この世は死が支配する苦の世界と説いた仏陀

2021年1月15日金曜日

悩み 仏教


この世に生まれた者は必ず死を迎える運命にあります

そしてこの世の営みはすべて苦である(一切皆苦)と説かれたのが、仏教の開祖である仏陀です

仏陀とは個人名ではなく、悟りたる者という意味です

現在も世界中で新型コロナが流行し、ある国では死者が多く出すぎて、火葬が間に合わないところも出ています

こうした現状をみると、この世は死の支配する世界であると感じられるでしょう

誰も永遠に生きられるものは無く、いつかはこの世を去らなくてはならないのです

といっても、死ねば消滅するのではなく、魂は生き続けることとなります

あの世の上層部こそ光の世界であり、清浄で正しい世界なのでしょう

この世は死があり、不浄があり、闇の多い世界です

政治などを見ても、不浄で汚物まみれの世界のように見えます

こうした穢れが溜まった泥水で遊んでいる世界が、この世の姿だとも言えます

なので仏陀は、この世への執着を手放せと言います

この世界に執着して、手放さないからこそ苦しみが生じるのだと説かれます

現代人からすれば何とネガティブなとらえ方だと思うでしょう

現代では様々な楽しみが増えていますので、この世は楽しい世界であると思う人が多いはずです

しかし、快楽を追うのも、海水を飲んで渇きをいやそうとするようなもので、ますます欲は高まるばかりになります

この世の事に執着しすぎると、苦しみも増していきます

「どうしてもあの人と結婚したい」とか「豪華な家が欲しい」とか「高級車が欲しい」、「あの名門大学に入りたい」、「一流企業に入りたい」など、あまりこだわっていると、それが苦しみのもとになっていくのです

どうしてもあの人と付き合いたいと思っても、相手が拒否すればどうしようもない事もあります

無理に付き合おうとするとストーカのようになって、不幸を生んでいくでしょう

また今は入試時期でもあり試験結果が気になる人もいますし、米国での選挙の結果などもありますが、望んだとおりの結果が出ないとしても、それに執着しすぎた場合には苦しみのもととなっていきます

この世は濁世であり、苦の世界ですので、あまりこの世に執着しすぎるのはよくないのです

仏陀の説かれているように、執着しすぎて苦を生じさせてもいけません

この世の物事はすべて諸行無常であり、指の隙間を通り過ぎる川の流れのように、止める事も出来ません

人の手で川の流れをせき止める事は出来ず、時と共に水は流れていくものです

時と共に裏が表になり、表が裏になる事もあります

光に当たる時もあれば、陰となって雌伏の時が続くこともあります

そのように変転する世界ですので、ずっと光にあたり続けようとしても苦しみを生むだけの事があります

この世の事には執着しすぎない事も大切だという事です

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