「悪事を働く人でも、この世では成功して見えることがあります。その場合、守護霊が指導しているのですか」。そんな質問をいただきました。鋭い問いなので、丁寧に考えてみます。
この世に生きる人には、みな守護霊と呼ばれる存在がついています。あなたを見守る、魂の兄弟とも呼ばれる存在です。
守護霊と通じなくなるとき
そうした存在がいても、地上の人を導けなくなる時があります。本人の思いがネガティブな方向へ進み、黒いガスに覆われるように負の念で囲まれると、守護霊と通じ合えなくなるのです。
守護霊と通じない時は、たいてい良くないことが起こり、不遇の時を過ごします。逆に、思いを改めて曇りを払えば、また導きが届くようになる。これが本来の流れです。
悪事を働く人が、成功して見える理由
ところが質問のように、悪事を働きながら、世間的には成功して見える人もいます。詐欺集団を率い、悪事で部下を増やし、組織を大きくしていく人もいる。守護霊の加護はないはずなのに、なぜ栄えるのか。
それは、守護霊の代わりに、ネガティブな存在が指導するようになるからです。光の存在に対抗し、世を悪くしようとする霊がいます。悪魔や悪霊と呼ばれる者たちです。彼らは自分たちの手駒となる人間を、一時的に成功させ、利用しようとします。
憑かれるのは、本人の波長ゆえ
とても思えないような凶悪な事件を起こす人や、わが子を虐げる親の背後にも、そうしたネガティブな存在が働いていることがあります。ただし、憑いているものが悪くて本人は悪くない、という単純な話ではありません。そうした存在に憑かれるのは、それだけ彼らと同通する思いを、本人が発していたからです。波長が合わなければ、そもそも憑けないのです。
悪霊に導かれた者は、やがて破滅する
そして、一時は成功して見えても、悪霊に憑かれた人は、たいてい破滅の道を進みます。あの世で報いを受けるより前に、生きているうちに崩れていくことが多いのです。だから、悪い人が栄えているように見えても、うらやむ必要はまったくありません。その繁栄は、砂上の楼閣です。
私たちにできるのは、自分の心を光の側に置き続けることです。妬みや恨みで心を曇らせない。誰かの幸せを祈れる自分でいる。そうすれば、守護霊の導きはいつでも届き、ネガティブな存在のつけ入る隙は生まれません。光でいることが、最強の守りなのです。
悪霊に憑かれる仕組みと、そこから身を守る生き方は生霊・悪霊・憑依から身を守る完全ガイドにまとめています。


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