運を良くしたい。ツキを呼び込みたい。そう願ったとき、多くの人がまず手に取るのは、開運グッズや、評判のパワースポットや、吉方位や吉日といった情報ではないでしょうか。
書店にもネットにも、そうした「運を上げる方法」があふれています。けれど私は、ここで少しだけ立ち止まっていただきたいのです。
なぜなら、運というものは外側から買い足すものではなく、あなたの内側からにじみ出てくるものだからです。今日はその本当の仕組みを、できるだけ正直にお話しします。
なぜ開運グッズやパワースポットに頼ってはいけないのか
近頃のスピリチュアルブームを眺めていると、その中身のほとんどが開運やパワースポットに関する話で占められているように感じます。
グッズを身につける。方位を選ぶ。日時や場所を吉とされるものに合わせる。こうして運を操作しようとする流行のやり方は、愛や慈悲、あるいは精神性の向上をほとんど考えに入れていません。求めているのは、影響力と効果。それだけです。
ここに、見えない世界の事情が関わってきます。人々に働きかける霊的な存在には、大きく二つの傾向があります。愛や精神性を何より重んじる存在と、霊力や影響力といった「パワー」を重んじる存在です。
今流行している開運法やパワースポットブームは、残念ながら後者の影響下にあることが多いのです。即効性をうたい、目に見える効果を約束するものほど、その傾向が強いと言ってよいでしょう。
そして、ここが大切な点です。そうしたものに頼る人は、知らないうちにその霊的存在と繋がってしまいます。本人にまったく自覚がないまま、霊的にはその存在の眷族として連なる人になっていくのです。
もちろん、どの道を選ぶかは一人ひとりの自由です。けれど私個人としては、その方向はあまりお勧めできません。一時の効果と引き換えに、自分の魂が誰に連なっていくのか。そこまで考えると、安易には手を出せないはずです。
本当に運を良くする一つ目の習慣 感謝
では、真っ当なスピリチュアルの観点から見て、ツキを呼び、運を良くする方法とは何でしょうか。
一つ目は、感謝です。あまりに当たり前に聞こえて、拍子抜けされたかもしれません。けれど、この当たり前の中にこそ、すべての鍵が隠れています。
日々起こる出来事に、ありがたさを感じる。今日も食卓を囲める家族、声をかけてくれる周りの人、そして目には見えないけれどあなたを守る存在や神様へ、感謝の念を抱いて生きる。たったそれだけのことです。
こうして暮らしていると、見えない存在からの加護の光が降りやすくなり、あなたは守られていきます。
ここで一つ、知っておいていただきたいことがあります。本来その光は、すべての人に等しく降り注いでいます。例外はありません。
それなのに恵みを感じられない人がいるのは、光が足りないからではないのです。思いがあまりにかけ離れていると、ちょうど防水素材が水滴を弾くように、せっかくの光を自分から弾いてしまう。それだけのことなのです。
不平や不満ばかりを口にしているとき、私たちの心の表面は、その撥水加工された布のようになっています。光は降りているのに、しみ込んでいかない。
感謝の念を日々抱いていると、心が光と親和性を増していきます。すると弾かれていた恵みが、すっと内側にしみ込むようになる。守っていただけることが、自然と増えていくのです。
本当に運を良くする二つ目の習慣 愛情
もう一つの方法は、周りの人々のお役に立ち、愛情を注ぎ、感謝されるような人になることです。
感謝を「受け取る」習慣が一つ目なら、こちらは感謝を「生み出す」習慣だと言えます。あなたが誰かに注いだ愛の波動は、消えてなくなったりしません。
それはやがて、相手の中で感謝の念へと姿を変え、めぐりめぐってあなたのもとへ帰ってきます。人々から還ってくるその感謝の念こそが、あなた自身をそっと持ち上げ、幸運へと導いてくれるのです。
思い出してみてください。誰かに心から「ありがとう」と言われたとき、その言葉はただの音ではありませんでした。胸の奥が温かくなり、その日一日の足取りが軽くなる。あの感覚です。
あの温かさは比喩ではなく、実際にあなたへ届いた波動の手応えなのです。人を支え、愛を手渡すたびに、あなたは目に見えない貯金を積み重ねている。
感謝と愛情。この二つの思いと行いを日々抱いていると、あなた自身が良くなり、あなたの周りも良くなっていきます。
自分の運だけが上がるのではありません。あなたを中心にした場そのものが、明るいものへと変わっていく。これこそが、誰かを蹴落として得る運ではなく、分かち合いながら全体が上がっていく、本物の開運の姿なのです。
今日からできること
難しい準備は何もいりません。特別なグッズも、遠くの聖地への旅も必要ないのです。
まず今夜、眠りにつく前に、今日あった出来事の中から「ありがたかったこと」を三つだけ思い浮かべてみてください。小さくてかまいません。温かい飲み物が一杯飲めたこと。誰かが笑ってくれたこと。それで十分です。
そして明日は、身近な誰か一人に、ささやかな親切を手渡してみる。席を譲る。先に「ありがとう」を言う。その程度のことで構わないのです。
受け取った恵みに感謝し、自分からも愛を手渡す。この往復を毎日くり返すだけで、あなたの心の布は少しずつ光をしみ込ませるものへと変わっていきます。
運は、外から買ってくるものではありません。あなたの感謝と愛情が育てていく、生きた花のようなものです。
だから、開運グッズやパワースポットにすがる必要は、もうありません。あなたの内側には、はじめから光を受け取る力が備わっているのですから。今日その一輪に、そっと水をやってみてください。
感謝と愛から運を育てる実践は、開運・運気の実践完全ガイドにも章ごとにまとめています。
↓一日一回のクリックが、このブログの灯を守ってくれます応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります
このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。
関連記事


新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』