死を通して人はこの世である物質世界と離れることになります
この世の人間にとって死は悲しい別れであっても、霊的世界の真実からすれば、魂の故郷への帰還であり、第二の誕生です
死とはこの世で背負った苦労の報酬であり、魂の自由を得て物質の呪縛から解放される時です
ですから本来の意味からすれば、死とは決して悲しむべきものではなく、第二の誕生を祝う喜びの日でもあります
物質世界に生まれたことに伴う、病の苦しみや、老いる苦しみ、物に満たされない苦しみ、生きるために背負うべき労苦など、すべての労苦からの解放を祝う日です
しかし、地上に生きる人としては、この世から離れる事への不安と恐怖があるでしょう
それはまだ見ぬ世界への不安でもありますが、実際には忘れていた世界でもあります
そして残された人間にとっては、愛する者と死別した時には、永遠の別れのように感じます
もう二度と会えないように感じ、悲しみに暮れるでしょう
ですがそれも幻であり、真実の姿からすれば、愛する者が一足先に魂の故郷に帰ったに過ぎません
順番は変わったとしても、また本来の世界で再会することに変わりないのです
それは故郷に帰る時に、夫婦の片方が先に帰り、もう片方は仕事の都合で翌日に帰るようなものです
永遠の時からすれば、地上での数十年など、一瞬の出来事です
愛はけっして死によって消滅する事はありませんし、愛する者同士を引き離す力はありません
愛は真実の世界で最も偉大な力の源であり、愛は死を超えて存在し続けます
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