2019年6月6日木曜日

願いが叶う事=幸せではない理由

人は色んな願いをもって生きています

「お金持ちになりたい」とか、「好きな人と一緒になりたい」とか、「会社で出世したい」、「希望の大学に行きたい」、「有名人になりたい」等々



色んな願いを持ち、それが叶わないことが不幸であるように感じてしまいます

お釈迦様も四苦八苦で「求不得苦(ぐふとくく)」といって、求めても得られない苦しみがこの世にはあると説きました

たしかに求めても得られないことは苦しみとなることも多いですが、実は得られることで苦しみを生じさせることがこの世のは多くあります

地上の人間からすれば、「この願いが叶えば自分は幸せなのだ」と考えますけど、実際に叶う事で訪れる出来事に苦しむ事も多いのです

たとえば先日はテレビを拝見していますと、ある有名人の娘さんでアナウンサーをされていた方が出ていました

彼女はアナウンサーになりたくて必死に努力して、その願いは叶ったのですが、その後に色んな中傷などもあり、深く落ち込んだといいます

周りは全国から生え抜きの才色兼備の方がアナウンサーをされていますので、そうした中でご自身の容姿のコンプレックスもあったのでしょう

アナウンサーになるという願いは叶いましたが、非常に精神的に厳しい状況に追い詰められるまでいきました

そのように、叶ったことで産む苦しみというものは多いものです

他にも例えば東京大学なども、日本で最難関とされ、大学の受験生ではなんとか入りたいと願う人も多いはずです

そうした人からすれば、東大に入った方は、とても幸せな人のように思われますが、入学された方の中には自殺される方もいらっしゃいます

東大を出られて、官庁などの一般的にうらやましい所に入った方でも、やはり自ら命を落とす人は出てきます

入られた方は、ご自身のおられた高校や地域では優秀な方であったのでしょうが、大学に入るとそうした人だらけになります

全国から優秀な人が集まると、そのなかでは優秀だと思っていた自分が、普通のレベルになったりします

また卒業して就職すると、下っ端から始まり、学ばなければならないことも多いですし、競争で敗れる事もあります

そのように、ひとつの願いが叶っても、それは次の苦しみを生み、また次の願いに移行するだけで、延々と願い続けることになります

人の欲というのは際限がなく、また、ひとつの願いが叶うと、また次はこれ、次はあれと、次々に出てくるものです

そのような無限の連鎖を断ち切るには、ひとつには現状に満足し、感謝することを心がけるのがよいでしょう

もちろん先に進んでいく努力はよいですが、精神的に追い詰めてしまい、自分の願いで苦しみの網にかかってしまっている時には、その網を外していかなくてはなりません

願いが叶わなかったと落ち込んでいる人も多いですが、叶う事で生じる次の苦しみに、本人が耐えられないため、叶わなかったという場合もあります

あえて本人のために、地上の人間の願いとは違う方向に、人生を歩ませることがあるのです

そうした天の計らいもあることを知っていた方がよいでしょう

関連記事



1 件のコメント:

  1. 人のエゴによる願いには際限がありません。
    だから、1つ手に入るとさらに欲しくなり、手に入ったら入ったで思わぬ事態が起こったりもして、エゴに基づいて生きていると落ち着く暇もありません。

    エゴではなく思いやりに基づいて生きていると、自分のことだけでなくみんなのことを考えて物事を決めたり選んだりできますので、あとあと苦しんだり思わぬ事態に悩んだりすることは少ないかと思います(そのような方は人任せでなく自分の責任に基づいて動かれますので、どのような事態が起きても落ち着いて受け止めて動いていけるからです)。

    思いやりを軸にしながら自分で決めて、自分で動く。
    人任せにせず、エゴだけで動かない。

    本当に、シンプルなことなのですが、なんでこんなにできないのか…日々、自分を戒めながら生きていきたいと思います:;(∩´﹏`∩);:

    返信削除

コメントは運営スタッフの承認後に表示されます