世間では「親ガチャ」という言葉が流行り、賛否で激しく議論が交わされています
ご存知ない方のために「親ガチャ」という言葉の意味について説明いたします
硬貨を入れて回転させると、中に何が入っている分からないカプセルが出てくる、通称「ガチャガチャ」と呼ばれる遊具があります(正式名称はカプセルトイ)
運によって何を引くか分からない所を、子どもがどんな親や環境のもとに生まれるか「運で左右されてしまう」という意味で「親ガチャ」という言葉が使われています
子どもにとって、親は選べないもので、偶然によって決められてしまい、悪いくじを引いてしまったように感じている人が、共感して使っている事が多いようです
確かに過酷な環境に生まれ合わせる子どももいて、どうして運の悪い所に出てきてしまったのかと思う事もあるでしょう
ですが、スピリチュアな観点からすれば、子どもは親を選んでくる事がほとんどだと考えられるのです
子どもの中には3歳ごろに胎内記憶といって、お腹の中にいた時の記憶を話す子もいます
そうした子どもの中には、さらに生まれる前の事まで話したりするのです
その子たちの話はだいたい共通していて、空の上から両親になる人を見ていて、自分で選んでくるか、あるいは神様のような人に勧められて親の元に生まれてきたと言います
神様のような存在に進められるにしても、自分で納得して今の親の元に生まれてくるわけです
つまり、子どもたちは、自分の親を選んで、あるいは納得して、地上に生まれてきた存在です
どの子も両親に会うために生まれてきました
「ガチャ」のようなランダムで選ばれたものではないのです
たとえ今世で反発する両親のもとに生まれようとも、そこには何か意味が込められています
憎らしい親の元に生まれてきたとしても、何かの学びのために生まれてきている場合もあります
たとえば、前世で憎しみ合った敵同士であり、今世では親子で生まれて、互いに理解しあう事を課題として生まれてきても、やはり魂の傾向性として、同じように憎しみ合ってしまう事もあります
または、自分自身の中に親と同じような性質を抱えていて、それを反面教師として見せるために生まれてくる事もあるのです
親のことを許せないと思っている人が、大人のなると、その親と似てくる場合もあります
親に虐待されて育った子が、自分が親になると、自分の子に虐待をしてしまうという悲劇もあるのです
こうしたケースには、自分の傾向を改めるために、あえてそうした親の元に生まれてきているケースもあるでしょう
その他、昔から言われているような、カルマの解消を目的としている場合もあります
前世で自分が立場が上であった時に、虐めてしまった人を、今度はカルマの解消のために、親として選んで生まれ、厳しく育てられたり、貧しい環境に生まれる事もあるでしょう
または、家系のカルマ解消のため、あえて過酷な家庭に生まれ合わせる事もあるようです
魂の親しいものが、苛酷な家庭に生まれている時には、それを少しでもやわらげたいと思って、あえて苛酷な環境に生まれてくる魂もいます
たとえば過去世で何度も家族として生まれてきたような親しい魂が、暴力的な夫のもとで辛い思いをしているのを見て、あえてその環境に子どもとして生まれてくる事もあるのです
少しでも親の辛さを和らげるためにも、そうした過酷な家庭を選んで生まれてくる事があります
十字架を背負うために生まれてくる魂もいるという事です
そのように理由は様々にありますが、偶然に生れ落ちるのではなくて、何らかの意味があって今の親の元に生まれてきます
スピリチュアルな人生観からすれば、「親ガチャ」という考えは間違っていると言えるでしょう
また「親ガチャ」という言葉について妻と話していたのですが、そうした言葉を使う子は、大人に教えてもらえなかったので、大人の責任もあるという話をしました
確かにそうした面はあって、上記のような霊的真理を誰も教えてくれず、分からないままで親や学校の先生をしている人が大半です
なかには唯物論を教えている人もいるでしょうが、そうすると子どもが偶然に生まれてきたと思ってしまうのも仕方がない所もあります
私たち大人が正しく真理を理解し、子どもたちに伝えていく役割を担わないといけないでしょう

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