米電気自動車メーカー・テスラの創始者であるイーロン・マスク氏が、「総力戦ではウクライナはロシアに勝てない」とツイートして話題となっています
さらに同氏は、今回の紛争を終わらせるための、和平案を出しています
1,ウクライナ四州で行われたロシア編入の住民投票を、国連監視下でやり直す事
2,クリミア半島をロシア領と認める
3,クリミア半島への水の供給を保証する
4,ウクライナは中立を保つ
これらの案を受け入れて、双方が話し合いによって解決することは望ましいです
ただ、いまはウクライナ側は反転攻勢を見せていますので、こうした妥協案は受け入れないでしょう
ですが、ロシアはまだ、部分動員を行って、今回の紛争を戦っています
それが総動員体制になれば、ウクライナは勝てないと言っているのです
それでもなお、戦いに固執すれば、双方に多くの被害者を出すだけになります
いずれはこの案に近い形で決着する可能性が高いですから、それを受け入れないと、結局は時間が長引くほど、悲惨な被害者を増やすだけになります
すでに四州のロシア編入を決めましたので、これからロシアは、これらの地域を領土防衛戦として本気で戦いにいくでしょう
総動員をかけて戦いに挑むはずです
そうなると、すでに総動員で戦っているウクライナには、勝ち目が無くなります
もしそれでも、ウクライナ側が耐え忍ぶことが出来たとしても、ロシアにはまだ幾つもの選択肢があります
先日も述べましたように、ロシア側には、大出力ドロップ燃料気化爆弾=FOABを使う選択肢もありますし、都市への爆撃などもあります
その先には、化学兵器や核兵器の選択肢も持っているのです
ウクライナがここの所、反転攻勢しているという事で、日本のメディアもロシアが負けるのではないかという感じで流していますが、それは甘い見通しにすぎません
今後、ロシアが全力を傾けていった場合に、ウクライナは悲惨な状況になりますし、あの時和平案に乗っていればよかったとなります
和平に向かず、徹底抗戦を続けるなら、時間とともに被害が拡大していくだけになるでしょう
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