかもしれません。
「昴」を自分の人生に重ねる小さな習慣
ここからは、「昴」を聴くことを、ただの音楽鑑賞で終わらせない方法をお伝えします。
今日からできる、ささやかな一歩です。
まず、夜にひとりの時間を5分だけ作ってください。
照明を少し落とし、「昴」を最初から最後まで通して聴きます。
そのとき、歌詞を追いかけるのではなく、自分の胸の動きを感じてみてください。
どの瞬間に、心が反応したか。
涙が出そうになったのは、どのあたりだったか。
その反応こそが、いまのあなたの魂が抱えているテーマを教えてくれます。
寂しさが揺れたなら、つながりを求める時期に来ているのかもしれません。
力が湧いたなら、前へ進む準備が整ったということです。
聴き終えたあと、感じたことを一行だけ書き留めておきましょう。
これを季節の変わり目ごとに繰り返すと、自分の魂の歩みが記録として残っていきます。
谷村さんが遺してくださったこの歌は、聴くだけの作品ではありません。
自分の人生に寄り添わせ、対話する相手にできる、めずらしい贈り物なのです。
あなたの故郷の星に、今夜呼びかけてみる
最後に、夜空を見上げて、プレアデス星団を探してみてください。
晩秋から冬にかけては、東の夜空に小さな星の集まりとしてはっきり見えます。
そのかすかな光を見上げながら、心のなかで「私はここにいます」と呼びかけてみてください。
遠くから、確かな応えが届いてくるはずです。
谷村さんは地球での役目を終え、いま故郷の星へと帰られているはずです。
あるいは別の星で、また新しい使命に取り組まれているのかもしれません。
「昴」を歌い続けてきた魂が、本当の昴の懐へと戻られた瞬間は、宇宙的にも美しい光景だったでしょう。
谷村さんが遺してくださったメロディを口ずさみながら、その時間を過ごしてみてください。
あなたが運んできた星の光もまた、この歌と同じように、必ず誰かの胸に届いています。
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